藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

目立つことで、チャンスをつかもう。

2005年07月06日 | テニス
≪居酒屋で学ぶ、テニス上達法≫

居酒屋には、テニス上達のヒントがたくさんあります。
僕は、あまりお酒が強くないのですが、友達と遊ぶときはたいてい、飲みに行きます。

居酒屋で、オーダーを頼むときに、すばやく店員さんを捕まえられる人は、テニスが上達します。

前方の席では、大学生が20人くらいで、「コール」をかけながら飲んでいます。
「ピッチャ、ピッチャ~ハイハイハイ!」と手を叩きながら騒いでいます。
右側の席では、会社帰りのサラリーマン4人組が
「ったく、あの部長がよ~!」
とグチッています。
左側の席では、3人組のOLさんの1人が、なぜか泣きじゃくってます。
後方では、10人くらいで、合コンをしているようです。
しかも店員さんの数は少なく、忙しそうに飛び回っています。
席には、店員さんを呼ぶためのベルも、設置されてません。

このような、過酷な状況下で、店員さんを呼ぶのは、かなりの力量が必要です。

さて、あなただったらどうしますか?

一緒に飲んでいた友人が、オーダーしようと
「すいませ~ん!」
と手を上げましたが、気付かれませんでした。
「なんだ、シカトかよ!」
もう一度
「あのー!こっちこっち!!」
と叫んでも、どこかに行ってしまいました。
「おいおい!どーなってんだよ!ここのスタッフ教育できてねーな!客商売ナメてんのかコンニャロー!!」
とご立腹です。

こういった場合は、腹を立てても、しょうがありません。
店員さんも、おそらく悪気はないはずです。

大切なのは、目立つことです。

他の、周りにたくさんいる猛者達?よりも目立ち、差別化を図ることです。
店員さんが射程内に入るチャンスは、わずかです。
そのチャンスに注目されましょう。

僕がよく使う方法は、まず、店員さんの動きを観察し、呼吸を読みます。
人にはリズムがあります。
そのリズムを合わせるのです。
僕自身は、あえてジッと動きを止めています。
そして、店員さんの視界に入ったのを確認したら、ジッと視線を合わせながら手を振ります。
そのとき、周りの人が話している声のトーンと違う感じで、井上陽水さん風に
「すいませ~ん」
と言いながら、ニコッと笑います。

すると、だいたい気付いてくれます。

みんなが微妙に動いているときに、あえて動かないと目立ちます。
そして、止まっているものが、急にパッと動くと、さらに目立ちます。

例えば、カエルを発見するとします。
「おっ!カエルだ!」
と思って、近づいていきます。
カエルはじっとしています。
「あれ?生きてるのかな?」
と思っていると、急にピョンと跳ねます。
すると、
「オォ~!びっくりしたぁー!」
となります。
これと同じです。

僕がよくやるのは、相手がサーブを打つ前は、あえて軽くステップを入れるだけで、なるべくジッとしています。
そして、相手がトスアップ直前で、急にスススーッと動きます。
すると、まだこちらが視界に入っているときなので
「わっ!動いた!」
とビックリします。
すると、動揺するので、チャンスが来ます。

目立つことで、チャンスをつかみましょう。


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