5日前(13日)のブログに東京のコロナ感染者数が830人となり、五輪開会を間近に控えて募る危機感を訴えたが、何とその翌日からは1000人超えが続いている。もう五輪開会まで残り5日しかないし、今更止めようもないし、各国選手団も東京に集結しだした。まさに「前門の狼(=コロナ)、後門の虎(=五輪)」の中、我々はせめてコロナに感染しない、感染させないことで五輪開催の邪魔をしないことである。
幸い夫婦二人ともコロナワクチンは2回目の接種後2週間以上経つ。私の小学校の安全推進員や講習会講師の仕事も夏休みとなって人前に出ることが少なくなるので、五輪競技のテレビ観戦で巣籠り生活に甘んずることにしようか。
大相撲名古屋場所が今日(18日)千秋楽を迎え、横綱白鵬と大関照ノ富士の全勝対決となり、白鵬が勝って6場所連続休場明け、45回目の優勝を飾った。
白鵬は故障が続いて同僚横綱鶴竜と共に休場を重ね、横綱審議会から引退勧告の一歩手前の注意を受けていたが、鶴竜は引退し白鵬は全勝で復活した。
今場所の白鳳はなりふ構わず横綱らしからぬ取り口が目立ったが、そこには既に峠を越えた横綱の姿が見えた。
私は大相撲の場所中大概一度はブログに場所の所感を書いた。大関・横綱陣が頼りなくボロボロ負けて場所の盛り上がりに水を差すような展開に、白鵬が踏ん張って場所を支えて来た時代が続いたが、白鵬にも明らかに歳の影が忍び寄っていた。その間、ケガと病気で大関から序二段まで陥落していた照ノ富士が奇跡的な復活を遂げて、直近では2場所連続優勝で大関に上り詰め、今場所も大相撲ファンからの横綱昇進の期待に沿って堂々の14連勝で千秋楽結びの一番の大勝負となった。その照ノ富士は全勝で3連覇を飾るという快挙には至らなかったが、横綱昇進は間違いないものと思われる。
白鵬が完全に復活して両雄並ぶ時代となるのか、照ノ富士の時代が到来するのか・・・。