客人

数日前から、客人がある・・と。
そうですか～～
大事な客人であることは、その口ぶりに感じとる。

午後、遠来の客人が到着。
隣の街区の新しい団地を見学されながら・・と。
その客人の重みは、声をかけられる周囲の様子からも一目瞭然。
記念写真におさまられたり、わざわざ、ご挨拶に駆けつけられたり。

学生時代の恩師として、職場の上司として・・。
へ～～、ご長命っていいですねえ。
ご本人も、90歳を目前・・と。
恩師としてご挨拶されるかたも、もう60代。
上司とされるかたたちは、80代目前。
すごい！！

人生の辿りかたは、様々。
尊敬をもって遇される行路を辿られるのは、数少ない幸運。
お子さまたちが、この街区の中学校ご卒業と、にこやかに語られ、福祉亭の定食を召し上がってくださる。

ニュータウンそのものの評価は、様々かもしれない。
福祉亭の評価に至っては、砂山の一粒。
一粒としてある日々、過ぎゆく時間がどれほどのものか。
一期一会の重みに接して、また、自分に問い返す。