藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「これもあり」と考えてみよう。

2007年01月30日 | テニス
的確に判断していくには、柔軟性が大切です。

ポーチボレーのコースについて、なにやらモメている人達がいました。
「センター狙いだろ」「アングルだろ」と、お互い一歩も譲らない激論をしていました。
「コーチ!どっちが正しいの?」と聞かれたので、「どっちも正しいですよ」とサラッと答えると、「あのさぁ、そんな曖昧なのやめてよ!」と言われちゃいました。

「これは正しい」「これは間違っている」と、やたらに白黒はっきりさせたがる人がいます。
このように、ハッキリさせていくことも大事です。
でも、こればっかりでもいけないです。
僕はヘンなところにこだわって「ハッキリさせたい」とやることがあります。
しかし、全般的にはかなり曖昧です。
あえて「どっちもありじゃない」というグレーゾーンをつくることによって、柔軟性を大切にしています。
「これは正しいけど、これはダメ」とばかりやっていては、だんだん頭が固くなってきてしまいます。

「正しいことはたくさんある」と思っていたほうが、柔軟に対応できます。
それに、いろいろやってみたほうが楽しいです。
ポーチで安全なのはセンター狙いです。
でも、この「センターセオリー」はみんな知っています。
すると、相手もセンターを予測してカバーに入る可能性が高いです。
もし「センター打ってこい!」と何かをたくらんでいる相手だったら、センターを狙うことで逆にリスクが高くなってしまうこともあります。
アングルを狙われるのは、イヤなものです。
でも、アングルばかり狙っても予測されます。
それに、スペースが狭い分、あまいと不利になりやすいし、サイドアウトなどのリスクもあります。
そのときによって、正解はコロコロ変わります。
「センター」「アングル」だけじゃなくて、「相手のボディ狙い」「ドロップ」「ロブボレー」などがいい場合もたくさんあります。

相手の状況、自分の状況など、それぞれの状況で正しいことは常に変化します。
「これもあり」と、柔軟に考えてみましょう。



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