葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

薄墨

2009-05-12 20:24:57 | 道順庵の家族葬
当社では家族の方がお寺様のお布施や

戒名の袋の上書きを代筆して

差し上げております

もちろん手書き毛筆で薄墨を使用いたします

「薄墨」は

悲しみのあまり涙で墨が薄くなりました・・

という意味なのです

日本人の奥ゆかしさや

相手を思いやる気持ちは

こんなところにもあるのです

表書きは薄くても

中身が厚ければ・・・気にならない方が

多いとは思いますが(笑)

やはり、いろんなところで昔の人は

気を使っていたことが良くわかります

なんとか、今の時代でも

相手に気を使うことが尊ばれるように

なるといいのですが・・・


あるときフロントで「筆ペン」貸してくださいと

依頼され、差し出したものが普通の筆ペンでしたから
(たまたま在庫が無かったのです)

注意をされたことがありました

「葬儀社さんは薄墨で書くことも知らないのか」・・

たしかにその通りです

余計な弁解はできませんから

「申し訳ございません」とお詫びをし、

次の日には、薄墨のペンをフロントに何本か用意を致しました

「普段は置いてあるのに」

と思いつつ、

(無かった事実)も

真実なのです

気持ちも、こころも「薄く」ならないように

心がけたいものであります





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眠いときには

2009-05-12 20:10:31 | 道順庵の徒然草
今日の昼間は霊柩車の運行を頼まれて

火葬場まで行きました

約50分の道のりです

隣の席は喪主様後ろの席は「ほとけさま」・・

時間は昼時の12時です

ややあって・・「極度の睡魔」に襲われ始めます

いつもそうなのですが

本当に困ります!!!

なぜって・・??

先ず生あくびができない(笑)・・

眠気予防の(ブラックガム)などご法度です

見えないように(喪主さんに)足や手をつねったり・・

足の指を強く曲げたり・・・

とにかく大変です

生あくびは口をあけるのをこらえるせいか、目からは涙が出てしまう

始末です、信号で止まれば「爆睡」しそうになるし、

横目で喪主様を見れば、

「うとうと」状態です

「う~むぅ・・なんとかしてくれぃ・・・」

このこころの叫びが出そうなときに

火葬場に着くのです

そして帰りは「まったく眠くない」

のは

どうしてなんだろう・・・

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これからの季節

2009-05-12 19:57:10 | 道順庵の徒然草
今日は道順庵での通夜です

これから夏になるにつれ、入り口の戸を開けるたびに

気を使うことになるのです

そうです・・

「虫」たちが光の下に集まるから

通夜で帰る人たちが戸をあけるたびに

ぶぅ~ん とばかりに、蚊や虫や蛾とか

まったく「遠慮もなしに」飛び込んできます

あけたらすぐに閉めるのですが

まぁ~

自然があるというか(笑)

今日は早速「蛾」君が入ってきました

こればかりは「無視」ができませんから

退去いただきましたが

蚊取り線香は道順庵の必需品です

納屋にはいろんな殺虫剤やらスプレーやらで準備は

しているのですが

お客さんの目の前で「ぶち!」っとつぶす訳にもいかないもんですから

入り口の開閉には気になる季節と

なってまいりました

ハイ・・・


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