グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党小沢元代表の「増税は契約違反」論に思う

2011年12月12日 | 日記
民主党小沢元代表が幾度となく「増税は(国民との)契約違反だ」との発言を繰り返し野田政権をけん制しているがこれにはいささか違和感を覚える。
民主党が政権奪取後も引き続き国政選挙で勝ち続けているのならともかく昨年の参院選では惨敗、残念ながら政権交代時に提示したマニフェストは完全に否定されたのだ。
となれば何らかの方針変更は当然だし逆に何もしないことこそ民意を無視したものといわねばならない。
野田総理は消費税実施の折には総選挙であらためて「信」を問うとしている。
それで十分ではないか(もちろんそれに先立つ国家予算のムダの極限までの削減が前提だが)。
もしそれでも増税反対を唱えるのであれば同時に財政再建の青写真を掲げるべきだろう。
解散総選挙も逃げてはいけない。