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葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

肝だめし

2011-08-16 20:21:02 | 作務衣はじめ 昔話


夏の涼しくなる方法で

お金が掛からないのが「肝だめし」というやつ・・

一度や二度は皆さんも経験がおありでしょう

考えれば

お化けや幽霊が居るという前提が

この肝だめしの「きも」であります

私も子供の頃は

本当に信じていましたし

いまでも「あの世」とかは

あると思っています(笑)


子供のときに、で例の

「火の用心」の巡回に参加しておりまして

最後に

自宅まで一人で帰るときなど

自分のぞうり(昔は靴など無かった!!)

が、「ヒタヒタ」と音をたて

ついぞ、誰かが忍び寄る音にも聞こえてしまい

大きな声で、歌など歌って、怖さをごまかしていたものです
(お化けでも、来たのかと思っておりました・・・)

天国や地獄の話、罰が当たる話・・・

そんな話もよく聞かされました

仏教の教えも、子供にわかりやすく教えたり

するのには大変役に立ったことでしょう

怖い話も

涼しくさせる為の話しではなく

仏教の教えや、道徳教育の話だったのです


さて、今の世の中、お化けより怖い放射能やら「一斗缶」やら、みたいな時代

怖い話の内容は

昔のほうが良かったのではないでしょうか・・・

もっとも

今では、一人でお墓を散歩できますが・・・



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お盆が過ぎて

2011-08-16 13:34:01 | 道順庵の徒然草


お盆が過ぎて、仕事が忙しくなってきました



私たちは、葬儀が仕事です

忙しく、葬儀のお手伝いをしておりますと

忙しいのが「普通の状態」で

ヒマなときは「異常な状態」になる

とても、悲しい性をもつのです

普通に人が死ぬということは、世の理なれど
(順番にという意味です)

普通に人が生まれて、普通に死んでいくだけで

なぜか、「死ぬ」ことには

「なんで」「それまた急に」「うそ」「まさか」

などと、現実を否定する言葉の列挙になります・・

要は、死を認めたくない、認められないのであります

確かに人は何れ100%死亡するのに

「今」の死亡は

認められないのであります


いつ何時に自分が

葬儀の主役になるかわからないのに

「葬儀は他人事」か「他人事であって欲しい」もの

避けて、よけて、かかわらないでいたいもの・・・

そんな毎日を過ごすことで

死の世界から遠ざかることで

平穏さをいただいているのです


突然の死は

平穏を打ち砕くのですから

動揺とショックは計り知れません


死や葬儀にかかわってみますと

いろんな世界観が見えても来ます

いろんな人の死や葬儀を通じて

「生きる」ことを教わってもいるのです


人はいつ死ぬのでしょうか

それは、ワカリマセン・・・

死ぬときが寿命とは昔の人は上手いことを

いったものです


もっとも死ぬときが

わからないから、普通に生活ができて

明日に希望をもって生きているわけですが・・・




突然の不幸を取り扱う葬儀社さんたち・・・

でも

それが仕事、それが当たり前の普通の日常なのです

特別なことを普通に行なう

そんな毎日で多忙な日々・・



葬儀社さんは

なかなか休みが取れない業態です

それでも

時々お休みが必要になります

それは

普通のことが普通に写る

鏡を眺める時間と言うものが必要でもあるからです









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