暑い暑い・・・。そんな中、昨日はロンドン五輪のメダリスト71人が揃って東京の銀座通りを凱旋パレードし、主催者発表では50万人の観衆が押しかけたという。50万人など数えようがなく水増し発表もあろうかと思うが、新聞やテレビで見ても道路という道路は観衆に埋め尽くされていて、その熱狂ぶりは伝わって来た。
7.卓球・バドミントン
卓球もバドミントンも現在中国が世界の頂点に立っており、やはり両競技とも中国勢に挑む形になったが、日本勢は女子の活躍が目立った。
卓球男子は個人、団体ともメダルに食い込むことができなかったので、印象が薄かった。
女子の個人は福原愛と石川佳純が揃って準々決勝まで進み期待が膨らんだが、残念ながら福原がそこで敗退、石川は準決勝と続く3位決定戦で負けて、あと一歩でメダルを逃した。
しかし、この2人に平野早矢香を加えた団体戦では決勝まで勝ち上がり、中国との決戦に挑んだ。やはり中国の壁は厚く、銀メダルに終わったものの五輪史上初のメダル獲得であり、4位に終わった北京大会の無念をも晴らす快挙であった。
「天才卓球少女」と言われてから20年間、”愛ちゃん”は今や名実ともに卓球のエースに成長したし、その後を継ぐように五輪初出場で堂々の活躍をした石川、そして若い2人から力をもらったと言うベテラン平野の3人のコンビネーションは抜群であった。そして試合後の3人三様の笑顔がとても素敵であった。
バドミントンは女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳のフジカキ・ペアの銀メダルが光った。これも五輪史上初のメダル獲得で大いに称賛されてよい。直前に無気力試合で4ペアが失格となり、やや棚ボタ的な決勝進出の感はあったが、中国ペアとの決勝戦の第2ゲームは本当に手に汗握る白熱した展開となり、これを観たら真に銀メダルの価値はあると思った。また試合中の藤井の笑顔が印象に残った。
男子の方は記録的には物足りない結果であったが、個人戦で日本のエース佐々木翔が世界ナンバー1の中国・林丹と準々決勝で当たり、一歩も引かぬ死闘を繰り広げた一戦は見応えがあった。
[今日の花]
左下:クチベニフジ(口紅藤:マメ科)
これはフジの園芸種でちょっと変わった名前が付けられている。花もこの時期に咲き珍しい
右下:ナツズイセン(夏水仙:ヒガンバナ科)
スイセンの名が付いているが、ヒガンバナの仲間。シャープな感じのする花である。
左下:ワルナスビ(悪茄子:ナス科)
その辺の草むらに生えたりしているが、花は鮮やかな白と黄色でよく目立つ。
右下:サルビア(シソ科)
家庭園芸でよく鑑賞されるお馴染みの花であるが、結構野生化もしている。
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