グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党は09年マニフェストのレビューを急げ

2011年12月23日 | 日記
八ツ場ダム建設再開の是非を巡って国交相・与党政調会長間で意見が割れている。
国交相は地元知事ほか一部の関係者に建設再開を確約してきたが一方で政調会長はこれを「論理矛盾」と切って捨て来年度の予算化は認めない方針だ。
首相にとっては結構アタマの痛い問題だろう。
そもそも民主党は09年マニフェストを今のまま堅持するつもりなのか、それとも10年の参院選結果(惨敗)を受け部分的に修正しようとするのだろうか、基本的な方針がさっぱり分からない。
上記の問題も結局ここに帰着するのではないか。
消費税増税議論にしても同様だ。
このブログでも何度か指摘したが民主党は09年マニフェストをキチンとレビューしあらためて党内のベクトル合わせをすべきだろう。
そうでないも限り今回のような党内不一致ケースは今後も続発し国民の信用を著しく損ねることになる。
もし党の分裂を恐れてベクトル合わせができないというのであればこれはもう単独政党としての体を為していない。