1月22日、会社帰りに、映画『マスカレードホテル』を"TOHOシネマズ日本橋"にて。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/04/4236cd379dc9b55c185213aa0a701365.jpg)
東野圭吾氏のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」の映画化作品。昨年、「検察側の罪人」で、嵐の二宮和也さんとの共演で話題を呼んだ木村拓哉さんが初の刑事役に挑んだミステリードラマ。連続殺人事件を解明するためにホテルに潜入する刑事役に木村拓哉さん、彼と共に事件の真相に迫る一流女性ホテルマンに「メタルマクベス」の艶っぽさにまいった長澤まさみさん。殺人現場となるホテルに次々と現れる素性の知れない宿泊客を前に、刑事として"性悪説"の疑いの目で、お客さまの“仮面”を剥がそうとする刑事と、ホテルマンとして"性善説"でお客さまを信じるおもてなしで、お客さまの“仮面”を守ろうとするホテルマン。お互いの立場の違いから幾度となく衝突しつつも、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになって行き、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていくというヒューマンストーリーがベースですが、もちろん、東野圭吾ミステリーですから、緻密に張り巡らされた伏線(サイドストリーや、アイデアの転用に、小道具など)を回収しつつ、謎解きのロールプレイングありの、驚きのクライマックスへと突き進みます。原作を読み込んでの鑑賞でしたから、原作を思い出しながら大いに楽しめました。本作はフジテレビ制作映画で、監督は「HERO」の鈴木雅之氏。登場人物がカメラに向かって話しかける演出手法は、豪華な俳優陣個々を際立たせるには効果的ですが、映画ならではの壮大さや世界観はなく、どこかTVドラマ風。木村拓哉さんのための、長澤まさみさんを愛でるエンターテインメントムービーでした。東野圭吾ファンとしては、木村拓哉さん長澤まさみさんの"はまり役"コンビにて「マスカレード」シリーズの映画化続編に期待してしまいます。
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東野圭吾氏のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」の映画化作品。昨年、「検察側の罪人」で、嵐の二宮和也さんとの共演で話題を呼んだ木村拓哉さんが初の刑事役に挑んだミステリードラマ。連続殺人事件を解明するためにホテルに潜入する刑事役に木村拓哉さん、彼と共に事件の真相に迫る一流女性ホテルマンに「メタルマクベス」の艶っぽさにまいった長澤まさみさん。殺人現場となるホテルに次々と現れる素性の知れない宿泊客を前に、刑事として"性悪説"の疑いの目で、お客さまの“仮面”を剥がそうとする刑事と、ホテルマンとして"性善説"でお客さまを信じるおもてなしで、お客さまの“仮面”を守ろうとするホテルマン。お互いの立場の違いから幾度となく衝突しつつも、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになって行き、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていくというヒューマンストーリーがベースですが、もちろん、東野圭吾ミステリーですから、緻密に張り巡らされた伏線(サイドストリーや、アイデアの転用に、小道具など)を回収しつつ、謎解きのロールプレイングありの、驚きのクライマックスへと突き進みます。原作を読み込んでの鑑賞でしたから、原作を思い出しながら大いに楽しめました。本作はフジテレビ制作映画で、監督は「HERO」の鈴木雅之氏。登場人物がカメラに向かって話しかける演出手法は、豪華な俳優陣個々を際立たせるには効果的ですが、映画ならではの壮大さや世界観はなく、どこかTVドラマ風。木村拓哉さんのための、長澤まさみさんを愛でるエンターテインメントムービーでした。東野圭吾ファンとしては、木村拓哉さん長澤まさみさんの"はまり役"コンビにて「マスカレード」シリーズの映画化続編に期待してしまいます。
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