藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

テーマ設定を、工夫してみよう。

2007年01月16日 | テニス
「集中力が足りないんだよね・・・やっぱり修行とかしなきゃダメかなぁ?滝にでも打たれに行こうかな?」と言っている人がいます。
「そりゃすごいですねー!がんばって下さい」と言うと、「コーチもやってみれば?」と言われました。
「ダウンとか着てたってフツーに寒いのに、そんなの絶対イヤですよ!ツライのとか寒いの嫌いだし、それにカゼとかひいちゃうと大変なんで・・・僕はあったかいお布団で寝ている派なんでスイマセン」と、丁重にお断りしました。

僕は、あまり「集中しよう」とか「集中力を鍛えよう」と思ったことはありません。
別に「もともと集中力がある」というわけではありません。
むしろ、ムチャムチャ集中力がないです。
すぐに気が散ったり、面倒臭くなってしまいます。
でも、不思議と「集中力あるよね」と言われたりします。
これは、「集中しよう」と思っていないからです。
結果として、集中しちゃってたという感じです。

面白がっていると、自然と集中してしまうものです。
マンガを読むときに「よし!集中して読むぞ!」とは、あまり思わないものです。
「うわっ!どーなんだこれ?」とか面白がっているうちに自然と引き込まれていって、気がついたら集中して読んでいます。
これと同じです。

面白がるためのコツは、テーマ設定です。
「ちょっとだけ、体のターンのタイミングを早くしてみよう」など、少し頑張ればできることを意識することです。
目の前のことで「これだったらできるだろ」という、ちょっとだけ上のテーマを意識すると面白くなってきます。
すると、知らないうちに自然と集中してきます。

テーマ設定を、工夫してみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

「ウソつき」から、はじめてみよう。

2007年01月15日 | テニス
うまくなるためには、ウソつきからはじめてみることです。

先日、このような会話がありました。
「こんな球、私には打てないですよ・・・」
「大丈夫ですよ!できるようになりますよ」
「そうかなぁ?」
「打てないと思っていたら、打てるようになりませんよ・・・できるようになりたいって思いませんか?」
「そりゃ、できるようになれたらうれしいですよ・・・でもなぁ・・・打てる気しないもんなぁ」
「う~ん・・・だったら、打てる気なんかしなくたっていいですよ。口だけでいいから『できる』って言ってりゃ、そのうちイメージ湧いてくるようになりますから」
「そんなぁ~・・・できる気しないのに、そんなこと言えませんよ」
「へぇ~、マジメなんですね・・・まぁ、ウソでいいんで『こういう感じでバシッと打てるよ』って、ハッタリかましてみてくださいよ!だまされたと思ってさ」
「え~、私、正直者なんだけどなぁ・・・『できる』って言えばいいの?」
「そうそう!その感じ!あと10回言ってみてください」
「こうやって打てる、こうやって打てる・・・・おっ!?なんか打てる気がしてきた」
「でしょ!そうやって練習してれば、できるようになってきますよ」
「ふ~ん・・・なんかコーチってさ、詐欺師とかにもなれそうですよね」
と言われちゃいましたが、ちょっと嬉しそうだったのでよかったです。

僕は「ウソつきだよね」と言われます。
しかし、不思議なことに「あっ?あれってウソじゃなかったんだね」とも言われます。
こうなると「当たり前じゃないですか!失礼だよね、僕はウソとか大嫌いですから」とエラソーになります。
もちろん、本当はウソです。
ただ、ウソのままにしなかっただけです。
ウソを本当にしていくことが大事です。

たとえば「ショートクロスに入れるのなんかヨユーだよ!できるに決まってるじゃない」とウソついたとします。
すると「なんだ!できないじゃない!ウソつきだよね」となります。
それでも「あれ~?調子悪いみたい」「ガットが緩いのかな?」「ちょっとネット高くない?」とかごまかしながら、どんどんやります。
「本当はできるんだよ~」って言いながらバンバンやっているうちに、本当にできるようになってきます。
1ヶ月くらいして、そんなこと忘れてきちゃったかなくらいになると、バシッといい球がキマったりします。
すると「そういえば、前にウソつきって言っちゃったことあるよね・・・あれって間違いだったよ、ゴメンネ」と言われちゃったりします。
このことで「あら?そういえばできなかったよな・・・いつから打てるようになったんだろ?」と自分でも気づいちゃったりするものです。

ウソつきから、はじめてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

コンプレックスを、活用しよう。

2007年01月14日 | テニス
どんどん上達していくためには、コンプレックスをうまく活用していくことです。

「私、今まで運動なんてしたことなかったから・・・どんくさくてスイマセン」と言っている人がいます。
「そんなことないですよ」と言っても、「本当に運動オンチなんです・・・申し訳ないですが、いろいろ迷惑かけちゃうと思います」と、謝っています。
どうやら、「今まで運動してこなかった」ということが、コンプレックスになってしまっているようです。
でも、こんなことで引け目を感じないほうがいいです。

僕は、劣等感の塊のような奴です。
学校の成績が悪くて「バカだなぁ」と言われてきたので、「アホコンプレックス」もあるし、鉄棒の逆上がりや跳び箱も飛べなかったので「運動オンチコンプレックス」もあります。
数えればキリがないくらい、たくさんの劣等感を持っています。
しかし、以前に比べると、だいぶこのような劣等感も減ってきました。

テニスで最高に面白いのは、自分の持っている劣等感を克服していくことです。
過去の自分にリベンジして、乗り越えていくことは、とてもうれしいことです。

コンプレックスを言いわけにしないで、良い方向のエネルギーに変えてしまうことが大事です。
「今まで運動してこなかったから・・・だからダメなんだ」と思ったところで、つまんなくなっちゃうだけです。
ちょっと考え方を変えて、「今まで運動してこなかったんだから・・・マジになってちゃんとやれば、どんどん変わるんじゃない?」と思えば、楽しくなってきます。
「よ~し!今までやってこなかった分も、おもいっきりやっちゃうよ!過去の運動オンチにリベンジだ!変わっちゃうぞ」と考えることができると、エネルギッシュに取り組めるようになります。
そして、他人と比較するんじゃなくて、「あのときの自分と比べると、だいぶ変わってきたな~」と気づくことができると、だんだんと自信もついてきます。

コンプレックスを、うまく活用しましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

どこを見るかに、注意しよう。

2007年01月13日 | テニス
うまくなるためには、どこを見ていくかで変わってきます。

「まわりに、目標となる人がいればいいんですけどね・・・」と言っている人がいます。
この人の話を聞いていると「○○さんのファーストサーブはいいんだけど、セカンドがいまいちなんだよね」とか「××さんは、ローボレーはうまいんだけど、上がねぇ」と、その人の悪い部分を見て「本当に尊敬できる人って、なかなかいないよね」と言っていました。

完璧な人なんていません。
良い部分もあれば、悪い部分もあるものです。
僕なんか、問題点だらけです。

僕の場合は、ラッキーなことに「目標とする人」も「尊敬する人」も、身のまわりにたくさんいます。
しかし、全部スゴイ人というわけではありません。
「目標とする人」「尊敬する人」は、おじいちゃんにも、子供にも、初級クラスの人にもいます。

試合で勝つには、その人のウィークポイントを探すことです。
しかし、人から学ぼうとするときは、その人の良い部分を見ていくことです。
悪い部分を注目したって、しょうがないです。
「あの人のサーブって遅いよね」とバカにするよりも、「あんなに遠いボールでも、一生懸命に追っかけていくなんてスゴイな!私も見習って、すぐに諦めないようにしなくちゃね!」と思ったほうが、ずっといいです。

どんな人でも、いい部分はあるものです。
そこに注目していくことで、いろんなことが吸収できます。
「あの人の、こういう部分が尊敬できるよね!」と、ダメな部分よりも素晴らしいところを見ていくことです。

目標とする人を、増やしていきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

ハッタリで、成り上がろう。

2007年01月12日 | テニス
テニスで成り上がるには、ハッタリを活用することです。

「うまくなるためには、何が大切か?」という内容を、熱く語り合っている人達がいました。
「気合いが大事」とか「誠実に取り組むことだよ」などと言っています。
「何が大切だと思う?」と聞かれたので、「やっぱ、ハッタリじゃない?」と言うと、「マジメに答えてください!」と叱られました。
しかし、マジメにそう思っています。

先日、いつものようにブラ~とコンビニに行くと、昔好きだったマンガ『カメレオン』が売っていました。
なつかしくなって、思わず買ってしまいました。
読んでいて、「テニスの上達法と同じだな」と思いました。
『カメレオン』は、いじめられ、パシリにさせられていた主人公が、ケンカが弱いにもかかわらず、ハッタリだけでヤンキーの頂点に成り上がっていく話です。
ピンチになると、堂々とハッタリをかまして、ラッキーをつかんでいきます。

僕も、今までハッタリでなんとかしてきました。
「ハッタリがバレないようになんとかしなきゃ」と必死こいてやると、本当になんとかなってしまうものです。

たとえば、「次の相手、かなり強いぞ!ヤバイんじゃない?」と言われたとき、「オレを誰だと思ってんだ?ヨユーにきまってんだろ!」と、ハッタリかましちゃったとします。
カッコつけてこれを言ってしまったら、もう後には引けません。
ボロを出すわけにはいかないので、強い自分を演じます。
こうやって、「強い理想のイメージ」に合わせて自分を演じているうちに、だんだんその気になってきます。
これをやっているうちに、後から実力がついてくるものです。

「あの人になんか勝てるわけないよ~、だって実力が違いすぎるよぉ」と諦めてしまっては、ラッキーはつかめません。
ハッタリで背伸びして、自分のイメージを引き上げましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

シカトして、マイペースをキープしよう。

2007年01月11日 | テニス
マイペースをキープするには、相手をシカトすることです。

「すごいイヤな奴と当たっちゃってさー・・・ひどい目にあったよ」と言っている人がいます。
「どんな人?」と聞くと、「やたら感じが悪いんだよね・・・フツーにアウトしてんのにさ、いちいち『どのくらいアウトですか?・・・入ってたんじゃないの?』みたいな感じで言ってきたりするんだよ」と言っていました。
相手にムカついて、ペースを乱して負けてしまったらしいです。
かなり悔しがっていました。

いろいろな人がいます。
中には「イヤな奴」だっているものです。
僕もたくさん当たってきました。
「イヤな奴」と当たったとき、アンラッキーではなくて、ラッキーと思えるようになると強くなります。
マイペースをキープしやすくなるからです。
「マイペースをキープするための、いいトレーニング相手が見つかった・・・ラッキー!」くらいに思っていたほうが、気にならなくなるものです。

いい人ほど、相手に合わせてしまう傾向があります。
相手に合わせることは大切です。
しかし、合わせてはいけない部分もあります。
相手が「いや~な感じ」をかもし出しているなら、こちらもそれに影響されて「いや~な感じ」にならないことです。
それをやると、リズムがおかしくなっちゃいます。

僕は、みんなから好かれたいタイプではありますが、ただ「イヤな奴」とは仲良くしたくありません。
影響されて「いや~な感じ」になりたくないからです。
イヤな奴と対戦するときは、シカトするのが効果的です。
「どのくらいアウトですか?」と言われても、「とんでもなくアウトですよ!残念でしたね~」とニコニコしながら言ってればいいのです。
相手にペースを乱されないための訓練だと思っていれば、「こりゃいいトレーニングになるな!」と気にならなくなります。

相手よりも、自分のペースに合わせていきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

うまくいかないときは、スピードアップしてみよう。

2007年01月10日 | テニス
レベルアップしていくには、「うまくなる予感」を間違えないことです。

「ぜんぜんうまくなる予感がしないんですけど・・・どんなときに『うまくなるかも』って思う?」と聞かれました。
「ぜんぜんうまくいかないときのほうが、逆に『うまくなるかも』って気がしますよ」と答えると、「意味わかんないんですけど」と言われました。

いくらやってもうまくいかない場合、やり方が間違っているという可能性もあります。
しかし、その前にやっておいたほうがいいことがあります。
それは、「トコトンやってみる」ことです。
それでもダメだったら、はじめてやり方を変えてみることです。

「これはもったいないなぁ」と思うのは、トコトンやっていないうちに、やり方を変えてしまうことです。
ちょっとやってうまくいかないからって、すぐ違うやり方と繰り返していると、結局損をします。

僕はヘンなことろが負けず嫌いで、意地っ張りなところがあります。
この性格のおかげで、だいぶ損をしてきました。
しかし、意外と得だったこともあります。
なかなかうまくいかないことがあると、ムキになってやります。
それでも、なかなか思いどおりにいきません。
しかし、うまくいかなければいかないほど、さらにムキになって「オレがこうだと思ったら、こうに決まってんだろが!うりゃ~!」と、もっとガンガンやります。
こうやってスピードを上げると、あるときフッとできるようになっちゃうものです。

なかなか「うまくなる予感」がしないときは、それをガンガンやってみることです。
たいていの人は、うまくいかないと「おっかしいな~」と疑ってスピードダウンしたり、立ち止まったりしてしまいます。
逆に、うまくいかないときほど、「こうだ」と思ったことをバンバンスピードアップしてやってみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

先回りして、喜んじゃおう。

2007年01月09日 | テニス
強くなるためには、先回りして喜んじゃうことです。

「試合になると、頭の中真っ白になっちゃうんですよ・・・どうしたらいいのか、わけわかんなくなるんです」と言っている人がいます。
「コーチはどうしてそんな余裕そうなんですか?コツ教えて」と聞かれました。
「それはですねぇ・・・正義は必ず勝つもんだからですよ」と答えると、「なんだ?それ?」みたいな顔をされました。

僕も、試合中に頭が真っ白になってしまうタイプでした。
そこで「こりゃマズイ」と思って、解決策を編み出しました。
それは、イメトレです。
イメージトレーニングというとなんだか難しそうな気がしますが、僕の場合はいたって単純なものです。
例えるなら、タイムボカンシリーズのようなノリです。
タイムボカンシリーズは水戸黄門みたいに、だいたい同じような展開です。
正義の味方が悪者と戦ってピンチになりますが、最後は必ず逆転します。
悪者が正義の味方を追い詰めて「ブタもおだてりゃ木に登る~ブーッ」「ドレミファソラシド、ドシテモヤラレル~」などとやって油断しているときに、正義の味方はこちらが犬型ロボットなら、秘密兵器を出すための骨を投げます。
それをパクッと食べた味方ロボットは「効いた~!愛の目覚めぇ~!」と口から小型ロボットが出てきて、逆転勝ちをします。
そして最後は「ヤッター、ヤッター、ヤッターマ~ン」的なノリで終わります。
こんな感じのイメージです。

このように、先回りして「ヤッター!勝てた」と喜んじゃうと、パニックにならないですみます。
「なんだかんだピンチになっても、結局最後は勝てちゃうから大丈夫」と思っていると、安心感が得られます。
こう信じちゃうと余裕が生まれるので「そろそろ逆転の秘密兵器でも出しちゃおうかな~」と、冷静に今やることが見えてきます。
むしろ、ちょっと楽しくなってきちゃいます。

都合のいいイメージで、先回りして喜んじゃいましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

わからないなりに、考えてみよう。

2007年01月08日 | テニス
上達するコツは、「わかろうとすること」です。

「う~、わかんねえ」と言っている人がいます。
「ホントに考えたの?」と聞くと、「考えたってわかんないよ」と言っていました。

いくら考えても、わかんないもんはわかんないです。
しかし、最初から「わかんない」と思っていては、「わかろう」ということはしません。
そうすると、わかるはずだったものも、わからないままになってしまいます。

「明日晴れるかな?」と、いくら考えたってわかりません。
そこで、「わかんないからいいや」という人は何もしません。
でも、「どーなのかな?」と思う人は、天気予報を見たり、人に「明日は天気どうか知ってる?」と聞いたりします。
すると、「そういえば、森田さんが明日は午後から天気が崩れるって言ってたよ・・・でも、最近はずれること多いからどうだろね?」などと教えてくれたりします。

僕は、基本的にわかんないことは考えません。
しかし、「今はよくわかんないけど、もしかしたらわかるようになるかも」ということは考えます。
もちろん、すぐにわかることは少ないです。
しかし「どうすればいいのかな?」と、ずっとわからないなりにも考えていると、あるときポッとアイデアが浮かんできます。

「サーブってわかんねえな~」と思っているなら、わからないなりにトコトン考えてみることです。
すると、あるときパッと「あれ?トスが悪いのかも?」とひらめいたりします。
ここから、何かが変わってきます。
「ボールの上げ方を、こうしたらどうかな?」「もうちょっとトスを高くしてみようかな?」と、アイデアも具体的なものへとなってきます。
これが正解かは、いろいろやってみないとわかりません。
しかし、自分で考え、行動したことは、何かしら役に立つものです。
自分で発見して行動すると、すごく楽しくなってきます。

わからないなりにも、トコトン考えてみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

「意外とできるんじゃない?」と思ってみよう。

2007年01月07日 | テニス
マスターしたいことにたいしては、「ムリかもしれない」と思わないことです。

「マジで困ってるんですけど・・・俺にはこういう打ち方はできないかも」と言っている人がいます。
「ホントに、マジで困ってんの?」と聞くと、「ホントだって!」と言っていました。
「ふ~ん・・・だったら大丈夫だよ」と答えると、「なんで?」と質問されました。
「なぜなら、オレがコーチだから」と言うと、「う~ん・・・リアクションしにくいんですけど」と言われちゃいました。

「マジで困っていること」は、たいてい困らなくても平気なことです。
「絶対ムリ」ということは、困らないからです。
「困ったなぁ・・・フェデラーに負けちゃうかも」というのは、本気じゃありません。
世界ランク上位にならないと、こういう悩みは出てこないからです。

「マジで困っていること」は、解決できそうなことです。
だから、困っているヒマがあったら、実際にできることからやっていけばいいのです。
そうしていくうちに、解決できます。
心配しないでも平気です。
しかし、「できないかも」と思っていては、やっぱりできません。
だから、「できるかも」と思っちゃうことです。

「困ったなぁ・・・セカンドサーブで回転かけられないよぉ」と思っているのなら、できそうなことを探してやっていくことです。
いきなりイメージ通りにできなくたって、「グリップを変えてみよう」「ボールを当てる位置に気をつけてみよう」「トスの場所を変えてみよう」など、なんとかできそうなことから見つけていきます。
そうやって、1つずつ解決に近づくことをやっていけば、だんだんムリでなくなってきます。

「意外とできるかも」と思ってみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

「自分大好き」に、シフトしていこう。

2007年01月06日 | テニス
強くなるには、「自分大好き」に変えていくことです。

「自分大嫌い」と言っている人がいます。
「なんで?」と聞いてみると、「だってぇ~、ショボすぎるんだもん」だそうです。
「ふ~ん・・・そうなんだぁ」とリアクションすると、「・・・えっ?終わり?・・・なんか、アドバイス的なことあってもいいんじゃないの?」と言うので、「う~ん・・・自分が嫌いっていうのも個人の自由だからねぇ・・・でも、それだと勝てないかな」と答えました。

僕は「自分大好き人間」です。
実は、以前は「自分大嫌い」でした。
でも、それだと勝てないとわかったのでやめました。
もちろん、今でもたまには「自分大嫌い」になることはあります。
これは「大好きな人ほど、すごくムカつくときがある」のと同じで、こういうときはなるべく早く自分と仲直りするようにしています。

自分にとって、最大の敵は「自分自身」です。
しかし、自分にとって最大の味方も「自分自身」です。
自分を「敵」にするか「味方」にするかで、結果は変わってくるものです。
相手と試合をしているときに、自分も敵になってしまったら、勝てるわけがありません。
自分を頼れる味方にしていくことです。

「自分が大嫌い」という人に「自分を好きになれ」と言っても、これはなかなか難しいです。
勉強の嫌いな子に「勉強好きになれ」と言ったところで、「そんなこと言われたって、嫌いなもんは嫌いだし」と思っちゃいます。
まずは、「嫌いなままでいて満足かな?」と考えてみることです。
そして、「やっぱり、自分のこと好きになりたいな」と思うのであるなら、「今よりちょっとでも好きになるには、どうしたらいいかな?」ということを考えてみて、やってみることです。
これを繰り返していくうちに、「あれ?前に比べると、ちょっとは嫌いじゃなくなってきたかも?」→「ちょっとだけ好きになってきたかも」→「自分大好きかも」と変わってくるものです。

「自分大好き」に、ちょっとずつシフトしていきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

心配するより「今できること」に集中しよう。

2007年01月05日 | テニス
上達するためのポイントは、あまり心配しないことです。

やたらと心配ばかりしている人がいます。
気持ちはわかります。
でも、心配したってしかたないです。
時間のムダになるし、マイナスに働く場合のほうが多いです。

僕の友達が「最近、いろいろ心配事が多くてさー、あれもこれも心配してたらオッサンになってきちゃったよ~」と言っていました。
どうやらこの話題に乗ってきてほしい感じだったので、いちおう「何心配してんの?」と聞いてみました。
すると、「待ってました」という感じで、いろいろ語り始めました。
「このまま今の仕事を続けていていいのか心配」「今後の日本経済が心配」「地球の温暖化問題が心配」「子供の学力低下と少子化が心配」などと、猛烈に語っています。
途中でダルくなってきたので、「そろそろ話題を変えよう」と思いました。
そこで「子供の学力低下を心配する前に、お前がもっと勉強したほうがいいんじゃない?子供は大人のマネするって言うじゃん?」「少子化ストップのために、将来は野球チーム作れるくらいの大家族にすればいいんじゃない?」「経済が心配なら、お金貯めてないで全部使っちゃえば?消費がちょっとは拡大して市場が潤うお手伝いができんじゃない?」「今の仕事がイヤなら、辞めちゃって転職したら?」という感じで、バババッとまとめちゃいました。
すると、「つーか、やっぱお前は何もわかってねーよ!」と叱られちゃいました。

いくら心配したところで、テンションが下がるだけです。
同じような心配を堂々巡りしていても、解決になりません。
これは生産的でないです。

テニスでも、こうなっちゃっている人がいます。
「このボレーが入るかどうか心配」とか「勝てるかどうか心配」をしていても、しょうがないです。
ムダな労力を使うよりも、プラスになる部分に集中しましょう。
心配するよりも、「どうやったら、このボレーが入るか」「勝つにはどうしたらいいか」に意識を向けていったほうが、ずっとプラスになります。

心配するより、今できることに集中しましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

「どうしたいのかな?」と想像してみよう。

2007年01月04日 | テニス
予測する力を鍛えるには、気配りをしていくことです。

「予測って言われてもねぇ・・・そんなの全然わかんないよ」と言っている人がいます。
予測するのはカンタンです。
自分のことばかり考えなきゃいいだけです。

「自分はこうしたい」とか「自分はこう打ちたい」と、自分のことばかり考えていては相手が見えなくなります。
少し外部に注意を向けてあげるだけで、いろんなものが見えてきます。

予測するセンスがある人は、居酒屋なんかで飲んでいてもわかります。
サラダなどが来たときに「はい、どーぞ!」と、みんなに自然に取り分けてくれる人。
人のグラスの減り具合を見ながら「またビールでいい?はい、メニュー」とやれる人。
食べ終わったお皿は、店員さんが下げやすいようにまとめている人。
店員さんが下げてくれるときに「これ重いけど大丈夫?ムリしないほうがいいよ」などと、ひとこと言える人はかなりセンスがあります。

意識をちょっと広げてみることです。
「もし自分がこの人だったら、どう思うだろう?」と想像してみます。
そうしていくうちに、なんとなくわかってきます。
こう言うと、「でも・・・ずっと気を使ってたら疲れちゃうよ」と思う人もいるようですが、意外とそんなこともありません。
当たり前になってしまえば、気疲れもしません。
むしろ、「そんな気を使わないでいいよ」と言われちゃうほうが、疲れちゃったりします。

「自分があの人だったら、ここはどうしたいだろう?」と考えるようになれば、だんだんと予測もできるようになってきます。
そうすると、今まで気づかなかった面白さもわかってくるものです。
「どうしたいのかな?」と想像してみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

複雑なものほど、カンタンに考えよう。

2007年01月03日 | テニス
上達するためには、あまり難しく考えないことです。

「テニスって難しいよね~」と言っている人がいます。
「そうですか?カンタンですよ」と言うと、「そりゃ、コーチからすれば簡単かもしれないけどね、私にとっては難しいんですよ!」と、ちょっと怒った感じで言っていました。

物事は、シンプルに考えたほうがうまくいきます。
うまくなるには、シンプルに考えることです。
シンプルなものは「カンタン」に感じます。
複雑に考えるから、「難しい」と思ってしまうのです。

「テニスって難しいよね」と言っている人に、その理由を聞いてみました。
すると「だって、いろんなことを同時にやらないといけないから、複雑じゃない」とか「自分から動いて距離を合わせないといけないし、スイングのタイミングも大事だし、相手のことを予測しないといけないし・・・」と、たしかに難しそうなことばかり言っています。
そして、「だから、なかなかうまくできないんだよねぇ」という感じになってしまいます。
不思議なことにこう言っている人は、あまり具体的な解決策のコメントが出てこないようです。

複雑なものを、いかにシンプルに考えるかです。
こうすることによって、行動力が変わってきます。
「難しい」を、「カンタン」に変えていくことです。
「難しいことやれ」と言われても、「そんな~、難しいならムリだよ」となってしまいます。
でも、「カンタン」ならやれるものです。
「カンタンだ」と思っている人は、「だって○○すればいいだけでしょ」と、カンタンである理由を思いつきます。
「だって、こう当てればいいだけでしょ」とか「だって、こうやってバランスとればいいだけでしょ」とカンタンに考えられると、その行動に集中できます。

複雑なものほど、「難しいよ~」と考えないことです。
難しいことほど、カンタンに考えましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

人のイメージに、合わせすぎないようにしよう。

2007年01月02日 | テニス
自分の幅を広げていくには、人の期待に縛られないことです。

「やっぱそうやって期待されちゃうとさ~、なかなか裏切れないよね」と言っている人がいます。
話を聞いているうちに「う~ん・・・?」と思いました。
「別に裏切っちゃってもいいんじゃない?」と言うと、「えっ?それはマズイっしょ?」と言っていました。

人から期待されることは、うれしいものです。
すると「なんとか、その期待にこたえよう」と思います。
しかし、これがマイナスになる場合もあります。

僕は、比較的人からの期待を裏切りやすいタイプです。
そうすると「なんだよ、お前にはガッカリだよ」という目をされます。
しかし、これがチャンスだったりします。
なぜなら、これは「他人から見た自分のイメージと、今の行動にギャップがある」ということだからです。
「今までと違う」ということは、「今までなかったものがある」ということです。
これは、新しい成長につながります。

他人から見た自分のイメージに、自分を合わせようとしすぎないことです。
それをやると、そのイメージから抜け出せなくなります。
自分が、他人のイメージに支配されてしまったら、なんだかつまんないです。
「お前は得意のフォアで、強気でガンガンいけば大丈夫だよ!期待してるよ」というのは、たいてい「フォアのハードヒットでポイントをとっていくタイプ」と思っています。
それを裏切って、ドロップやムーンボールで組み立てたり、今までのイメージと違う攻め方をはじめたら「なにそれ?」と思われるかもしれません。
しかし、こういった試みも大事です。
僕だったら「成長してるな」と思います。
いろいろやってみたほうが、可能性の幅を広げていけるからです。

人の期待に縛られないで、いろんなことに挑戦してみましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》