藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自分の流れを、つかんでいこう。

2007年01月19日 | テニス
強くなるためには、「流れ」をつかんでいくことが大切です。

「流れをつかみきれなかったなぁ」と言っている人がいます。
「相手のファーストの確率が落ちてきて、せっかくこっちに流れがきてたのにな~・・・」と残念がっていました。
僕のその試合を観ていたのですが、たしかに彼の言っていることは正しいです。
しかし、大事な部分を見落としているようです。
「相手のことよく見てて、すごくいいと思うよ!・・・だけど、自分の流れはどうだったの?」と質問すると、「えっ?オレですか?・・・よくわかんないです」と言っていました。

外部的な流れだけでなく、内部の流れにも注意してみることです。
流れは、常に変化しています。
「今、自分はこういう流れにあるな」ということがわかっていると、判断も的確になってきます。

今の自分にあった流れに、乗ることが大事です。
たとえば、相手のファーストが入らなくなってきて、セカンドもあまくなってきたとします。
これは、こちらに流れがきています。
「よし!ここで一発リターンエースをきめて、こっちの流れに変えてやる」と思うかもしれませんが、その前に自分自身の流れをチェックしてみることです。
「だいぶハードヒットも当たってるし、セカンドのリズムも合ってきているし、イメージもバッチシできてる」というのなら、バシッと狙っていってOKです。
しかし、「ちょっとチャンスを意識しすぎて、力んでるっぽいな~」というのであれば、「ここはフイちゃうかもしれないから、一回スライスでサイドに振って、ボレーできめよう」などの作戦に出たほうが賢明です。

そのときによって、自分の心理状態やショットの調子も違ってきます。
「さっきに比べて、バックのクロスがサイドに流れやすくなってきた」「今のゲームをキープしたら、だいぶリラックスできてきた」など、どんどん変化しています。
この自分の流れをつかんでいけば、ゲームのコントロールもしやすくなってきます。

自分自身の、今の流れをつかんでいきましょう。



いつも応援クリックありがとうございます。
おかげさまでテニスのブログランキングも絶好調です。
すごく嬉しいです!ご協力に感謝しています。
人気blogランキング(テニス)はこちらになりますよろしくお願いします


《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》