福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

知恵

2019-02-14 06:48:20 | 日記
住み慣れた地域で暮らす・・や、最期まで自宅で・・と、時代の変化と共に、人々の願いとして、様々な物語が生まれてきた。
それは、高齢になっても描くことのできる明るい、望ましい未来の姿として。
でも、現実は、その言葉に、フレイルという状況をクロスするようにして進む。
自分のなんとかなる・・なんとかする・・の予想を超える身体の衰えや状況に向き合う時期と重なる。
頼りにしていた子ども世代のほうの衰えや、消失など、様々な外力によっても。
どうしても、サポートの手が必要。
サポートをどこに求めるか・・
本当に、よ~~く周囲を見回しておかないといけない・・としみじみ。

よき隣人として、自分を処す暮らしぶりが必須。
一人でも、二人でも、あのかたが困っておられるなら、手助けしますよ・・という関係性づくり。
専門職、隣人を問わず。
都会は、どこか自分中心の考えや暮らしぶりに、固まっていく。
なんだか、そのほうが、住み心地がいいような・・空気感で。
でも、それで、本当にいけるのか・・と。

結局は、地域での人間関係を大事にしないといけないことが、自然に浮き上がってくる。
協力するところは、協力し。
一緒に行動するところは、一緒にし。
控えるところは、控え。
出るべきところは、出る。
ず~~っと、昔から、父や、母が、自然体でやっていた近隣とのつきあいの知恵。
長い年月の中で、培われていた知恵や行動が、やっぱり、ニュータウンでも輝くはず。
高齢する地域社会を心配しているだけじゃあいけない。
一人ひとりの自覚。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 翻訳 | トップ | 一つひとつ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事