葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

へ~イ・・、家紋・・

2015-04-19 17:21:22 | 作務衣はじめ 昔話


葬儀の場面でこれまたとんと見なくなったものの一つに

「家紋」があります

お家の家紋は何でしょうか?・・・

「あれ・・何だっけ?」という会話は

至極当然な話であります

それだけ「現実的に必要としていない」だけの家紋を

葬儀に使っていたのですね

家紋をつけますと

やはり「かっこよく、豪華に」見えますし・・

その昔、戦で使っていたような家紋を

使うようになったのは「家」を象徴する

紋所ということでしょうか

葬儀の場合

「喪服」や「葬儀の看板の頭」、「会葬礼状の中」に

「水引幕」に「提灯」・・・

ん?・・

そうか・・

考えてみたら「提灯」が使わなくなっていますね

自宅葬では「ここがお葬儀の場所です」とばかりに

家の門柱あたりに家紋付の提灯が通夜の道標と

なっていたのです

それが式場葬になり

だんだんと必要性が失われてきたのでしょう・・

さらにはコストの問題ですね

提灯は専門の提灯屋さんが作っておりました

家紋などはなんと手書きの時代もあったのです



しかし時代のながれは

低価格化と家族葬主体ですから

「家紋」が無くてもちっとも困らない・・

もともと自分のお家の家紋も分からない

そんなこんなで

提灯の明かりを消していったのです

さて、困ったのは

提灯屋さん(看板屋さん)と葬儀社さん

高額施行の錦の旗印の象徴のような

「立派な家紋付き提灯」がなくなれば・・

う~むぅ・・

どうりで・・

業界の

見通しが暗くなったは提灯のせい?・・

                

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