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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

素朴な質問

2010-09-13 19:02:23 | 道順庵の徒然草


「なんでお葬式はするの」??

この質問に私は上手く答えを出すことが出来るでしょうか

何で葬式をするのかは

何で生きているの??

何で朝に起きるの??

そんな質問にも似ていて

当たり前が

当たり前にわからない(笑)



「なんで葬儀をするの」?と葬儀社さんに聞けば

ふぅ~む~

「仕事だから」とでも答えるのでしょうか・・(笑)

この場合の質問はきっと「お葬式ってしないといけないの」?

が「なんで葬儀をするの」と質問がでてくるのでしょう


さて、葬儀ですか・・・

なんでするのでしょう・・・???

葬儀は誰の為にするのでしょう・・・

故人の為・・?

でも、葬儀を出しても「故人」はわかるのでしょうか・・?

わかるかどうかは「わからない」ですね・・(笑)

では、残された方はというと・・

「きっと故人も喜んでいるだろう」

「故人の為にこんなにたくさんの方が見えたよ」

「きれいに化粧をして、きれいに祭壇を飾って」

「みんなが涙して、故人のこと偲んでいたよ」

・・・・・・・・・・

そうです・・・

みんな残された人たちが想う事なのですね

そう考えると

故人の為にはは、「私たちの為に」あるということになります

葬儀のお花を見たことあると思います

柩の周りに飾られたお花は

何処を向いているのでしょう

柩の方ではなく

家族や会葬者の方を向いていませんか・・・

仏教の世界で使う言葉に「回向(えこう)」という言葉が

よく使われます

「故人の為の善い行いは、他の人や自分たちに返ってくる」

供養をするのもお花をこちら向きに飾るのも

生きている人たちに帰って来ることを

教えてくれるのです

お葬儀は、葬儀を通じて

お別れの確認(気持ちの上でも、現実の死別の上でも)もあるでしょう

物理的な死を認め、これからどう生きるかの気持ちを整理するためにも

必要でしょうし

改めて、生きることを考えるのが葬儀でもあるのです

上手くはいえませんが

人の死とは

人の生き方を考えること・・・


だから

お葬儀は「大事で大切な」儀式なのでしょう・・

お金の話と葬儀の話しを一緒にするから

葬儀=要らない・・・

と言った風潮になってくるのではないでしょうか

生きることを考えるくらい

大事であれば・・・

葬儀も大事ですね・・

だって

原始の時代から葬儀は形を変えても

無くなっていないのですから

魂の概念がなくならない限り

葬儀も無くなることは無いと、

思いたいのです



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