藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自然に体が動くように、練習しよう。

2005年07月12日 | テニス
【ブラインドタッチに学ぶ、テニス上達法】

僕は、パソコンで文字を打つのが、猛烈に遅いです。
まんが喫茶などのパソコンができる場所で、カタカタカタと、猛烈な勢いでキーボードを叩いている音がすると
「おぉ~!いったいどういう人なんだー?」
と思います。

遅い原因は、ブラインドタッチができないからです。
ただいま特訓中です。
「ガンダム」のタイピングソフトを買ってきて、練習しているのですが、設定をイージーにしていても、なかなかクリアーできないのがくやしいです。
今現在、なるべくキーボードを見ないようにして、打っているのですが、すぐに打ち間違えてしまいます。
近い将来、特打王になれるように、がんばりたいと思います。

よく考えてみると、指の感覚だけで文字を打つなんて、すごいことです。
ディスプレイを見ながら、頭の中では文を考え、なおかつ指はその文字を打っているわけです。
キーボードの位置のイメージと手の感覚ができてないと、難しいです。

ブラインドタッチができる人は、テニスセンスがあります。
キーボードの位置のイメージができています。
しかも、手の感覚で理解しています。
テニスの練習は、実際の感覚とイメージとが、一致するようにする作業です。
頭の中のイメージと、体の感覚を一致させていきます。

「このボールの軌道だと、この位置に飛んでくるな。」
とイメージして
「こういうボールを打つには、この感覚でラケットを出していけばいいな。」
という感じをつかむことです。

僕は、ブラインドタッチでバンバン打っている人を
「スゲー!なんじゃこりゃ?」
と思いますが、生徒さんの中には僕がボールを打っている姿を
「なんじゃこりゃ?」
と思っている人も、いるみたいです。

例えば、ボレー対ストロークのラリーをしていて、僕はボレーをしているとします。
そのとき、僕は
「ボールをよく見て、打ってください!」
とアドバイスしています。
しかし、僕はといえば、ボールをまったく見ないで返球しています。
目はずっと、ストロークをしている生徒さんのフォームや、周りの人のこと、踏んだら怪我する場所にボールが落ちてないかなど、あちこち見てます。
頭の中では、
「この人には、ここをアドバイスしよう。」
「後ろでボレーボレーしている人は、ちゃんとつながっているかな?」
「横でやっているラリーで、あの人がアプローチミスったな、打点が遅れてたな。」
「となりのコートでは、スマッシュの練習はじめたけど、危ないボールは飛んで来ないかな?」
などを考えています。

おそらく、文章を頭の中で考えながら、目はディスプレイを見つめて、手はキーボードを叩いている感覚に近いです。

対戦相手の動きを見ながら、戦略を考え、体は自動的に動くように、練習しましょう。


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