福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ワーカー

2023-03-09 06:09:05 | 日記
街を支えるワーカーの姿が気になり始めてどのくらいになるかなあ。
福祉亭を始める前、高齢者の姿が風景と同じだったと似ていて、街を支えるワーカーの姿が風景から立体像になり、今は、なんだかみなさんの体の痛みまでビシビシと響いてくるようになった。
この不思議。
地域でずっと過ごし、さしたる何かもなく20年という時間がもたらした自分の中の変化。
仕事をされている姿に共感。
コロナ禍で、エッセンシャルワーカーという言葉がありことを知った。
街が安全で、安心で、清潔、或いは、便利、快適・・という姿を保持するために、どれだけ多くのみなさんが、仕事というもので様々な動きをされている。
気がつくと、ただアタマが下がる。
ごみ収集車の若いワーカーの姿。重い可燃ごみ袋を軽々と持ち上げ、急ぎ足で立ち去る。
クリーンメイトさんは、ごみ一つ、雑草一つも、立ち止まって拾い上げている。
スーパーでは、黙々と棚に向かって品出し。
街の当たり前をつくり出すための、当たり前と言われる働き。動き。
でも、それを当たり前として、街の風景として見ていただけのかつての自分。
なんと、未熟。

地域の外壁工事の足場が、日々組まれていき、工事の変化が手にとるように見て分かる。
高層棟の上と下で、さらに必要なパイプの数を大声で伝えあっている。
若い声。
足場の下では、腰が幾分曲がっておられるワーカーもなにやら仕事をされている。
どんな人生を背負い、どんな家族がおられるのか・・・と、それぞれの姿を見る。
学校跡地の解体工事も終わり、フェンスがオレンジ色のネットに変えられていた。
シャベルカーも、クレーン車も、もう姿を消して。
変わらないと思っていた街の風景が、息を吹き返したように、変わり始めている。
変えているのは、一人ひとりのワーカー。
未来という時間をつくり出している。
福祉亭も、未来という時間をつくり出していると素敵。
みんなで行こう。







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