葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

薬草

2014-06-14 13:39:34 | 作務衣はじめ 昔話


普通のどくだみと

      

八重のどくだみの花です

道順庵のあちこちで見かけます


どくだみは薬草として古来より使われております

子供のころの私は

傷が出来れば蓬の葉を揉んで付たり

自然にあるもので

なんとかなったものです

薬はあったのですが

よほどでないと使わない

富山の「置き薬」で

薬売りの人が来ては

紙風船をいただいたものです

目にゴミが入ればおふくろが汗が染み込む手ぬぐいで

つばをつけて取ってくれたものです

子供のころは生傷は当たり前の毎日

自然の野山で探検ごっこですかね

ですから

どくだみなんかの独特の匂いなんぞ嗅げば

自然はいいなぁ~

となるのです

子供のころの嗅いだ匂いは

大人になっても

どこか懐かしいどくだみの葉



そして、いつしか文明の波にのまれては

野山から都会へ進み

身体壊せばドラックストアで

最新式の薬を手に入れるのです

野山で生活しているときが

野山のどくだみが効くのでしょうか・・・

それとも

都会の生活が

身体に「どくだみ」なのでありましょうか・・・

            




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