グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

北朝鮮独裁者の急逝に思う

2011年12月22日 | 日記
北朝鮮の最高権力者であった金正日総書記がそのときの状況もよく分からないままこの世を去った。
後継者と目される三男が20代とまだ若く政治歴も十分とはいえないため今後の同国の行方についてはさまざまな憶測がある。
当面は集団指導体制で行くという見方が最も有力だが(金正日総書記が権力を継承した)十数年前とは取り巻く経済事情も違うしアラブ社会の民主化など国際情勢のうねりも気になるところだ。
わが国にとって最も望ましいシナリオは同国の民主化が緩やかにかつ着実に進み韓国との一体化や拉致被害者の徹底調査、核放棄が実現することだがこれはひとえに後見人を自認する中国がどう出るかにかかっているだろう。
最悪のシナリオは言うまでもなく核兵器の暴発や民衆への圧制だ。
正直言ってこれからの可能性は相当広角だ。
わが国はどんな状況においても速やかに対応できる物心両面での準備が重要である。
願わくば拉致被害者家族に朗報あらんことを。