おてんきぷらぷら

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ライフ オブ パイ

2013年02月19日 | Movie
2月12日、映画『ライフ オブ パイ』エールフランスAF0292便にて。
フランス旅行の帰り道、12時間弱のフライトでの機内鑑賞となりました。
インドで動物園を経営するパイ少年一家。映画は、パイ少年のいじめられっ子からの脱出エピソードから物語は始まります。宗教にのめり込みベジタリアンとなるパイ少年。パイ少年の頭脳明晰さと肉・魚を食べられないことが、鑑賞後、いろいろ考えることとなるネタ振りなのだったのでしょうか?
一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまいます。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、ケガを負ったシマウマ・ハイエナ・オランウータン・ベンガルトラとパイ少年。ほどなく、ハイエナはシマウマを食べ、オタウータンを襲います。そのハイエナを殺し餌食としたのはベンガルトラ。結局、ボートにはパイ少年とベンガルトラの‘リチャードパーカー’だけとなります。残り少ない非常食、絶望的な状況に加え、‘リチャードパーカー’と大海原に投げ出された少年はなぜ生き延びることができたのか。ファンタジーの要素があるとともに、リアルな漂流物語。やがてボートはメキシコにたどり着き、‘リチャードパーカー’は静かに去っていきます。発見されたパイ少年は病院へ。病院で保険会社の調査人にパイ少年は事故と漂流の経緯と体験を話しますが、信じてもらえません。そこで、パイ少年が話したもうひとつのストーリー。救命ボートには母親・料理人・ケガを負った水夫と自分。料理人が水夫を殺し食し、次に母親を殺し、その料理人を殺して食べたのは自分だと・・・。ベンガルトラと少年の壮大な漂流物語は、一転、なまなましいミステリーへと、謎めき釈然としないまま終わります。
個人的には、終盤登場の保険会社調査人(日本人)に嫌悪感。損害保険会社の社員として一言“保険会社の社員はもっとスマートでしょ”













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