グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

見苦しい既存政党幹部の橋下擦寄り発言

2011年12月05日 | 日記
27日に投開票された大阪W選は結局橋下候補率いる大阪維新の会コンビの圧勝に終わり、対立候補を擁立した民主党・自民党は敗戦の苦汁を味わうことになった。
民意を掴み損ねた両党は自らの不明を恥じつつ何らかの軌道修正を迫られようが昨日の自民党幹事長の「(橋下候補の市長選勝利を)内心、喜んでいる」にはあきれてしまった。
対立候補を擁立して戦っておきながら負けたとなると一転「大阪都構想の発想はよい。一緒になって推進していきたい。」では信念や節操のかけらもない。
もし自党が支援する候補が当選しておれば「やはり大阪都構想は無理がある」とでも言うのだろうに。
民主党政調会長の「(大阪都構想は)二重行政解消のいいきっかけになる。」発言も聞いていて抵抗がある。
評価するのであれば何故市長選以前に調整しなかったのか。
少なくとも選挙前にはそんな空気は微塵もなかった。
こんなことではますます有権者は離反するだろう。
自民、民主両幹部の橋下擦寄り発言は大いなるマイナスでしかない。