A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

冬コミ戦利品レビュー・東方編その10

2017-02-08 23:16:26 | 同人誌感想

 けものフレンズが予想以上に脳を侵食していく……。

・トウホウプロジェクト4コママンガ劇場そして伝説へ(永遠の時間)
 twitterで見かけてチェックしていた合同誌。
 いやーもう直撃世代としては手に入れないわけにはいきません。
 内容はもうタイトルどおりです。
 4コマのノリどころか、楽屋裏ページや欄外の注釈もも元ネタ通りで血中ノスタルジー濃度が急上昇。
 どの作品もドラクエ4コマのあの独特の空気感が出ていて良かった。
 特に印象深かったのはハルカチャンネル氏の完シリーズ、SUO氏のスライムでしょうか。
 ゾウノセ氏の漫画はどっちかというとメガテン4コマな気が……。
 あと今読み返しててt気がついたんですが値札まで貼ってあって芸コマです。 

・綿月姉妹合同(らびてす)
 儚月抄で桃を食べたり弾幕を食べたりして強烈な印象を残した綿月姉妹の合同誌です。
 本作中でも桃を食べたり玉兎に好かれたり実質サグメさん本だったりとバラエティ豊か。
 というかうにゃ吉氏のマンガではいきなり豊姫がよっちゃんの左手の薬指に指輪はめて「姉妹婚?」とか何言ってるの子!?
 ととねみぎ氏のマンガでは正体隠す気がゼロな人が3人もいて吹いた。
 あと豊姫はそのキャラ怖いので即刻やめて頂きたい。
 しかしこの本の本体は巻末の「7Pでわかる東方儚月抄」と「キャラクター相関図」なのは間違いありません。
 しょっぱなからくっころ展開捏造でこういうの嫌いじゃない。
 フェムトファイバー説明ってそんなに長かったっけ?と思って調べてみたらほんとに9ページかけて説明してた……。
 雑誌掲載時の餅スパークといい、儚月抄って思い返すと本当に強烈な作品だったんだなあと思える一冊でした。

 今日はここまで。 

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たーのしー!

2017-02-07 23:25:46 | それさえも平穏な日々

 はい、わたくしももう行きます。
 ヒトの殻から抜け出て、けものに還る刻が来たのです。

 というわけでわたくし人形使いは各所で人類の脳を溶かしている神アニメ「けものフレンズ」を視聴してしまったわけですがこの作品は子供向けアニメを装ったポストアポカリプスSF作品であることは明白でありややもすればコードウェイナー・スミス「人類補完機構」のフォロワー的作品であると解釈することも可能でありラッキービーストの正体はマンショニャッガーであることは確定的に明らかであり主人公であるかばんちゃんはあの世界に唯一生き残ったホモ・サピエンスでありジャパリパークは人類を含む全生物を保管するために建造された巨大ビオトープでありセルリアンの正体はケイ素生命体であり1話でなんか地面から出てたピロピロした光はあれ絶対トラパーだよねということはエウレカセブンとも世界観を共有しており終盤超巨大情報集積装置通称「図書館」でかばんちゃんに突きつけられた真実はあまりにも過酷なものだった。けものだ。みなけものに還る刻が来たのだ。たーのしー! 

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冬コミ戦利品レビュー・東方編その⑨

2017-02-06 23:13:26 | 同人誌感想

 なんかまた寒さがぶり返してきたぞ……。

・せーじゃとすくなの越冬チャレンジ!!(teaminazuma)
 せーじゃと! すくなが! 越冬チャレンジ!(ビシバシチャンプ)
 なにかといじられ役になりがちな相沢さんの正邪ですが、今回も天真爛漫で押しの強い姫にタジタジなのが微笑ましい。
 相沢さんとこの姫は人懐っこくてかわいいよね。
 針妙丸はアクションがいちいち小動物っぽくて好き。
 あとこちらのサークルさんは初期の頃から読ませてもらってますが、メディがすっかり永遠亭の一員になってる感がいいです。
 しかし正邪はほんとにまわりに振り回されるのが似合うな。
 今後も全力で振り回されてほしいです。
 このサークルさんの三魔女なんか全員マイペースなのでいい感じに振り回されてくれそう。 

・バカルテットとほかいろいろ(カブトガニ出版)
 pixivで見つけたえらくかわいいバカルテットの面々を描かれるサークルさんの総集編。
 なんかもうキャラがぷくぷくしててひたすらかわいいのが特徴です。
 その中でもバカルテットの面々は絵柄もそうですが行動が完全に小学生の悪ガキ4人組って感じでたいへんほほえましい。
 みんなして香霖堂にたむろしてる辺りがなんだかノスタルジー。
 まあ全員飲酒してますが。
 それに比べて大人の面々がだいぶひどい。
 霊夢は完全に893、文はプロの変態となかなかの逸材が揃っています。
 そんな感じなので慧音のまともっぷりが光る。まあ幼女化してますが。
 あと特筆すべきはルーミアの可愛さでしょうか。
 個人的ルーミアポイントとしては八重歯を描いてくれてるのが非常にうれしいです。

 今日はここまで。 

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比べるということ。

2017-02-05 23:20:30 | それさえも平穏な日々

 最近がくんとモチベーションと楽しさが下がってしまった小説と居合ですが、両方とも他者との比較を強く意識するようになってからそうなったように思います。
 事実、モチベーションが保てていた頃は、他者の作品や技法を参考にすることこそあれ、そこまで強く他者との優劣を意識したことはありませんでした。 
 マイペースでやっていくのがいちばんいいと頭では分かっているんですが、どうしても他者との差を意識せずにはいられません。
 どちらも共通項として、「長い期間やっているのにこれだけしかできないのか」という意識が強くあります。
 目立った成果がないせいでモチベーションが下がっているのか、モチベーションが下がっているから目立った成果が出せないのかは、卵と鶏と同じでどっちが先なのかはわかりませんが。
 結局長い期間やっていると、やるだけでは満足できなくなっていくんでしょうね。
 やはり成果がほしい。
 しかし成果が出ない。
 もちろん、すぐに出る成果とそうでない成果はあります。
 大きな成果は一朝一夕では出ないものであることは身を持って知っています。
 しかしそんな正論、成果に餓えた状態では何の意味も持ちません。
 成果が出せないまま努力を続けるのは辛い。
 なぜならその間、延々と自分が他人に比べて劣っていることを思い知らされ続けなくてはいけないからです。
 努力それ単体には意味はありません。
 成果を出して初めて努力に意味が生じます。
 成果が出るまで、延々と自分の努力に意味はあるのかと疑い続けなくてはいけません。
 さらにその間、延々と巨大な劣等感に押しつぶされ続けなくてはいけません。
 拷問です。
 それもこれも、自分と他者を比較するから生じるものだとわかってはいても、なかなか自分のペースを取り戻せないでいます。
 常に他者と自分を比較し、その成果も比較するために自己肯定感が得られないということも頭ではわかっています。
 自己肯定感と自信が混走しがちですが、そもそも自己肯定感とは「無条件に」自分を認めるところから始まるものであって、自信は例えば難しい試験をパスしたとか大きな成果を上げたとか、「ある条件をクリアする」ことで得られるものであって、両者は全く違うものです。
 なので、僕にごっそり欠けている自己肯定感を得るためには、まず自分を無条件で肯定することが必要なんですが……これはもう心理的にほとんど不可能。
 そもそも自己肯定感の源泉となるのは親からの無条件肯定なわけですが、これを幼少期に手に入れそこねたが最後、あとは自分でどうにかするしか方法はありません。 
 他人からの承認ではもう絶対に間に合わないんです。自分でやるしかないんです。
 しかし自己評価が低いとそもそも自分を認めることができないので、それははっきり言ってほとんど不可能。
 なので最もわかりやすい自己肯定の方法である「自分は他者より優れている」を行うために自分と他者を比べるわけですが、そもそも自分が劣等しているのでそこからも自己肯定感を得られない。
 他者を一切無視してしまえばいいんでしょうけどね……。
 幼少期から周りと比較され続け、今に及んでは自身の苦痛すら他人に比較され優劣をつけられ……。
 この「比べること」からの脱却ができれば、かなり楽に慣れるとは思うんですが……。
 ACの本に書いてあった、「手放すことにより最も多くのものを手に入れられる」というのはまさにそのとおりだと思います。 

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冬コミ戦利品レビュー・艦これ編その5

2017-02-04 23:38:31 | 同人誌感想

 寒くて泣きそう。

・まるゆさんのいる鎮守府①②③(がいこくらぶ)
 えらくダンディなまるゆさんのお話。
 CVは個人的には梁田清之さんを推します。
 ですが作中で頻繁にコブラ扱いされてるのでやはり野沢那智さんでしょうか公式では。
 しかしまるゆさんの男気あふれる姿に隠れがちですが、那智がえらくアレなキャラになってるのが見逃せません。
 「那智汁ブシャー!!」は流石に自分を捨てすぎだと思います……。
 あと子日もなかなか。
 「今日は何の日? ゾンビの日だよ!」とか何やってるんだこの子は。
 このまるゆさんの造形、なにげにすごい気が。
 2等身でダンディキャラっていう絶対合わない要素なのになぜか説得力を感じます。

 今日はここまで。 

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冬コミ戦利品レビュー・艦これ編その4

2017-02-03 23:11:19 | 同人誌感想

 なんか寒さがぶり返してきたぞ……。

・むっぽちゃんの憂鬱①②(さざ波小波)
 コミケの際に同志しおのりさんから頂いた艦これ本です。
 内容は、なんかムーミンっぽい謎の生き物「むっぽちゃん」の何気ない日常を描いたおはなし。
 寡黙なむっぽちゃんですが大変表情豊か。
 つうか無駄に所帯じみたむっぽちゃんの生活になんだか共感を覚えてしまいます。
 「なんだっけ」「すれちがい」あたりがあるある過ぎて身につまされます。
 ②巻はまず表紙が悲しすぎる……。
 「きゅうしゅつ」「あめのひ」「あまくてとろける」が好き。
 特に「きゅうしゅつ」はほんとにあるあるで笑えない……。
 あと「ひえる」は①回やらかしました……。

 今日はここまで。 

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シルバー事件コンプリート!

2017-02-02 23:40:21 | ゲームな話

 ずーっとやってなかったsteam版シルバー事件、ようやくコンプリートしました!
 総プレイ時間は全実績解除で18時間。
 内容はPS版と大きな違いはありませんが、UIが非常にオサレな感じになっててベネ。
 特装版であるデラックス・エディションにはプレミア価格のサントラも付属してて大変お得。
 いやしかし久しぶりにプレイしましたがやはりグラスホッパーマニュファクチュアの作品だけあって話が難解というか色んな作品の色んな要素が絡み合ってて1作だけじゃワケガワカラナイヨ。
 というわけで他のGHM作品もsteamに移植されませんかね……。
 25区とかやってみたい。 

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冬コミ戦利品レビュー・東方編その8

2017-02-01 23:14:52 | それさえも平穏な日々

 なんか寒さが逆戻りしてきてないか……?

・くちなわ ディーブルーメンウントディーヘクセ(くろぬこ亭)
 twitterで見かけて一気にハマったサークルさんの新刊です。
 まず前者は、絵柄を完全に劇画調に寄せた凄烈な作品。
 おそらくタイトルは作中の剣技の名前だけでなく、幽々子、紫、そして妖夢、三者の絡み合う情念にもかかってるんじゃないでしょうかね。
 個人的嗜好として妖夢が「くちなわ」を放つくだりは素晴らしく良かったです。
 あと作中では触れられていませんが、幽々子と妖夢は同じ左胸に同じような傷があるんですよね。
 他の作品での設定なんでしょうか、気になります。
 そして後者、おそらく設定としては永夜抄のパラレルでしょうか。
 東方二次創作において、「霊夢の強さ」はさまざまに表現されてきていますが、本作ではまた今までにない形で霊夢というキャラクターが表現されています。
 そしてそれに鏡写しとなっているのが魔理沙。
 同じように傷つきながらも全く違う両者が、なんというか決定的に違う、決して同じ場所には立てない二人に見えます。
 twitterやpixivなどの作品を先に見たので、このサークルさんはどちらかと言うとほのぼの系の作風だと思っていたので、両作ともになかなかショッキング。
 でもこうした強烈な作風もいいですね。

 今日はここまで。 

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