葬儀ってなんだろう

葬儀社が葬儀ってなんだろう・・なんて言うのは

ちょっと変でしょうか・・

ときどきわからなくなってくることがあります

私達はお手伝いする立場ながら

葬儀は家族が行うもの

しかし現実は、そうはならない場合や

違う考えで行わなければならないときもあるようです

それは、家族でも一人一人が考え方や、宗教が違ったり

家族葬にしたい人と、多くの方に来ていただくことを考えている

人とか、さまざまな要因を葬儀には含んでいるのです

しかし、

葬儀を確定して、段取りを進めなければいけないのです、

時間には限りがあるのです

葬儀の決定は「喪主」様がやはり権限を持つのが一般的ですが

そこは世の中「チカラや声の大きい」方が

主導権を握る場合も・・・・

ときにはあるのです

そんな時、あなたならどうしますか・・・？

やはり、兄弟喧嘩してでも

持論を押し通すのか

折衷案で行くのか

大きな声を出す人に任せるのか・・・

難しい選択を決めなければいけないのです

そんなとき

私達は、一歩はなれて

結果をまちます

とても立ち入れない部分でもあるからです・・・

糸

雨がしとしと

音も無く降っています

ここのところ暑い日がつづいたせいか

たまのお湿りもいいものです

昨日の家族葬の方が「なぜ」道順庵を選んだかが

わかりました

高齢のおばあちゃんがが一緒に来るのに

「緑が多いととても落ち着く」

という理由で

ここ道順庵の「緑」を求めてお選びになられたのです

庭の見える座敷に椅子を出し

おばあちゃんを囲んだお孫さんたちと家族の方たち・・

家族のかたの温かい眼差しのもと、

静かにときがながれていきました

静かなこと、緑が多いこと・・・

豊かな気持ちでお送りするということ・・・

そんな選び方をされた家族の方たち

道順庵は「縁」と「緑」・・・

どちらも糸で繋がっているようです・・・

絆の文字にも糸という

つながるものが

家族には必要なのです・・・