福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

2日目

2023-03-15 06:23:05 | 日記
2日目は、さらに各地の取り組み事例、そして、呼応する財団スタッフの取り組み事例。
ただ、2日間に亘る取り組み事例を東京という大きな地図の上にどう描いていくか・・は、それぞれ今も、今後も、ご活躍の頭脳にかかる。
多摩エリアとして長年参加し、大きな示唆を得ながらも、しかし・・どうする??ばかりで過ごし、結局、為す術のない非力さ。
来年度から、やっと相棒となる優れた助っ人さんたちを得た。
それぞれの多忙さは、変わることはなく、でも、議論が深化できることは、救い。
NTという街の特性を活かしつつ、全国の自治体が追い求める生活支援体制整備、しかも、住民主体・・のさらなる構築。
そして、地域共生社会への道筋。
テーマは、手に余る。
総合事業が機能している自治体3割、機能していない自治体7割が、今の現状という。
そのどちらに属するかは、それぞれの立ち位置で見解は分かれるのでは、とは思う。
周囲に尋ねてみたことはないけれど、わが自治体は機能している自治体にかろうじて入れてくださるだろうとは、思う。
でも、本当に機能しているか・・は、目を凝らしていかないと。
めざすまちづくり、人づくり、そして、住まうみなさんにとっての生きがいづくりにまで、行き着いているかどうか。
曖昧な慰めで、終えていては。
或いは不遜な思いでもいけない。

帰路、嬉しいことがあった。
帰宅する大勢の仕事帰りのみなさんがキーステーションで列をつくり、駅に入ってきた電車に次々に整然と乗り込む。
列の最後尾辺りにいたワタシは、当然、乗れるだけラッキー状態。
たまたま優先席付近のドアで乗り込んだ。
優先席がぽっかり一つ空けられていた。
席の前に立つ外国籍と思われる少年が、優先席に座ることなく、目でワタシに座るよう促してくれる。
うれしくて、もちろん、座らせて頂いた。
白髪が目立っていたかなあ。
会釈をすると、少年も会釈してくれた。
席の左右は、中年の体格の良いビジネスマン。
席を譲るなんてことは、とっくに忘れてしまっている風情で。
でも、今は、これで当たり前。
席を譲られて、二日間のフォーラムの充実感をゆっくり反芻できた。








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