藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

センサーを磨こう。

2005年07月16日 | テニス
【本屋で学ぶ、テニス上達法】

僕は本屋さんが大好きです。
いろんな情報に溢れているので、ときめいてしまいます。
本屋さんに行く前に、たいてい立ち寄るところがあります。
それはトイレです。
トイレに行かないで、本屋さんに行くと、なぜかトイレに急に行きたくなります。
自分でも不思議です。
なんでですかね?
皆さんはそんなことないですか?

本屋さんには、だいたい「これを買うぞ!」という目的意識もなく、ぶらっと行きます。
僕は、特にこのジャンルが好きというものがないので、無差別にフラフラと見ます。

「東京ウォーカーで花火大会特集してるのかー!どれどれ?」
「行列のできるらーめんかー!どれどれ?」
「沖縄かー、行きたいなー!どれどれ?」
「紫外線対策かー!どれどれ?」
「テニプリの新刊出てるのかー!どれどれ?」
「話題のベストセラーかー!どれどれ?」
といった感じです。

テニスが強くなるためには、いろいろな方向に、アンテナを張り巡らせておくことです。
ビジネス書にも、試験の参考書にも、テニス上達のヒントは隠れてます。
自分の興味の幅を、どんどん広げていける人が、テニスセンスがあります。

「ホー、今こんなのが流行ってるんだ~!」
「どんなのだろ?」
と好奇心を持って、知らないことに興味を持ちましょう。

テニスが上達するポイントは、知的好奇心です。
好奇心が強いと、どんどん上達します。

好奇心の強い人は、センサーが敏感です。
見慣れないもの、知らないもの、面白そうなものを発見すると
「なんだろ?」
と思います。
この発想が重要です。
「なに?」「なぜ?」「どうして?」
という、知らないものや事柄に対しての好奇心で、新たな発見があるのです。

本屋さんに行くと、知らないことだらけです。
だから、ワクワクして嬉しくなります。

テニスでも同じです。
ワクワクしながら
「スゲー!あの人、今どうやって打ったんだ?」
「うわ~!なんじゃあれ!バックのハイボレーがこんな角度で入ったぞ!ラケットはこんな角度で打ってたよな?」
「どひゃ~!あんだけ動いたのに、もう戻ってきてる!今のフットワークこうやってたよな?」
と、見ていける人が上達します。
いろんなところに、上達のヒントはあるのです。
情報を、自分から拾っていけるセンサーがないと、見逃してしまいます。
常に好奇心を持って、「なんでかな?」「どうしてだろ?」と考えましょう。
大切な情報は、身近にたくさん転がっているのです。
アンテナを張って、面白い情報を、どんどん吸収していきましょう。


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天気予報をしてみよう。

2005年07月15日 | テニス
【天気予報に学ぶ、テニス上達法】

今日は暑いですね!
暑かったり、寒かったり、この時期は気温が変化しやすいので、体調管理は気をつけて下さいね。

天気もコロコロ変わるので、洗濯物を干すタイミングも難しいのではないでしょうか?
雨が降ったり止んだりで、ビミョーな天気が多いですからね。
梅雨の季節は、なかなか天候の予測が難しいです。
僕は、ほぼ毎日、何度もすることがあります。
それは、天気予報のチェックです。
携帯でチェックして、テレビ、ラジオでチェックし、パソコンで降水量や動画で雲の流れをチェックしています。
インドアでレッスンしている頃は、さほど気にならなかったのですが、ここ最近はアウトが多いので、クセになってます。

皆さんは、天気予報をどのくらい信用しているでしょうか?
「君の愛は信じてる、天気予報くらいにね♪」
と言われたら、どう思いますか?
森田さんが、
「明日は南からの低気圧の影響で、全般的に雲が多めですが、日中はなんとか持ちそうですね。」
と言っていたら、どのくらい信じるでしょうか?

僕は、最近ではある程度、自分の感覚で天気を予測することができます。
熟練の漁師さんのような感じです。
感覚で天気を予測できる人は、テニスが上達します。
天気を予測するには、五感をフルに活用します。
「あと、1時間後に降り出すな!」
と予測するためには、雲の厚さ、色、風向き、雲の流れてくるスピードを計算します。
そして触覚です。気温がさっきに比べ、低下してきたら雨の降る前兆です。
匂いでもわかります。雨の降る前には匂いも変わります。
遠くで、ゴロゴロと鳴ってる場合もあります。
五感を鋭敏にして、自分の感覚を信じて予測していくことは、テニスで重要なファクターです。

この感覚を磨くためには、自分で予測を立てて、検証していく経験を積んでいくことです。
「天気予報でこう言ってたから・・」
などと、何かに依存してしまって、自分の感覚で判断することをしていないと、なかなか身につきません。
テニスは、判断していくスポーツです。
判断の基準は、自分自身の感覚です。
相手は
「おそらく、次はクロスに打つこととなるでしょう。」
と教えてくれません。
自分の感覚で
「このボールへの入り方だと、きっとクロスに打ってくるな。」
と予測していきます。

もちろん、天気予報はたいへん参考になります。
天気予報の確率は、過去の同じようなパターンから計算されて出されます。
テニスでも、その人の、このようなケースでは、確率的にこう打ってくるというデータは参考になります。
しかし、100%ではありません。
「いつものパターンだったらこっちに打つけど、今はあえてこっちを狙ってるな!」
などと、最終的に判断するのは、自分自身の感覚です。
感覚を磨いていきましょう。


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這い上がるために、落ちよう。

2005年07月14日 | テニス
【バットマン・ビギンズに学ぶ、テニス上達法 パート2】

試合負けるという、挫折を体験すると、
「悔しい!」
と感じます。
ここから、2パターンに分かれます
・ 悔しさから逃げてしまう人。
・ 悔しさに立ち向かっていく人
あなたはどっちでしょう?

悔しさに立ち向かっていく勇気のある人は、上達していきます。
悔しさから逃げずに、乗り越えていくことで、成長するのです。
挫折は怖いことです。
しかし、怖さを知っている人が強くなっていきます。
怖さを理解した上で、乗り越えるのです。
初心者ほど、怖いもの知らずです。
それは理解していないからです。

F1レーサーはスピードが怖いと言います。
免許取立ての人ほど、スピードの怖さを知らないので、飛ばしすぎて事故ります。
スピードの怖さを十分に理解しているから、一流になるのです。
プロボクサーも、殴られるのは怖いと言っています。
僕の好きなプロテニスプレーヤーは、強くなるための秘訣は?という質問に対し
「臆病であること」
と言っていました。
しかし、彼のプレーは勇気に溢れていました。

彼らは、恐れを乗り越えていくことで、一流になったのです。

「なんで、そんな辛い思いをしてまで、やる必要があるの?楽しくやろうよ!」
という人がいます。
そういう人は、残念ながら、あまり上達しません。
僕のポリシーは「エンジョイテニス」です。
はっきり言って、辛い思いはしたくないです。
しかし、もっと楽しむためには、失敗や挫折をしていくことです。

悲しい経験をしてきた人ほど、やさしくなれます。
困難を乗り越えてきたことで、成長してきたからです。
その人は不幸でしょうか?
きっと
「こんな辛いこともあったけど、そういう経験ができたから、今の自分になれたんだよ。」
と思ってるんじゃないでしょうか?

くやしい・悲しい・怖いなどの、マイナスのイメージな感情と
うれしい・楽しい・幸せなどの、プラスのイメージの感情とは、対極にあると思われがちですが、実は違います。
ベクトルは同じです。
コインの裏表のように、非常に近い場所にあります。

甲子園を目指して、一生懸命に練習してきた野球部の人は、負けると、泣くほどくやしいです。
しかし、勝ったら飛び跳ねるほど、うれしいです。
それだけ思いが強いのです。

逆に、勝っても負けても、どっちでもいいやという人は不幸です。
ホントの楽しさを知らないからです。

たくさん負けた人ほど、上達します。
負けないで、上達した人はいません。
プロの選手は、たくさん負けてきた人達です。
プロは、テニスが好きだからなれるのです。
挫折が辛いだけなら、プロでやっていけません。
突き落とされた経験を、乗り越えたときの、成長する楽しさを知っているのです。

「なぜ落ちるのか?それは、這い上がるためだ!」

負けることで、強くなりましょう。


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マイナスのパワーを、プラスに転換しよう。

2005年07月13日 | テニス
【バットマン・ビギンズに学ぶ、テニス上達法】

バットマン・ビギンズ観てきました。
やっぱり、バットマンはかっこいいですね。
ヒーローものが大好きな僕にとっては、大満足でした。
今でも、ヒーローに憧れてしまいます。

ヒーローもなかなか大変です。
バットマンは、挫折を乗り越えてヒーローになっていきます。

主人公は、大富豪の家に生まれたボンボンです。
天国のような家庭に生まれた子が、あるとき地獄のような経験をしていきます。

親を殺された悲しみ。
親を殺した悪への怒り、憎しみ。
大切な人を守れなかった、自分の弱さに対してのコンプレックス。
幼少の頃のトラウマである、コウモリに対する恐れ。
などを克服しながら、ヒーローに成長していきます。

幼少の頃、遊んでいて、井戸のようなところへ落っこちてしまいます。
中は暗く、大量のコウモリがいて、その恐怖体験がトラウマになってしまいます。
主人公の少年を助けに来た父親は、少年にこう言います。

「なぜ落ちた?それは、這い上がっていくためだ!」

テニスで強くなるには、恐れを克服していくことです。
恐れているものに立ち向かっていき、乗り越えていくことで、ヒーローになれます。

テニスは、挫折を乗り越えていくスポーツです。
僕は、試合で負けて、泣いてる人、情けなくて自分に腹を立てている人、ものすごく悔しがっている人には
「よかったね!」
と言います。
これは、意地悪をしているのではありません。
たくさん負けて、たくさん悩んで、たくさん泣いた人ほど、強くなっていくことを知っているからです。

挫折し、怒りや憎しみの感情を持つことは、悪いことではありません。
ただ、使い方を誤ってしまうと、悪いことになってしまいます。
怒りや憎しみには、ものすごく大きなパワーがあります。
そのパワーを正しい方向に使えることが大切です。
これらの力は、ものすごく威力があります。
うまく利用することで、能力向上の大きな推進力になります。
しかし、一歩間違えると、ものすごく危険な諸刃の剣でもあります。

怒り・憎しみ・悔しさを、レベルアップのバネにしましょう。


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自然に体が動くように、練習しよう。

2005年07月12日 | テニス
【ブラインドタッチに学ぶ、テニス上達法】

僕は、パソコンで文字を打つのが、猛烈に遅いです。
まんが喫茶などのパソコンができる場所で、カタカタカタと、猛烈な勢いでキーボードを叩いている音がすると
「おぉ~!いったいどういう人なんだー?」
と思います。

遅い原因は、ブラインドタッチができないからです。
ただいま特訓中です。
「ガンダム」のタイピングソフトを買ってきて、練習しているのですが、設定をイージーにしていても、なかなかクリアーできないのがくやしいです。
今現在、なるべくキーボードを見ないようにして、打っているのですが、すぐに打ち間違えてしまいます。
近い将来、特打王になれるように、がんばりたいと思います。

よく考えてみると、指の感覚だけで文字を打つなんて、すごいことです。
ディスプレイを見ながら、頭の中では文を考え、なおかつ指はその文字を打っているわけです。
キーボードの位置のイメージと手の感覚ができてないと、難しいです。

ブラインドタッチができる人は、テニスセンスがあります。
キーボードの位置のイメージができています。
しかも、手の感覚で理解しています。
テニスの練習は、実際の感覚とイメージとが、一致するようにする作業です。
頭の中のイメージと、体の感覚を一致させていきます。

「このボールの軌道だと、この位置に飛んでくるな。」
とイメージして
「こういうボールを打つには、この感覚でラケットを出していけばいいな。」
という感じをつかむことです。

僕は、ブラインドタッチでバンバン打っている人を
「スゲー!なんじゃこりゃ?」
と思いますが、生徒さんの中には僕がボールを打っている姿を
「なんじゃこりゃ?」
と思っている人も、いるみたいです。

例えば、ボレー対ストロークのラリーをしていて、僕はボレーをしているとします。
そのとき、僕は
「ボールをよく見て、打ってください!」
とアドバイスしています。
しかし、僕はといえば、ボールをまったく見ないで返球しています。
目はずっと、ストロークをしている生徒さんのフォームや、周りの人のこと、踏んだら怪我する場所にボールが落ちてないかなど、あちこち見てます。
頭の中では、
「この人には、ここをアドバイスしよう。」
「後ろでボレーボレーしている人は、ちゃんとつながっているかな?」
「横でやっているラリーで、あの人がアプローチミスったな、打点が遅れてたな。」
「となりのコートでは、スマッシュの練習はじめたけど、危ないボールは飛んで来ないかな?」
などを考えています。

おそらく、文章を頭の中で考えながら、目はディスプレイを見つめて、手はキーボードを叩いている感覚に近いです。

対戦相手の動きを見ながら、戦略を考え、体は自動的に動くように、練習しましょう。


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優しく、強くなろう。

2005年07月11日 | テニス
【『いま。会いにゆきます』に学ぶ、テニス上達法】

久しぶりに、風邪をひいてしまいました。
風邪の菌が腰にきてしまったようで、ベッドから立ち上がるのも困難な状態でした。
体の弱い部分にくるみたいです。
テニスプレーヤーや、ゴルフプレーヤー、野球選手などは、腰を回転させて打つので、負担が大きいみたいです。
体のケアは注意してくださいね。
僕は、毎年この時期に風邪をひきやすいです。
そのため、注意していたのですが、ダメでした。
梅雨の時期は、気温の変化が激しいです。
暑いので、窓を開けっぱなしで寝たりすると、夜中に雨が降ったりして、急に気温が下がります。
そのため、体調を崩しやすいです。
あと、梅雨の楽しみとして、ウィンブルドンがあるので、どうしても睡眠時間が不足してしまいます。
睡眠不足で、しかも天候が不安定だと、気持ち的にもジメジメした気分になりやすいです。
精神は、肉体に影響するので、精神的に元気でないと、風邪をひきやすくなります。

『いま、会いにゆきます』をDVDで観ました。
映画館でも観たので、今回で2回目です。
話の内容は、すでに知っているのに、また泣きました。
何度観ても、いいものは良いですよね。
『いま、会いにゆきます』は、雨の季節(梅雨の時期)の間だけ、死んでしまったはずの澪(竹内結子)が戻ってくる話です。
だから、夫の巧と、息子の佑司は、梅雨が長く続くことを願います。
憂鬱な気持ちになりやすい梅雨ですが、なんだか好きになりました。

僕は、主演の竹内結子さんの大ファンです。
ずっと前から
「もし、結婚できるんだったら、竹内結子みたいな人がいいなー!」
と言い続けていて、
「はぁ?ムリムリ!お前じゃ全然カスリもしないって!まぁ、言ってるだけならタダだしねー!」
と、言われ続けていました。

そんなわけで、ワイドショーで竹内結子さんの結婚の話題を聞いたときは、かなりヘコみました。
「こっ!こんにゃろー!おのれ中村獅童め~!!」
と思いましたが、『いま、会いにゆきます』を観てしまうと
「・・・・しょうがないな、悔しいけど、中村獅童だったらしょうがないよね・・・幸せになれるといいね!うんうん!」
と思ってしまいました。

梅雨の季節が終わり、別れの時間が来てしまいます。
澪は、息子の佑司に
「佑司、素敵な大人になってね。」
と言います。
佑司は、アーカイブ星に帰ってしまう澪に、幸せの四葉のクローバーを渡したくて、一生懸命に探します。
遅れて、夫の巧がやって来ます。
一生懸命に走り、なんとか間に合います。
「ごめんね、君を幸せにしてあげられなかった。」
「僕は、澪を幸せにしてあげられなかった・・・ごめんね。」
澪はやさしい笑顔で、巧の横にぴったりとくっついて、
「君の隣は、居心地がよかったです。」
と言います。

テニスが上達する秘訣は、愛です。
やさしくて、相手のことを、心から思いやることのできる人が上達します。
何度も、テニスに恋することで、強くなります。
気持ちの強さと、テニスの強さは比例するのです。

『いま、会いにゆきます』のように、優しく、そして強く、自分の生きる道を進みましょう。


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開き直って、安定させよう。

2005年07月10日 | テニス
【ゲーセンで学ぶ、テニス上達法 パート2】

クレーンゲームで見事に、でっかいプーさん人形をゲットしました。
「よっしゃ~!!」

しかし、ここで問題発生です。
プーさん人形が入る、入れ物がありません。
あなたなら、どうしますか?
・手で持っている。
・袋を買うか、もらうかして入れる
・他の人にあげる。
・捨ててしまう。

僕は正直に言うと、それほどプーさん人形がほしかったわけではありません。
じゃあ、なぜゲットしたか?
理由は、クレーンゲームに入っているラインナップの中で、一番高価そうな獲物だったからです。
どうせ取るなら、無難に取りやすそうなザコキャラよりも、プレミア感のある困難な獲物を狙った方が面白いからです。
より難しいものにチャレンジして、成功する方がうれしいのです。

ウィンブルドンに出場している選手は、トルフィーを貰いたくて、一生懸命にプレーいているわけではありません。
ウィンブルドンという大舞台で良いプレーをすることが目的です。
あるいは、勝って名誉を手に入れること、賞金を手に入れることが目的です。

僕にとってプーさんは、トルフィーのようなものです。
もちろん、結果を出した証明としてはいいですが、家にあってもちょっと邪魔になります。

だからといって、捨ててしまうのはもったいないです。
他の人にあげてしまうのは、時と場合によってはありです。
しかし、このときは特にあげる人もいません。
わざわざ、このためだけに袋を買ってくるのも、もったいないです。
ビニール袋をもらいにいくのも、ちょっとメンドーなので、そのまま手で抱えて持ってゲーセンを出ることにしました。

当然、街中をでっかいプーさんを抱えて歩いていると、みんなの視線を感じます。
「なんだ、あいつ?プーさん抱えてやがるぞ!」
「キャー!かわいい~!」
など、良くも悪くも、いろいろな反応があります。

この状況で、どういった対応をとるかで、テニスセンスがわかります。

そそくさと、目立たないように歩く人は、テニスセンスがありません。
テニスセンスのある人は、
「どうだ!これがオレのプーさんだぜ!スゲーだろ~!」
といった感じで、堂々としています。

テニスでは、ある意味、開き直る能力が大事です。
周りから何を言われようが、開き直れる人が強いです。

イチローや松井でも、三振します。
しかし、コソコソしないで堂々としています。

何が起ころうと、常に堂々としていることが大事です。
開き直って、メンタルを安定させましょう。


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重心を、考えよう。

2005年07月09日 | テニス
【ゲーセンで学ぶ、テニス上達法】

最近は、ゲームセンターに行くと、よくクレーンゲーム(UFOキャッチャー)をやります。
何も取れないと、非常に悔しいです。
1度やってしまうと、なんとしてもゲットしたいと思います。
僕は負けず嫌いなので、いつも大物狙いです。
そして何も取れないと、かなりガッカリします。

クレーンゲームで重要なポイントは、事前のリサーチです。
僕は、クレーンゲームの周りをグルグル回りながら
「この角度で入ればイケルかな?」
「いや、この方向で攻めた方が、有効かな?」
などと、攻撃パターンのイメージを固めていきます。

この時、ものすごい集中力で、クレーンゲームのガラスにへばりついたかと思ったら、少し離れて、今度は腕を組んで
「う~ん・・・」
と唸っているので、この迫力に威圧感を感じた女子高生達は、僕から少し離れて通り過ぎていくほどです。

クレーンゲームのアームは、意外と力が弱いです。
すぐに落ちてしまいます。
次のポイントは、重心の中心を抑えることです。
例えば、クマのプーさん人形などは、顔のちょっと下くらいに、重心の中心があります。
その部分を考え、移動させていくことです。

重心を考え、崩していくことは、テニスで最も重要です。
いかに、自分のバランスをキープし、相手のバランスを崩していくかが、テニスのポイントです。
テニスは柔道のように、相手を揺さぶって、バランスを崩し、重心がブレるように仕組んでいくスポーツです。
例えば、相手がネットの近くにいて、重心が前方に突っ込んでいるときに、ロブを上げたら、簡単に抜けます。
前方にある重心を、後ろ側に移すのに、ワンテンポ時間がかかるからです。

常に、相手の重心の位置を注意して、作戦を考えましょう。


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ペース配分をしよう。

2005年07月08日 | テニス
≪居酒屋で学ぶ、テニス上達法 パート3≫

居酒屋では、特に誰かに強要されたわけでもないのに、勝手に潰れている人がいます。

上司のような人に
「なんだ、君!私の注いだ酒が飲めないとでも言うのかね?」
と言われて。
「いえ、とんでもございません!喜んで頂きます!」
と言って、潰れてしまうのはしょうがありません。

あるいは、
「今日は飲んだるぞ~!飲んでぇ~飲んでぇ~呑まれちゃうもんね~♪」
と、自発的に潰れる場合も、まだいいです。

しかし、後になって
「えぇ!オレ、額にネクタイ巻いて、踊ってたの?」

「そうだよー!大暴れしてたよ!その後、トイレから帰ってこないなと思ったら、お前トイレの個室で寝てたんだぜ!みんな心配してたんだよ~!」

「エエーッ!!全く覚えてないよ~!ホントすいません・・」
「おっかしいな~、そんなになるつもりはなかったのに・・・」
という人は、かなり困りものです。

テニスが上達するには、自己管理能力が重要です。
自分の状態を把握し、コンディションを調整できる人が、上手くなります。

「このペースで飲んでると、ヤバイな!ここらでちょっと小休憩を挟んで調整するかな。」
と、手遅れになる前に、手を打てる人が上達します。

自分の状態をモニタリングして、今後のアクションを決められる人が、テニスセンスがあります。

何事もペース配分が大事です。
マラソン選手でも、42、195キロ走るためには、100mを10秒くらいで走ったりしません。
そんなムチャクチャなペースで走ったら、すぐにバテてしまいます。
ただ単に、頑張ればいいというわけではありません。
がんばるには、がんばるべきポイントで実力を発揮できるための、ペース配分が大切なのです。

消費者金融で、お金を借りるときのように、事前にムリのないプランを決めましょう。
自己管理が、しっかりとできる人が、上達していくのです。


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スムーズな、流れを作ろう。

2005年07月07日 | テニス
≪居酒屋で学ぶ、テニス上達法 パート2≫

居酒屋で、オーダーするときの姿を見ていると、その人のテニスセンスがわかります。

「すいませ~ん!」
と店員さんを呼びます。

「はい!喜んで!」
「お待たせしました。ご注文をどうぞ。」

「え~っと・・・なんこつ揚げと、あと・・・どうしようかな?う~ん、中生でいいや。」

「はい、ありがとうございます。なんこつ揚げと中生おひとつで。」
「は~い。」

「こちらはお下げしてよろしいでしょうか?」

「えっとね、う~ん、いいや。下げちゃってください。」

という感じの人は、残念ながら、あまりテニスセンスがありません。

センスのある人は、あらかじめ自分の注文するメニューを決めています。
そして、周りの人の様子を観察し、グラスの残量が少なかったりすると、
「注文するけど、なにか頼む?」
とメニューを渡しています。
そして、店員さんが来る前に、食べ終わった食器やグラスを、あらかじめテーブルの端に下げやすいように集めておきます。

テニスで重要なのは、ダンドリ力です。
常に、次の展開を予測し、あらかじめ準備できる人が上達します。

ダブルスで、次はサーブ&ボレーをしようと考えたとします。
相手は合わせてコントロールするのが上手いから、足元に落としてくるだろう。
だから、前に詰めるときは、ローボレーしやすいように、あらかじめ重心を低くして、ラケットは引きすぎないように気をつけよう。
などと、事前にダンドリをイメージできることが大切です。

テニスはダンドリの連続です。
スムーズな流れを作りましょう。


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目立つことで、チャンスをつかもう。

2005年07月06日 | テニス
≪居酒屋で学ぶ、テニス上達法≫

居酒屋には、テニス上達のヒントがたくさんあります。
僕は、あまりお酒が強くないのですが、友達と遊ぶときはたいてい、飲みに行きます。

居酒屋で、オーダーを頼むときに、すばやく店員さんを捕まえられる人は、テニスが上達します。

前方の席では、大学生が20人くらいで、「コール」をかけながら飲んでいます。
「ピッチャ、ピッチャ~ハイハイハイ!」と手を叩きながら騒いでいます。
右側の席では、会社帰りのサラリーマン4人組が
「ったく、あの部長がよ~!」
とグチッています。
左側の席では、3人組のOLさんの1人が、なぜか泣きじゃくってます。
後方では、10人くらいで、合コンをしているようです。
しかも店員さんの数は少なく、忙しそうに飛び回っています。
席には、店員さんを呼ぶためのベルも、設置されてません。

このような、過酷な状況下で、店員さんを呼ぶのは、かなりの力量が必要です。

さて、あなただったらどうしますか?

一緒に飲んでいた友人が、オーダーしようと
「すいませ~ん!」
と手を上げましたが、気付かれませんでした。
「なんだ、シカトかよ!」
もう一度
「あのー!こっちこっち!!」
と叫んでも、どこかに行ってしまいました。
「おいおい!どーなってんだよ!ここのスタッフ教育できてねーな!客商売ナメてんのかコンニャロー!!」
とご立腹です。

こういった場合は、腹を立てても、しょうがありません。
店員さんも、おそらく悪気はないはずです。

大切なのは、目立つことです。

他の、周りにたくさんいる猛者達?よりも目立ち、差別化を図ることです。
店員さんが射程内に入るチャンスは、わずかです。
そのチャンスに注目されましょう。

僕がよく使う方法は、まず、店員さんの動きを観察し、呼吸を読みます。
人にはリズムがあります。
そのリズムを合わせるのです。
僕自身は、あえてジッと動きを止めています。
そして、店員さんの視界に入ったのを確認したら、ジッと視線を合わせながら手を振ります。
そのとき、周りの人が話している声のトーンと違う感じで、井上陽水さん風に
「すいませ~ん」
と言いながら、ニコッと笑います。

すると、だいたい気付いてくれます。

みんなが微妙に動いているときに、あえて動かないと目立ちます。
そして、止まっているものが、急にパッと動くと、さらに目立ちます。

例えば、カエルを発見するとします。
「おっ!カエルだ!」
と思って、近づいていきます。
カエルはじっとしています。
「あれ?生きてるのかな?」
と思っていると、急にピョンと跳ねます。
すると、
「オォ~!びっくりしたぁー!」
となります。
これと同じです。

僕がよくやるのは、相手がサーブを打つ前は、あえて軽くステップを入れるだけで、なるべくジッとしています。
そして、相手がトスアップ直前で、急にスススーッと動きます。
すると、まだこちらが視界に入っているときなので
「わっ!動いた!」
とビックリします。
すると、動揺するので、チャンスが来ます。

目立つことで、チャンスをつかみましょう。


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交渉に、強くなろう。

2005年07月05日 | テニス
【交渉人 真下正義に学ぶ、テニス上達法】

先日、「交渉人 真下正義」を観ていました。
面白かったです。
ネゴシエーターになるには、知識・駆け引き・精神力など、さまざまな能力が必要なんですね。
かなり、ドキドキしました。

テニスが上達するには、相手を説得できるようになることです。
さまざまなアプローチを駆使して、相手を説得できる人が勝てるようになります。

交渉を有利に進められる人が、チャンスをつかみます。

相手もこちらと同様に「勝ちたい」と思っています。
それを、説得して「勝てない」に変えていくのです。

真下さんは、相手の行動や言動などで、相手の性格をプロファイリングします。
相手の特徴や行動パターン、心理状態などを分析します。
同じように、相手を観察して、この相手ならこう考え、この場合はこういった攻撃で来るだろうと、プロファイリングしましょう。

相手の人物像を捉えた上で、こちらの特徴に合わせ、攻撃方法をセレクトします。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずです。

テニスは全身を使って、相手と交渉します。
「君は、今、ストレートにボールを打とうとしているね。」
と、動作で表現します。
相手は、
(ストレートを狙っていると思っているな!)
と気付きます。
そこからどうするか?
プロファイリングした結果をもとに、相手の行動パターンを計算します。

相手は自己顕示欲が高く、プライドも高いタイプだ。
こちらがストレートに打つことを予測したことはわかっていても、あえて、自信のあるショットのストレートで勝負する可能性が高い。
まだ精神的に余裕のある段階なので、この場面では真っ向勝負に出てくるだろう。
ハードヒットで自分の力をアピールしてくる可能性が高いから、コンパクトにショートクロスへのカウンターを合わせていこう。
成功すれば、このタイプはメンタル的に崩れていきやすいので、主導権を握れるための大切なポイントになる可能性が高い。

などのように、瞬時に判断していくことが大切です。

このように、相手の心理を見抜いて行動できる人は、プレーが安定してきます。
相手が
「あ~!この人にはバレバレだ。1枚上手だから勝てないや。」
「負けましたー!勉強になりました、ありがとうございましたー!」
という感じに、説得していきましょう。


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パパッと決めよう。

2005年07月04日 | テニス
【セールで学ぶ、テニス上達法 パート2】

セールで、最初に行ったお店に、
「おっ!これ、かっこいいじゃん!50%OFFか~!お買い得だぞ・・」
と思ったとします。
デパート系であったならば、袋にキープして、店内をいろいろ見ることはできます。
しかし、そうでない場合は考えてしまいます。
例えば、渋谷などで
「これ、欲しいけど、ビームスとかシップス、アローズなんかには、もしかしたらもっといいのあるかも・・・」
と考えてしまうと、迷います。

「とりあえず、いろいろ気になる所を見てから、決めよう。」
と思って、いざ戻ってきてみると、売り切れになっていたりします。

これはショックです。

テニスは決断のスポーツです。
一瞬の迷いで、結果が変わります。

セールで瞬時に決断できる人は、テニスセンスがあります。
「わっ!これ欲しい!よし、決まり!」
と、瞬時に決断するトレーニングをしましょう。

理屈で
「でも待てよ?こっちの方がメリットが高いかも?」
「これは、汚れが目立ちやすいかも?」
「合わせやすい服は、あれくらいしかないかな?」
と、計算するのは、必ずしも悪くはないですけど、考えすぎてしまうと、マイナス要素に考えが向いてしまうので、判断のスピードが落ちます。

ここで、
「決断できないから、今回はやめとこう・・」
と思うと、家に帰ってから
「やっぱり買っとくんだったなー!失敗したぁ!」
と後悔することになります。

自分の直感を信用して、瞬時に決断することが、テニスで勝つコツです。
後悔しないような、判断をしていきましょう。


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サクサク移動しよう。

2005年07月03日 | テニス
【セールで学ぶ、テニス上達法】

セールやバーゲンの時期に、マルイやパルコなどに行くと、人がごったがえしています。
熱気ムンムンで、殺気がはしっている中で、お目当ての商品を手に入れるのは、なかなか労力が要ります。

僕の場合、セールがはじまると、お気に入りのブランドをチェックしに行きます。
「あのシャツかっこよかったけど、安くなってないかなー?」
と思いながら、そのブランドのショップが入っている場所まで移動するのですが、その途中、人ごみの中を、スススッとスムーズに移動できる人は、テニスセンスがあります。

皆さんは、周りをキョロキョロさせながら、意識はたいてい商品に向いているので、急に止まったりしています。
不規則な動きを読んで、行動することが大切です。
セール会場は、テニスのトレーニングに最適です。

イメージは、自分の周りにレーダーを張り巡らしている感じです。
自分にソナーを付けて、常に周りの動きを感知しながら、危機回避をしていきます。

ポイントは、人の視線です。
前方から向かってくる人の視線が、商品の方を向いて
「あっ!これ、いいかもー!」
という雰囲気で、目が輝いたら
(デンジャー!デンジャー!前方から来る人、急停止のおそれあり!)
と、リスク管理します。
前に同じ方向に進んでいる人が、減速しだしたら。
(前方の人との距離接近中!興味があるエリアに侵入してきたようだから、注意!左側方向に興味ありそうだから、右側に回避!)

のように、サッカーの中田選手のように、みんなの位置と動き方を把握し、的確な指示を送るようにします。

テニスが上達するには、このような周りの状況をつかみ、瞬時に行動する能力を養うことです。

人が密集していて、しかも各個人が不規則な動きをするという、困難な状況で、スッスッと移動できる人が、上達するのです。


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ウィンブルドンで、成長しよう。

2005年07月02日 | テニス
【ウィンブルドンに学ぶ、テニス上達法 パート2】

ウィンブルドンの観戦は、イメージトレーニングに最適です。
僕はイメトレしながら観戦しているので、より感情移入しやすいです。

例えば、フェデラーの試合を観ているとします。
その場合、フェデラーの打っている姿と、自分を打っているイメージをダブらせながら観戦してます。

テレビでは、コート全体の様子がわかるように、斜め上からのアングルで撮っていますが、イメージは実際に自分が、ウィンブルドンのコートに立っている目線です。

相手の選手がトスアップしたときに、それに合わせてステップします。
そしてサーブを打ったときのリターンのタイミングを、自分がリターンするときのイメージでダブらせます。
「バンって、打った瞬間このコースにヒュッと来るのか。」
「このタイミングはかなり早いぞ!」
「実際には、高い角度から入って、ホップするから、顔くらいの高さで打つからこのくらいかー!」
「このイメージじゃ、エースとられちゃうな~!」

次に、フェデラーがリターンしているのを観察しながら、フェデラーのリターンのイメージと自分がリターンしているイメージをダブらせます。
すると
「うっ!僕だったら、あのサーブはスライス系のブロックリターンで返すのがやっとくらいだな。いや、返せたらラッキーくらいだけど・・・フェデラーはしっかり体を回して叩いてたな!」
と思います。
そこで、フェデラーの実際に打ったイメージを頭の中で再生して、自分もフェデラーになりきって、スイングしてみます。
すると
「あっ!相手がインパクトした直後のラケットセットのタイミングが、圧倒的に違うんだー!」
「フェデラーはこの時点で、ラケットセットが出来ていて、フォアードスイングが開始している・・なるほど、こんな感じかー!」
というように、どんどんイメージをコピーしていきます。

もちろん、スイングなどの技術以外も、どんどんコピーします。
まずは、自分だったらこう打って、こういうゲームの組み立てをしていくだろうと想像します。
そして、フェデラーはどうするかを観察します。
すると
「僕だったら、今の場面ではバックでストレートの深いとこ狙うなー!」
「でも相手はフォアのライジングの切り返しが上手いから、ショートクロスに抜かれてたかもしれない。」
「フェデラーは、あえてフォアで回り込んで逆クロスに、ハードヒットして角度をつけたな。」
「そして、やっと当てて返球したところを前に詰めていて、ボレーのアングルかー!」
「そっかー!そういうパターンでくるか~!」
という感じで、自分のイメージする攻撃パターンのデータを増やして、自分のキャパシティーを広げていきます。

ウィンブルドンはお手本の宝庫です。
使えそうなネタは、どんどんパクって、自分を成長させましょう。


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