フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

やはりと言うかやっと逮捕された日大のドン/日大体質? かつては「帝王」がいた

2021-11-30 11:49:56 | 日記

時間の問題と思われていた日大の田中理事長がやっと昨日(29日)逮捕された。本件事案に関しては以前投稿しているが、大学附属病院の建替えに関して、田中理事長の子飼いの井ノ口理事及び理事長と懇意のポン友などが仕組んで巨額の金を日大の資金から引き出して理事長に還流したことに対する捜査である。逮捕は時間の問題かと思っていたが、本人が病院へ逃げ込んだり、逮捕容疑の特定に時間を要したようだ。
東京地検特捜部は当初田中理事長の横領や背任の疑いで捜査を始めたようだが、家宅捜索で約2億円という巨額の現金を見つけてまずは脱税容疑での逮捕に踏み切った。

7万人余の学生が通うマンモス大学の日大のトップと言うより「ドン」、つまり独裁者。日大の理事長に就いて13年、権勢の限りを尽くして来たように伝えられるが、学問の府である大学でよくそんな長年の間独裁し続けられたのか、不思議でならない。
かつて日大には「帝王」と呼ばれた人がいた。第4代の古田理事長。柔道部主将から日大職員に採用され→理事→理事長→会頭へと上り詰めた。その会頭時代で学生運動が盛んであった時期に、学問の府としてはあるまじき機動隊を学内に導入して日大闘争を圧殺し「日大の帝王」の名を馳せたのだが、相撲部主将から「日大のドン」になった田中理事長もその系譜を継いでいるように思う。つまり武闘派の腕力による学園統治である。「日大体質」というものがあるのだろうか。
ただ、「帝王」古田は日大の総合大学としての体制確立や教育レベルの向上に取り組んだという評価も残っているが、「ドン」田中の方はどうなんだろうか。
一連の報道で多くの在学生や卒業生が「お前、日大?」とか「日大出てるんだってね」とか言われてどれほど傷つくことだろうかと思う。

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