グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「文藝春秋」の企画力、編集力に思う

2011年12月13日 | 日記
毎月刊行される「文藝春秋」の広告見出しを見るたびに同誌編集部門の企画力、編集力に感嘆している。
タイムリーなテーマについて適確なライターを選び時期を失することなく執筆させているその力量には敬服せざるを得ない。
特に手記の形を執った誌面は週刊誌によく見られるような憶測記事とは大きく異なるためいつも興味深く読んでいる。
直近号ではオリンパスで現経営陣から解任された外国人元社長、親会社トップからの圧力で解任された読売巨人軍前代表兼GMがともに寄稿している。
両騒動はこのブログでもたびたび採り上げてきたのだが一方からだけとはいえ当事者の生々しい述懐は実に興味深く一気に読破してしまった。
仮にゴーストライターの手になるものとしても中味は本物だからだろう。
それでいて誌価は週刊誌に比べ格段に高いというわけではない。
世の週刊誌も暴露記事ばかりに血道をあげるのではなく少しは「文藝春秋」WAYを見習ったらどうだろう。