グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

防衛相、消費者担当相の問責騒動に思う(その2)

2011年12月10日 | 日記
昨日の参院で防衛相、消費者担当相の問責決議が可決された。
これで任命権者である首相の「適材適所論」も一層真実味のない空しいモノになってしまった。
そして「挙党一致」を支えるはずの人事がむしろ足を引っ張る格好になってしまったようだ。
当該2閣僚は辞任を否定し今後も任に留まるのであれば思い切った手柄獲得を志向すべきだ。
もう単に「大過なく勤める」では済まされないのである。
それが党のためにもまた国民に対しても最低限の責務であろう。
野党はこれで政権与党に十分ダメージを与えた。
これ以上の追求は一先ず封印し山積する懸案事項の解消に与党とともに全力投球しよう。
下手に2閣僚への攻撃を続ければ反って評価を下げるだけだと思う。