爛漫の春到来の話題をさて置いて、今回は北島康介の話題で。
現在開催されている、ロンドン・オリンンピック代表選考会を兼ねた水上日本選手権において北島康介選手が平泳ぎ100mおよび200mの両種目で優勝して、4大会連続の五輪出場を決めた。
初出場の2000年シドニー五輪ではメダルに届かなかったものの、その後の2004年アテネと2008年北京の2大会連続で2種目金メダルという快挙を成し遂げたことは誰もが覚えていよう。
アテネ五輪での優勝インタビューで発した「チョー気持ちいい」という言葉は日本人みんなの心に響き、その年の流行語年間大賞に選ばれたことも、まだ記憶に新しい。
この五輪2大会連続2種目金メダルというのはとてつもない偉業であり、これで燃え尽きてしまってもおかしくはない。確かに一時、これで北島の時代は終わったかに見えた時もあったと思う。しかし不屈の精神というのだろうか、また身体能力がケタ外れというのか、見事に復活して3大会連続金メダルが夢ではないハイレベルのタイムで代表を勝ち取った。心から感嘆・敬服せざるを得ない。現役のアスリート個人として私はイチローに次ぐ感銘を今覚えているところである。
[今日の花]
タチツボスミレ(立坪菫)
ショカッサイ(諸葛菜) 別名ムラサキハナナ/ハナダイコン
オトメツバキ(乙女椿)