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2000年5月、ロシアのノバヤ・ガゼータ紙記者、イーゴリ・ドムニコフさん(当時42歳)が犯罪組織に殺害された事件で、襲撃を依頼した企業家が8日、警察に逮捕された。ジャーナリスト殺害事件で依頼主が逮捕されるケースは極めて異例だ。
13日付けのコメルサント紙(電子版)によると、この企業主はモスクワ在住のパーベル・ソポト容疑者(53)。委託殺人を専門とする犯罪組織「タギリヤノフスキー」に対し、ドムニコフ記者への計画的襲撃を依頼した疑いがかけられている。
事件が起きたのは00年5月12日夕方で、同組織の複数のメンバーが新聞社から帰宅する記者を追跡し、モスクワ南東部の自宅アパート前でハンマーのようなもので頭を何度も殴打した。近所の人が血だらけで倒れている記者を発見、病院に運んだが、意識不明のまま2ヶ月後に死亡した。
警察が捜査した結果、「タギリヤノフスキー」組織の犯行と分かり、5人を殺人容疑で逮捕した。事件当時、この組織はモスクワ市を中心に勢力を拡大しており、とくにリペツカヤ地域の企業に浸透していた。ドムニコフ記者はビジネスと汚職が専門で、この地域の社会的状況について批判的な記事を何度か新聞に掲載していた。
このため警察は、記者の取材をやめさせようと何者かがこの組織に記者殺害を依頼したと見て捜査したが、逮捕されたメンバーらは口を割らなかった。その後、この組織はタタルスタン共和国警察に徹底的にマークされ、壊滅状態に陥った。この際、メンバーが記者殺害を認めたが、依頼主の氏名はガンとして明かさなかった。このため07年、裁判所は依頼主不明のまま、5人に懲役18年から終身刑の判決を言い渡した。
その後、検察庁所属の捜査委員会が捜査を続け、ソポト容疑者を割り出し、裁判所で犯罪組織の責任者と対決させるなどして容疑者を依頼主と断定した。容疑者は否認しているが、裁判所は裁判にかけるための刑事手続きを進めている。
ドムニコフ記者が勤務していたノバヤ・ガゼータ紙は、調査報道を掲げて取材・報道し、政権側と何度も対立している。この結果、チェチェン紛争でのロシア軍の不当な対応などを批判し続けたアンナ・ポリトコフスカヤ記者をはじめ、計5人が犠牲になっている。この中で、殺害の依頼主まで判明したのは今回が初めてとみられる。
今回の依頼主逮捕で今後、犯罪組織による委託殺人事件の真相解明が進むことを期待している。プーチン政権も昨年から汚職・腐敗根絶を重要課題に掲げており、法の支配が徹底すれば犯罪が減り、政権に対する国民の信頼も回復に向かうことは間違いない。(この項終わり)
第二次大戦前にヨーロッパでオーロラが見られたように、
アメリカでオーロラが見られました。
また、ダニエル書の合算により、
御国の福音が宣べ伝えられるのは、5月15日だと理解できます。
エルサレムを基準にしています。
2018年 5月14日(月) 新世界 +1335日
ダニエル9:2 イスラエル建国70年
2018年 3月30日(金) ノアの大洪水 +1290日 過越14日-15日
2014年 9月17日(水) ダニエル12:11 +0日
2013年 5月15日(水) ダニエル9:24 マタイ24:14 -490日 第一次中東戦争から65年
天におられるわれらの父とキリスト、
死者復活と永遠のいのちを確信させるものです。
全てあらかじめ記されているものです。
これを、福音を信じる全ての方、
救いを待ち望む全ての方に述べ伝えてください。