(原題:Tropic Thunder)
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
-----これ、まだ観ていなかったんだよね。
誘われて、フォーンも一緒に行ったけど、
のっけから驚いちゃったね。
「うん。 『プラネット・テラーinグラインドハウス』も顔負のCM&大予告編大会。
しかもありフォックスサーチライトとか、
よその映画会社まで堂々と出しちゃって、
いったいいつ始まるのかと…」
----ベン・スティラー、ジャック・ブラック、
ロバート・ダウニー・Jr.だよね。
それぞれ“落ち目のアクション俳優”スピードマン、
“下ネタ主義のコメディ俳優”ジェフ、
“やり過ぎオスカー俳優”ラザラス。
「そう。戦争大作『トロピック・サンダー』に出演した彼ら。
ところがクランクイン5日目で予算オーバーに。
あきらめ切れない監督は
東南アジアのジャングルで撮影を強行しようとする」
----で、実際にそこは麻薬を扱う紛争地帯だった。
「うん。
もしかしてここはホンモノの戦場では?と疑うラザラスに対し、
スピードマンは、撮影と信じている。
このあたりは奇しくも 『ザ・マジックアワー』と設定が似ていたね。
で、彼らを捕まえるゲリラたちが
まるで『キリング・フィールド』クメール・ルージュか
はたまた『ブラッド・ダイヤモンド』かといった感じ。
リーダーが少年なんだから恐れ入る」
----予告編でも流れていた、
小さな子供を橋から振り落とすシーンは
ビックリしたニャあ。
「まあ、そのあたりが
タブー破りのベン・スティラーの面目躍如ってところかな。
同じくコメディの過激派ジャック・ブラックも出演しているし、
ロバート・ダウニー・Jr.は
わざわざ皮膚整形で黒人に成りすますという、
こだわりを見せる“役者バカ”の設定。
ただ、思ったよりも話が普通の流れで、
もう一つ弾けてない感じがしたね」
----でも、けっこう横で笑っていたじゃない。
「うん。映画ネタ、
しかもアカデミー賞を茶化したものが多かったからね。
たとえば、知的障害者の役を“完璧”に演じながら
オスカーを逃したスピード万に、
“完璧”はダメだと、
なぜ『I am Sam/アイ・アム・サム』のショーン・ペンが
オスカーを受賞しなかったかを
『レインマン』のダスティン・ホフマンや
『フォレスト・ガンプ/一期一会』のトム・ハンクスを引き合いに出して説明。
このあたり、なかなか痛烈だったね」
----そういえばカメオ出演も多かったね……。
「カメオ以前に
脇役が豪華。
ニック・ノルティがこんなコメディに出るというのも楽しかったし、
マユー・マコノヒーなんか、
ほんといい役をもらったって感じ。
この映画の底に流れている、
ハリウッド映画業界批判の核になっていたしね。
カメオでは、アカデミー賞授賞式のジョン・ヴォイトの表情が秀逸。
でも、いちばん驚いたのはやはりトムさま。
終った後、向こうのポスターでクレジットを確かめていたカップルもいたけど、
その気持ち分かるなあ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンもトムさまにはビックリ!ニャ」
※このタイトルはもったいない度
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※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
-----これ、まだ観ていなかったんだよね。
誘われて、フォーンも一緒に行ったけど、
のっけから驚いちゃったね。
「うん。 『プラネット・テラーinグラインドハウス』も顔負のCM&大予告編大会。
しかもありフォックスサーチライトとか、
よその映画会社まで堂々と出しちゃって、
いったいいつ始まるのかと…」
----ベン・スティラー、ジャック・ブラック、
ロバート・ダウニー・Jr.だよね。
それぞれ“落ち目のアクション俳優”スピードマン、
“下ネタ主義のコメディ俳優”ジェフ、
“やり過ぎオスカー俳優”ラザラス。
「そう。戦争大作『トロピック・サンダー』に出演した彼ら。
ところがクランクイン5日目で予算オーバーに。
あきらめ切れない監督は
東南アジアのジャングルで撮影を強行しようとする」
----で、実際にそこは麻薬を扱う紛争地帯だった。
「うん。
もしかしてここはホンモノの戦場では?と疑うラザラスに対し、
スピードマンは、撮影と信じている。
このあたりは奇しくも 『ザ・マジックアワー』と設定が似ていたね。
で、彼らを捕まえるゲリラたちが
まるで『キリング・フィールド』クメール・ルージュか
はたまた『ブラッド・ダイヤモンド』かといった感じ。
リーダーが少年なんだから恐れ入る」
----予告編でも流れていた、
小さな子供を橋から振り落とすシーンは
ビックリしたニャあ。
「まあ、そのあたりが
タブー破りのベン・スティラーの面目躍如ってところかな。
同じくコメディの過激派ジャック・ブラックも出演しているし、
ロバート・ダウニー・Jr.は
わざわざ皮膚整形で黒人に成りすますという、
こだわりを見せる“役者バカ”の設定。
ただ、思ったよりも話が普通の流れで、
もう一つ弾けてない感じがしたね」
----でも、けっこう横で笑っていたじゃない。
「うん。映画ネタ、
しかもアカデミー賞を茶化したものが多かったからね。
たとえば、知的障害者の役を“完璧”に演じながら
オスカーを逃したスピード万に、
“完璧”はダメだと、
なぜ『I am Sam/アイ・アム・サム』のショーン・ペンが
オスカーを受賞しなかったかを
『レインマン』のダスティン・ホフマンや
『フォレスト・ガンプ/一期一会』のトム・ハンクスを引き合いに出して説明。
このあたり、なかなか痛烈だったね」
----そういえばカメオ出演も多かったね……。
「カメオ以前に
脇役が豪華。
ニック・ノルティがこんなコメディに出るというのも楽しかったし、
マユー・マコノヒーなんか、
ほんといい役をもらったって感じ。
この映画の底に流れている、
ハリウッド映画業界批判の核になっていたしね。
カメオでは、アカデミー賞授賞式のジョン・ヴォイトの表情が秀逸。
でも、いちばん驚いたのはやはりトムさま。
終った後、向こうのポスターでクレジットを確かめていたカップルもいたけど、
その気持ち分かるなあ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「フォーンもトムさまにはビックリ!ニャ」
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