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山本二三展

2011年08月20日 | Museum
神戸ビレンナーレ2011・プレ企画『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展』神戸市立博物館
アニメーションの美術監督として、草創期から数々の名作を生み出してきた山本二三氏の作品展。山本二三氏は昭和28年(1953)長崎五島列島生まれ。
「未来少年コナン(1978)」「じゃりン子チエ(1981)」「名探偵ホームズ(1982)」「天空の城ラピュタ(1986)」「火垂るの墓(1988)」「もののけ姫(1997)」「時をかける少女(2006)」などの美術監督をつとめ、日本を代表する背景画家であり美術監督として活躍されています。特に雲を描いたら世界一、“二三雲”は有名です。山本二三氏の背景画は、入念な取材と精密なスケッチに基づいて描かれています。「火垂るの墓」では、神戸・御影・灘五郷・西宮周辺をピクチャーハンティングされたのこと。まさしく4月から自分が現在生活している地域であり印象的。「火垂るの墓」という作品の見方が変わりました。
青空に沸き立つ雲や、湿度感十二分の密林の森に、生活感あふれる街中の風景など背景画であるもののそれ自体が件p作品として目を見張るばかりです。世界に誇るべきアニメーション美術のすばらしさを実感し、アニメから連想する娯楽性のイメージを一側件pの一分野と認識を一新しました。



Robot of Laputa 「天空の城ラピュタ」


Town for Evacuation 「火垂るの墓」


Forest of Shishigami(Lion Deity) 「もののけ姫」




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