おてんきぷらぷら

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千本松牧場

2016年04月09日 | NON
4月9日、4月よりお世話になっているホウライ(株)が経営する『千本松牧場』に社内行事にて。
『千本松牧場』は、総理大臣を2度務めた松方正義公が、明治26年にこの地を那須開墾社より譲り受け、大農具を導入して欧米式の農場を開いたもの。大正時代には綿羊、競走馬などを飼育していました。その後、昭和3年に蓬莱殖産株式会社(現:ホウライ株式会社)が設立され、農場経営を引き継ぎました。第二次大戦後に酪農を開始し、今日では牧草づくりから乳製品の生産までの「一貫生産」を行っています。『千本松牧場』の全面積は834ha。これは東京ドーム178個分。この地には、天然のアカマツが密生繁茂していたので、松方正義公は「千本松」と命名し、それがそのまま地名となりました。現在でもたくさんのアカマツが群生しており「栃木の景勝100選」にも選ばれています。
ちなみに、運営するホウライ株式会社の名前は、中国の伝説で東にある仙人の住む理想郷と伝えられる「蓬莱」を意味しています。当時、ホウライ株式会社の本社が東京新橋の蓬莱橋のたもとにあったことが名前の由来です。
この日は、勤務先:ホウライ株式会社の社内行事にて『千本松牧場』クリーンキャンペーン。午前中、ごみ拾いをし、昼食はジンギスカンにて懇親会がありました。東京は既にサクラは終わりを向かえ葉桜ですが、那須のサクラはまさに今が盛り。サクラを愛で、ジンギスカンに舌鼓を打ち、持ちきれぬほどの美味しきお土産に大満足。この会社の一員の自覚と抱負を感じる1日となりました。




















松方別邸

牧場開設者:松方正義公(第4・6代内閣総理大臣)別邸。(未公開)


千松神社

日本三大稲荷の笠間神社より、蓬莱殖産(株)の開運招福火防の守護神としてご分霊



昭和天皇のお手植松



千本松牧場