時代はお葬式も大きく変わりました
これからは
もっともっと変化の道を辿る事でしょう
お葬式はどちらかといえば
保守的な形態で、先人の教えに学んで
十年一日の如く、変化の少ない行事でも
あったのですね
お葬儀はその地域の長老方や、しきたり風習が
形態を決め、違うことをすることを封じられてきたのです
例えば、自宅以外の葬儀は「なんで自宅でやらないんだ」とか
六道(葬儀の係りで一番重要な人たちで、昔は、お墓を掘るのも
この人たちの役割で地域で持ちまわりで役がきます)
の存在や、食事も部落総出のお手伝いでした
人の死は人生の2大行事で結婚式と葬式は
喩え「村八分」でも
残りの2分「葬式と結婚式は」参加をすることでも
分かるように
重要なことだったのです
そして、今
革新?なのか、保守の崩壊なのか
お葬式は、全てのことにおいて
「どうぞご自由に」という
個人の選択でなんでもできるようになりました
要は「しばり」という我慢やしきたりが
なくなったのです
で、起こることは・・
「火葬だけ」という直葬の増加
「家族葬」という名の小規模化へまっしぐら・・
「式場利用」のらくちんさへと進み
さらには
「お寺さん」はいらないよ・・・・まで・・
だって、無駄なことだもんねぇ・・・とのたまう御仁の多いこと・・
これは「革新」なのか「各侵」なのか「欠く心」なのか
たしかに・・・
わかりますけど・・・
これで
いいのでしょうか・・・
世の中の鏡は
正直なのでしょう
写る姿は変えられなくても
鏡の角度くらいは、変えてみて
みたいものです・・・