一昨日の前号では「日中でも12~3度と、冬に逆戻りのような気温であった」と綴ったが、一転今日は東京でも日中24度、西日本各地では真夏日(最高気温が25度以上)を記録する陽気であった。やっとのことで春本番を迎えても、”うららかな”日々とはいかず、何かおかしな気候の変動である。
さて、本日のタイトルは「春の草花」としたが、この時季に咲く草花はとても紹介し切れるものではなく、カメラに納まったものをこれからも順次載せていくこととしたい。
まず左下はタチツボスミレ(立坪菫:シミレ科)、右下はホトケノザ(仏の座)に間違えられやすいヒメオドリコソウ(姫踊子草)である。
続いてはジロボウエンゴサク(次郎坊延胡策:ケマンソウ科)とニリンソウ(二輪草:キンポウゲ科)
左下はニリンソウと対を成すイチリンソウ(一輪草:キンポウゲ科)、右はヒトリシズカ(一人静:センリョウ科)。両者は花や葉の形は全く似ていないが、名前のイメージが似ていて混同されやすい。
次がシャガ(射干:アヤメ科)とムラサキケマン(紫華鬘)。シャガは別名胡蝶花とも呼ばれる。ムラサキケマンはケマンソウ科とされたり、ケシ科に分類されることがある。
最後はハナニラ(花韮)。別名西洋甘菜とも言われユリ科ないしヒガンバナ科に分類される。