・天穂のサクナヒメ体験版(えーでるわいす)
こちらのサークルさんの作品は最初の作品であるフリーソフト版「花咲か妖精」からずーっとプレイさせていただいてるわけですが、まあ新作が出るごとにまあサイヤ人みたいにどんどんパワーアップしてます。
そして最新作である本作「天穂のサクナヒメ」ですが、もはや商業ソフトを超えたと言っても過言でも華厳でもないと言えるでしょう。
単純にグラフィックが綺麗でハイレベルっていうのももちろんですが、僕が同人ゲームに期待する要素のひとつである「商業ゲームには決してない予想外の発想」がこの作品にはあります。
まあ何がいちばん予想外かって、例の同人ゲームまとめ動画の紹介PVとダウンロードカードがなぜか魂斗羅スピリッツだったことなんですけどね。
ゲーム内容はアクションRPG+なぜか稲作。
主人公の神さま・サクナを操りダンジョンを攻略し、素材を集め、そして田んぼを耕し田植えをして稲刈りしてお米食べろ!!
神さま自らが田起こしから精米まで行うというありがたいんだかバチ当たりなんだかよくわからなくなるシステムなんですが、これがなかなか面白い。
本当にコメの収穫までの作業をイチから再現しており、もう畑の畝もロクに作れなかったり稲をまっすぐ植えられなかったりと昔の農家の人の苦労を垣間見ることが出来ます。
個人的には脱穀が大変でしたが面白かった。というか千歯こき見たのなんて小学校の社会の資料集以来だぞたぶん。
というかサクナさんは畑仕事とダンジョン攻略両方やってて明らかな超ハードワークなんですが大丈夫なんでしょうか。たまには休んでね?
アクションパートは言うに及ばずの完成度。
過去作であるフリージアでのスピーディかつダイナミックな戦闘システムがとっても爽快。
羽衣を使ったアクションもいいアクセントになっていると思います。
完成版ではアクションも増えるでしょうし、完成が楽しみな一本です。
・C.C.S.B体験版(RebRank)
今回の体験版で基礎的な部分はほぼ完成した感じでしょうか。
なんだか幼い感じになったセレスさんが俺によし。
ゲーム内容は画面固定型STG。
敵を倒した爆風でさらに連鎖爆発、というシステムにプラスアルファで、画面を左右に回転させることで爆風の位置を移動、離れた場所にいる敵も連鎖に巻き込めるという要素があります。
これが非常に爽快で、うまくすれば画面の四方から出てきた敵を順番に巻き込んで一掃、一気にチャプタークリア!なんてこともできます。
ステージが細かく区切られているのもこのシステムの爽快感を助長していると感じます。
ボス戦や中型機なんかはショトのみでは倒せないものもいたりで、先に進んでいくとだんだん頭を使うパズル要素が増えてきそう。
あとこのサークルさんの作品はBGMがすごくいいんですよね。
前作「RefRain」でもあった清涼感のあるBGMは今回も健在。
またサントラとか出してくれないかなあチラッチラッ。
今日はここまで。