藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

開き直って、安定させよう。

2005年07月10日 | テニス
【ゲーセンで学ぶ、テニス上達法 パート2】

クレーンゲームで見事に、でっかいプーさん人形をゲットしました。
「よっしゃ~!!」

しかし、ここで問題発生です。
プーさん人形が入る、入れ物がありません。
あなたなら、どうしますか?
・手で持っている。
・袋を買うか、もらうかして入れる
・他の人にあげる。
・捨ててしまう。

僕は正直に言うと、それほどプーさん人形がほしかったわけではありません。
じゃあ、なぜゲットしたか?
理由は、クレーンゲームに入っているラインナップの中で、一番高価そうな獲物だったからです。
どうせ取るなら、無難に取りやすそうなザコキャラよりも、プレミア感のある困難な獲物を狙った方が面白いからです。
より難しいものにチャレンジして、成功する方がうれしいのです。

ウィンブルドンに出場している選手は、トルフィーを貰いたくて、一生懸命にプレーいているわけではありません。
ウィンブルドンという大舞台で良いプレーをすることが目的です。
あるいは、勝って名誉を手に入れること、賞金を手に入れることが目的です。

僕にとってプーさんは、トルフィーのようなものです。
もちろん、結果を出した証明としてはいいですが、家にあってもちょっと邪魔になります。

だからといって、捨ててしまうのはもったいないです。
他の人にあげてしまうのは、時と場合によってはありです。
しかし、このときは特にあげる人もいません。
わざわざ、このためだけに袋を買ってくるのも、もったいないです。
ビニール袋をもらいにいくのも、ちょっとメンドーなので、そのまま手で抱えて持ってゲーセンを出ることにしました。

当然、街中をでっかいプーさんを抱えて歩いていると、みんなの視線を感じます。
「なんだ、あいつ?プーさん抱えてやがるぞ!」
「キャー!かわいい~!」
など、良くも悪くも、いろいろな反応があります。

この状況で、どういった対応をとるかで、テニスセンスがわかります。

そそくさと、目立たないように歩く人は、テニスセンスがありません。
テニスセンスのある人は、
「どうだ!これがオレのプーさんだぜ!スゲーだろ~!」
といった感じで、堂々としています。

テニスでは、ある意味、開き直る能力が大事です。
周りから何を言われようが、開き直れる人が強いです。

イチローや松井でも、三振します。
しかし、コソコソしないで堂々としています。

何が起ころうと、常に堂々としていることが大事です。
開き直って、メンタルを安定させましょう。


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