ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『Gガール 破壊的な彼女』

2006-12-14 11:01:11 | 新作映画
※一部、見どころを書いています。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。


(原題:My Super Ex-girlfriend)

----へぇ~っ。ユマ・サーマン主演ニャんだ。
タイトルだけ聞くと、また韓流かなと…。
「さすがに、そこまでは思わなかったけど、
まさか、スーパーヒロイン・ムービーとはね…。
ところでベッドルームで楽しんでいる時に、
窓から大きなサメが口を開けて飛び込んできたらどうする?」

----えっ?何言っているの??
「まあまあ、
これは観てみてよ。
この映画、ぼくはそこだけでも観た価値があると思っているから。
さてそれはともかく、このスーパーガール、
Great級の困ったちゃん。
超音速で空を飛び、
鋼鉄のボディで銃弾をはね返し、
強盗団の乗る車を抱え上げ警察へ。
大火災が起これば、
身体を高速回転して炎を消してしまう」

----いいところばかりじゃニャい。
どこが困ったちゃんニャの?
「このスーパーガール、私生活では展覧会の企画をしている
インテリ風のメガネ美女ジェニー(ユマ・サーマン)。
そんな彼女が、地下鉄でひったくりにあった時に
身の危険を顧みずに追いかけて行ったのが
設計会社の部長のマット(ルーク・ウィルソン)。
いつも人を助けている自分を助けようとしてくれたこの快男児に
ジェニーはすっかりメロメロ。
マットを誘い、絶妙のキス・テクニックと
パワフルなセックスでマットを圧倒。
ついには自分がGガールであることをカミングアウトする。
最初こそ、自分の彼女が超有名人であることに
密かな誇りを感じていたマットだったが、
Gガールは嫉妬深さもスーパー級。
マットが他の女性と一緒にいると、
怒りのあまりすべてを破壊してしまう」

----ありゃりゃ。それは確かに困ったちゃんだ。
「Gガールにはどんな弁明も通じない。
そこでマットの心は離れてゆき、
同僚のハンナ(アンナ・ファリス)へと傾いていく」

----あ~、ニャんだか、
巨大なサメの意味が分かってきた。
「し~っ。
この映画のオモシロさは
従来のスーパーヒロインものに、
男たちが望みながらも
映画では決して触れてくれなかった部分、
いわゆるセックス・エピソードを大胆に入れているところにある」

----それは、えいにはたまらニャいね。
いわゆる「ちょいエロ」ってヤツ?
「う~ん。プレスにはそう書いてあるけど、
『ちょい』どころじゃなかったという気がするな。
まあ、ここまでやれるのはユマ・サーマン、
それにキャメロン・ディアスくらいかなあ。
ただ、キャメロンだと『エロかわいい』系になるけど、
ユマ・サーマンだとたくましい。
Gガールの衣装も、
マットへの嫉妬が高まると
より戦闘的になってくる」

---ニャるほどね。
ところで、Gガールの愛はどうニャるの?
「ネタバレを押さえ気味に言うならば、
これも意外な展開を迎えるよ。
カギは、
ここで触れていないもう一人の存在。
いわゆるGガールを付け狙う悪役にありだね」


                  (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「ぼくも観ていいのかニャ」バレました?


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