葬儀社さんの引き出しには
いったい何がどのくらい入っているのでしょうか・・
今の葬儀に対する考え方(特に家族葬)は
多様性が必要となりました
昔は、式場や地域のしきたりに「合わせた」葬儀しか
行なえなかったのでございます
それ以外は「できません」で通っていたのですから
凄い時代でもあったのです
さて、葬儀の多様化と言っても
その引き出しが少なければ、お客様の要望に
100%答えることは出来ません
しかしながら、葬儀社といえども100%答えられている
所は極々限られたところでは無いでしょうか
答えられないなら
引き出しを大きくするのも一つの案ではあります
基本の形は決まっていても
お客様の要望で変化が可能な仕組みを
引き出しの中に持つのであります
(それも引き出しの一つでしょうけど)
お客様の要望で
「それはちょっと・・・上司に聞いてきます」
から
「そうですか、わかりました、私なりの解釈で努力をしましょう」と
決めの細かい対応(気持ちと技術とコストの面からも)
対応できるような社員の方への権限を与えてしまうのです
もちろん限度はありますが
聞いて、努力する部分の「ゆとり」の巾を
引き出しに最初から入れて置くということです
結果
お客様とのコミュニュケーションがとりやすくなり
気持ちが互いに通じるようになって来るのではないでしょうか
顧客満足という言葉には
汗と知恵と想いが伝わらないと
難しいように思います
ありがとう・・・と言われる為には
相手のこころのなかに
気持ちの良いことを感じていただくことに
引き出しの整理と数と大きさが
必要になるのでありましょう・・・