藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「ウソつき」から、はじめてみよう。

2007年01月15日 | テニス
うまくなるためには、ウソつきからはじめてみることです。

先日、このような会話がありました。
「こんな球、私には打てないですよ・・・」
「大丈夫ですよ!できるようになりますよ」
「そうかなぁ?」
「打てないと思っていたら、打てるようになりませんよ・・・できるようになりたいって思いませんか?」
「そりゃ、できるようになれたらうれしいですよ・・・でもなぁ・・・打てる気しないもんなぁ」
「う~ん・・・だったら、打てる気なんかしなくたっていいですよ。口だけでいいから『できる』って言ってりゃ、そのうちイメージ湧いてくるようになりますから」
「そんなぁ~・・・できる気しないのに、そんなこと言えませんよ」
「へぇ~、マジメなんですね・・・まぁ、ウソでいいんで『こういう感じでバシッと打てるよ』って、ハッタリかましてみてくださいよ!だまされたと思ってさ」
「え~、私、正直者なんだけどなぁ・・・『できる』って言えばいいの?」
「そうそう!その感じ!あと10回言ってみてください」
「こうやって打てる、こうやって打てる・・・・おっ!?なんか打てる気がしてきた」
「でしょ!そうやって練習してれば、できるようになってきますよ」
「ふ~ん・・・なんかコーチってさ、詐欺師とかにもなれそうですよね」
と言われちゃいましたが、ちょっと嬉しそうだったのでよかったです。

僕は「ウソつきだよね」と言われます。
しかし、不思議なことに「あっ?あれってウソじゃなかったんだね」とも言われます。
こうなると「当たり前じゃないですか!失礼だよね、僕はウソとか大嫌いですから」とエラソーになります。
もちろん、本当はウソです。
ただ、ウソのままにしなかっただけです。
ウソを本当にしていくことが大事です。

たとえば「ショートクロスに入れるのなんかヨユーだよ!できるに決まってるじゃない」とウソついたとします。
すると「なんだ!できないじゃない!ウソつきだよね」となります。
それでも「あれ~?調子悪いみたい」「ガットが緩いのかな?」「ちょっとネット高くない?」とかごまかしながら、どんどんやります。
「本当はできるんだよ~」って言いながらバンバンやっているうちに、本当にできるようになってきます。
1ヶ月くらいして、そんなこと忘れてきちゃったかなくらいになると、バシッといい球がキマったりします。
すると「そういえば、前にウソつきって言っちゃったことあるよね・・・あれって間違いだったよ、ゴメンネ」と言われちゃったりします。
このことで「あら?そういえばできなかったよな・・・いつから打てるようになったんだろ?」と自分でも気づいちゃったりするものです。

ウソつきから、はじめてみましょう。



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