このブログも誕生してから丸3年になった。当初は、身の回りのことや思うところを書き留めボケ防止の一助に・・・と始めたものだが、閲覧していただいている方もいるのでその目線も意識しながら投稿を続けて来た。 昨年末の400号投稿の時に書いたけれど、閲覧される方にとって文字ばかりの記事では飽きるだろうと季節の写真などを添えて来た。そして添える写真には①撮り下ろしであること ②同じシーンや花は2度も3度も登場させない ③時季外れにならないよう撮ってすぐのフレッシュな写真とする、等の一応の原則を設けていたが、それが自縄自縛になっている面もあり季節も3巡がめぐったので今後は余りこだわらないようにしたい。
また、写真に限定せず時節に沿った言葉や意見などを[今日のひと言]等のコラムとして末尾に添えてみたいと思う。
ということで、4年目に入るに当たりスタイルが従来とちょっと異なるところが出て来るることをご理解いただきたい。
さて、また五輪の話題に戻ろう。
スノーボード競技で竹内智香選手が銀メダルに輝いた。パラレル大回転という種目で、4回目の五輪挑戦で今大会初の女子のメダリストとなった。注目していた競技ではなかったのでライブでは見なかったのだが、テレビで紹介された竹内選手はうっとりするほどの美人選手である。日本ではまだ認知度が低いスノーボード競技なので大変苦労をされたようだが、先の男子ハーフパイプで十代のコンビが銀・銅のダブルメダルを取って一気に注目されたし、スノボの競技環境は大きく変わるのではなかろうか。
メダルを取ることより取れなかったことの方が大きなニュースになる女子フィギュアの浅田真央選手。ショートプログラムで16位に沈んでメダルが絶望的となり、昨日は日本中に衝撃が走りお通夜にも似た空気になった。しかし今未明のフリーでは一転して、トリプルアクセルを含む全6種類の3回転ジャンプを8回跳ぶ等自己最高得点の快心の演技を魅せた。メダルには手が届かなかったが私も実況のテレビ観戦で感動したし、アナウンサーも解説者も感極まった放送であった。本人が「どうしたらいいか分からない」と言うショック状態の前日から見事に立ち直った精神力を含めて、浅田選手に絶賛の拍手が送られている。浅田ファンの家内も今朝はテレビに釘づけで感激している。やはりこの人は国民的なアイドルである。
[今日のひと言]
「メダリスト 一夜で自分史 出来上がる」 (朝日川柳:長崎県Mさん)
購読紙の川柳の欄には毎日秀作が並んでいて、読んで吹き出したり膝を打ったりしている。ブログ閲覧者の中には朝日新聞読者が少なからずおられることと思うが、私のお気に入りを今後も引用させてもらいたいと思っている。
今回の川柳は、五輪でメダルを取るとたちまちにして選手の生い立ちからメダル獲得に至る半生が新聞・テレビで紹介される様子を詠んだものである。