フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

予備校・学習塾のチラシ(Part2)/森友学園と稲田防衛大臣/渡瀬恒彦の訃報

2017-03-16 18:56:57 | 日記

   先月のブログで「日頃は目にしない進学予備校や学習塾の新聞折り込みチラシはどういう訳か同じ日に足並み揃えて入る。不動産やスーパー、電器量販店等の同業がチラシの足並みを揃えるなんていうことはないのに何故なのか?」という疑問を書いたのだが、その後特に最近は連日バカスカと予備校・学習塾のチラシが入っている。高校や大学の合格発表が続く中、大半は受講生の合格実績を誇る内容である。冒頭に書いたような”足並みそろえて”ではなく、各校入り乱れての様相を呈している。もうしばらく続くのであろうか。

   森友学園を巡る疑惑はまだまだ火種が尽きないようだ。疑惑ネタが次々出る中で最近では政治家の介在に焦点が移って来た感がある。その一人の稲田朋美防衛相は籠池理事長とは無縁を装うため国会でバレバレの嘘の答弁をして傷を広げてしまった。防衛大臣としても南スーダン問題で黒を白と言うような答弁などで窮地に陥っていたわけで、本来なら火だるま→辞任も考えられる展開なのだが、安倍首相お気に入りの閣僚だけに首相の任命権に泥が着かないよう懸命に”防衛”に走っているように映る。
   今日上京した籠池氏は某ルポライターとの会見に応じ、その中で安倍首相側から寄付金があったとの話が出たとかメディアはざわめき立っている。まあ私が詐欺師みたいに感じる籠池氏の言い分にどれだけ信ぴょう性があるのか、一方では耳を疑って聞かなければならない面もあると思うのだが。  

   今日外出から帰ってテレビを点けたら、「徹子の部屋」で俳優渡瀬恒彦の追悼として2年前だか3年前の番組を放送していた。2日前多臓器不全でなくなったのだそうで、15年に胆のうがんが見つかり余命1年と宣言されていたのだとか。
   私も「十津川警部」シリーズや「おみやさん」など渡瀬恒彦主演のテレビドラマは大好きでよく視ていた。推理もの、刑事もののドラマだが彼の素の性格によるものなのか柔らかく味わいの深い役柄が気に入っていた。報道で知ったのだが、私と同い歳だったそうである。合掌
    

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我が花粉症(Part3)/四横綱の春場所始まる/”春本番近し”を撮る

2017-03-12 18:15:10 | 日記

   毎年春先に悩まされる花粉症について、今年は軽微な症状ですんでおり、それはテレビで紹介されたレンコン食のお陰だとの考えを2度にわたってブログに書いた。一度目には「楽観せずにしばらく様子を見ることにする」、二度目には「このままで行けばありがたい」と書き添えたが、ここに来ていつもの症状になって来た。花粉情報は連日「非常に多い」と伝えており、このレベルの花粉量になるとレンコンの効果も及ばないということなのか。
   いつもこの時期にプールに入ると症状が増幅されてくしゃみ、鼻水が止まらなくなるので、人前に出る用事があった一昨日は定例の水泳練習を見合わせてしまった。例年桜(ソメイヨシノ) が散ると花粉症も私のもとを去って行くので、あとひと月弱のお付き合いである。(それともレンコン食の効果でもっと早まるか?) 

   大相撲は、初場所で優勝し待望の日本人出身の横綱に昇進した稀勢の里フィーバーに沸いていたが、17年ぶりに四横綱となって今日から春場所が始まった。その初日、新横綱稀勢の里は土俵入りを無難に勤め、取り組みにも勝ってファンが胸を撫で下ろしたことであろう。だが続く日馬富士が大関陥落の琴奨菊に敗れ、結びでも白鵬が新鋭の正代に敗れるなど四横綱体制は波乱の幕開けになった。果たしてどんな15日間になるのだろうか。


”春本番近し”を撮る
  
左=満開のカンヒザクラ(緋色)とカンザクラ(薄桃色)の中で花見を楽しむ人たち 中=小学校の校庭でモクレンの蕾がほころび始めた 右=芳香を漂わせるミツマタ

  
左2枚=菜の花の仲間のタマスダレの群生が目を引く 右2枚=白のハナモモも満開

 

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東日本大震災から丸6年/韓国大統領の罷免/森友学園/南スーダンから自衛隊撤収/WBC1次リーグは3戦全勝

2017-03-11 23:22:13 | 日記

   昨日のテレビニュースから今朝の新聞は話題満載となった。 
   元々今日11日は東日本大地震発生から6年という節目の日。各メディアとも特集を組んでの報道で満ちるところであった。激しい地震およびそれに続く未曽有の津波によって受けた破壊の広く深い傷跡の復興・復旧はまだ道半ばであるし、さらに原発事故の底知れない闇が不気味に被災地を覆っている。一般国民にとってもやりきれない7年目を迎えたところであった。

   そんな折の昨日、注目されていた韓国朴大統領に対する弾劾裁判について憲法裁判所が8人の裁判官全員一致をもって朴大統領の罷免を宣告し、それに伴い同大統領の即時失職が決定した。判決理由は「大統領の地位と権限を乱用した上、不正の隠ぺいをし続け、検察や特別検査官などの捜査に応じなかったことは民主主義の毀損に当たる」としている。親友の女性被告による国政介入も違法・違憲と認定している。韓国内では大規模な朴大統領弾劾デモが起きていたが、裁判官の全員一致は意外だったようだ。現職大統領は原則として逮捕・起訴を免れるが、失職したことで逮捕、起訴される可能性が出て来たという。

   それに比べていかにも小さく些末な話題ではあるが、いろいろな疑惑が噴出していた大阪の森友学園が小学校の設置認可申請を取り下げ、学園の理事長が職の辞任を表明した。小学校建設用地としての国有地払い下げ価格に関する疑惑が明るみに出て以降、政治家への働きかけ、某中学校への推薦入学枠の虚偽、理事長の経歴詐称、目的によって3種の校舎建設費を使い分け申告・・・等々次々と理解しがたいことが表面化し、国会でも野党側から真相究明のため国会への学園理事長の参考人招致が提起された。同学園への安倍首相夫人の関与から首相周辺に疑惑の目が向けられるのを避けてか与党側がこれを固く拒絶、学園理事長の辞任で幕引きを図ったと疑われても仕方がない。取材陣に対する一昨日の抗弁、辞任表明の昨日の記者会見と理事長は熱弁をふるったが、テレビ報道で視る限りでは尤もらしい話を展開しながら、それ故にその饒舌・能弁が詐欺師の匂いを漂せていた。

   国会の質疑で稲田防衛大臣があれほど「戦闘状態はない」と強弁していた南スーダンの自衛隊の派遣問題について、政府は急遽5月末に部隊を撤収することを決定したという。派遣自衛隊の施設活動が一定の区切りが出来るとし、野党側から危険性を指摘されていた「駆けつけ警護」の任務が付せられた350人の部隊を引き揚げるというものだ。野党の追及に屈したという形にならないよう所定の成果が実現できたからとの大義名分をくっつけたが、”戦闘”に巻き込まれて死傷者を出さずに済んだというところか。国際貢献と我が国自衛隊の活動の限度は難しい線引きである。

   第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグは日本(侍ジャパン)が3戦全勝の首位で2次リーグ進出を決め、野球ファンを歓喜させている。
   侍ジャパンの投打の目玉となるはずの大谷翔平選手が怪我で出場辞退になってファンの不安を招き、大会前の強化試合でもプロ野球の単独チームに敗北を重ねて失望したファンも多かったはずだ。ところが本番になって初戦の強敵キューバに打ち勝つとオーストラリア、中国にも堅実に勝利して冒頭のように3戦全勝で勝ち上がった。
   近年はプロ野球に冷めていて、大谷選手が欠場したことでさらに興味が薄れていた私だがちょっと見直したところである。

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炭水化物・糖類・糖質そして糖尿病

2017-03-08 13:22:25 | 日記

   今朝の朝日新聞に『糖質から逃げられない現代』という医師による記事があった。「現代人は甘い食べ物や飲み物をとりすぎ、そのため代謝経路に狂いが生じ糖尿病などの原因になっている」ことから書き起こし、「甘さと一口でいうが、栄養学的には炭水化物から食物繊維を除いた糖質であり、糖を分解する代謝回路がフル稼働し、さらに血糖量を調整するインスリンが大量分泌されて膵臓が疲労する」と説明している。さらに「なぜ人間は糖質から逃げられないか。脳が甘さを感じると快感をもたらすドーパミンを分泌する。この味を覚えると中毒になる。そのメカニズムは危険な(中毒性をもつ)薬物に似ている」と説いている。そうか、それは知らなかった。私も健診結果としてカロリーを控えるようにイエローカードを出され、「糖分」を減らすように言われているのだが、悪の根源みたいに言われる「糖分」とか「炭水化物」は何を指すのか、多少の知識は持っているつもりだったが、この記事を読んで改めて調べてみたら次のようになった。

☆炭水化物=糖質+食物繊維
☆糖質=糖類+多糖類+糖アルコール
☆糖類=単糖類+二糖類
☆多糖類=でんぷん・グリコーゲン・ペクチン・キチン・マンナンなど
☆糖アルコール=ソルビトール(保存剤など)・キシリトール(ガムなどに使われる)
☆単糖類=グルコース(ぶどう糖)・フルクトース(果糖)・ガラクトースなど
☆二糖類=スクロース(ショ糖=砂糖)・ラクトース(乳糖)・マルトース(麦芽糖)
   さらに言えば
★でんぷん=体内では→デキストリン→麦芽糖→ブドウ糖に分解される
★砂糖=ぶどう糖+果糖(一つずつ繋がったもの)
★乳糖=ぶどう糖+ガラクトース(同上)
★麦芽糖=ぶどう糖+ぶどう糖(同上)
  
   こうしてみると糖の種類と呼び方が分かるが、因みに血糖値とか糖尿病の「糖」はぶどう糖を指していう。なるほど 、炭水化物とか糖類とか砂糖とか、みんな体内に入ればエネルギー源としてのぶどう糖になるのだ。「糖分をひかえろ」というのは、 甘い物(=砂糖を使った食べ物)を控えろとは少し意味が違うことが分かる。
   冒頭のこの記事の中にはこうもあった。「糖質のやっかいさは必ずしも強い甘みを伴わないことにある。茶碗一杯のご飯に含まれる糖質は角砂糖17個分に当たる。糖質のワナである」と。

 


  

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感動したファンサービス/テレビドラマ「火花」に登場の舞台/平昌冬期五輪が楽しみな女子選手

2017-03-07 11:56:11 | 日記

   昨日は中野サンプラザでの「前川清&クール・ファイブ」歌謡ショーを観に出かけた。私が前川清のファンというわけではなく、JAバンクの顧客サービスの招待で毎年家内または私がこうした公演を観に行っているのだが、今回はこれまでにない感動を味わった。特に歌に魅入られたということではない。ステージを降りて握手をしながら客席を回る”お約束の”ファンサービスの際、前川清が「もう皆さん写真は自由に撮って下さい。気楽に行きましょう」と呼びかけたのである。この種の公演ではまず写真撮影や録画、録音は禁止される。現にショーの始まる前にそうアナウンスされた。だが前川清はその禁を取り払ってファンサービスをした。そして客席のファンと握手する時は相手の顔を見て「うんうん」と頷くようにしながら握手して回った。それだけでなくカメラ(スマホ)を構える客に対しては指を立てて「ピース」のポーズで笑顔を向けたり、歌いながら一緒に写真に納まったりしていた。私はJAのこの招待をはじめ何度も歌謡ショーを観ているが、これほどのファンサービスをする歌手を見たことがない。例えば昨年の細川たかしなどは握手はしても顔はその客を見ておらず、次に握手する客を探っていた。いかにも形だけで気持ちが伴っていないことに私は不快感を抱いた記憶が鮮明にある。その落差が大きく、帰宅して家内に真っ先にその話をしたのであった。
(写真左はステージの模様、中・右は握手しファンサービスをして回る前川清)
     


   一昨年の芥川賞作品で、芸人の又吉直樹が書いた小説「火花」がNHKでドラマ化され、日曜の夜11時からという遅い時間帯に放映されている。主人公の相方が吉祥寺近くに住んでおり、主人公も高円寺のアパートにいる関係で吉祥寺および井の頭公園が頻繁に出て来る。原作を読んでいたし、私のよく知っている場所が舞台として登場することから遅い時間にも拘わらずテレビを視ている次第である。まだ物語の序盤だが、ストーリーとしては分かりにくいドラマだと思う。
(写真左=ドラマによく登場する井の頭公園入口の階段 中=階段の下ではヂンチョウゲが満開に 右=公園の梅林も今や満開)
   


    トピックスとしてはちょっとピント外れになってしまったがスピード・スケートの小平奈緒選手の今シーズンの大活躍が明るいニュースになった。500m等のレースで連戦連勝、その頂点となるカナダのカルガリーで行われた世界スプリント選手権では世界新の記録で総合優勝を遂げた。500m、1000mを2日間、計4回滑った合計で競う種目で、その3回が1位の圧勝であった。スケート界ではオリンピックでの金メダルにも匹敵するとのことだ。
   30歳にしてなお進化する努力・探求心に多くの関係者が称賛の声を送っている。1年後に迫った平昌冬季五輪(韓国)が楽しみで、スキー・ジャンプの”絶対女王”高梨沙羅選手とともに金メダルへの期待が高まっている。
   スピードスケートではあどけなさで人気があった高木美保選手も今ではすっかり実力をつけてオールラウンダーとして世界で活躍したし、ジャンプでは伊藤有希選手が高梨選手より年長だがまだ22歳、今季のW杯で立派な実績を残しているので共に来年の五輪が楽しみである。

 

 

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