藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ボケて、ツッコミを入れよう。

2005年07月29日 | テニス
【ボケとツッコミに学ぶ、テニス上達法】

会話をしていると、その人のテニスセンスがわかります。
トークが盛り上がる人は、テニスが上達します。
「いまいち、あの人と話していても、つまらないんだよねー!」
という人は、サービス精神が足りません。
一緒にいて、つまらない人は、リズムが合わない人です。
テンポが狂うので、トークがヒートアップしません。
ボケとツッコミをうまく入れて、場を盛り上げて、言葉のラリーをハイペースでつなげられる人が、テニスセンスがあります。

テニスが上達するためには、相手のリズムを理解し、合わせることが大切です。
相手の呼吸を読むのです。
人のリズムは一人ひとり異なります。
リズムが違えば、ボールを捉えるタイミングも違ってきます。

僕の場合、試合で対戦するときに、まず、相手のリズムのクセをつかむことに、集中します。
相手の呼吸が読めるようになると、対策が立てやすくなります。
テニスは、相手のリズムを崩し、自分のリズムをキープする戦いです。
相手のリズムを崩すには、まず、相手のリズムを理解する必要があるのです。

意図的に相手のペースに合わすことができる人は、逆に、相手のペースを崩すことも可能です。

例えば、相手の打つリズムも特徴が
「イチ、ニ、ノ、サン」のタイミングで打つ人なら、
「イチ・・ニ」のタイミングで打たせたり
「イチ・ニィ・・・・ノ、サン」のタイミングにしたりします。
相手の、自分のリズム感覚を狂わしていくように、ドライブ系のムーンボールや、早いタイミングで合わせなくてはいけない、滑ってくるスライスを深く打ったりして、ペースを変えていきます。

相手の打つリズム、相手の打つ、ボールのリズムを理解していれば、こちらからチェンジ・オブ・ペースを仕掛けていくことができます。
まず、試合の流れの主導権を握ることが大切なのです。

場の流れを支配することができると、試合中にボケることも、ツッコムこともできます。
相手の打ったボールに対し
「まんまやないけー!アホかっちゅーの!」
とバシッと打てます。
厳しいツッコミができるのです。

逆に、予期せぬ方向にボケることもできます。
「えっ?そうきたか~!」
「この流れから、そう持ってきてオトすかよ~!?」
と、予想以上のボケをカマして、相手をひるませることも出来るのです。

自分のペースに持っていきましょう。



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