おてんきぷらぷら

ホームタウンは三鷹。気ままな旅・街散策にFC東京。

マイケル・ジャクソン公式展 ネバーランドコレクション

2010年07月04日 | Museum
『MICHAEL JACKSON NEVERLAND COLLECTION in TOKYO TOWER』
東京タワーで開催されているマイケルジャクソン公式展覧会『MICHAEL JACKSON - The Official LIFETIME Collection』へ。
久しぶりの東京タワーでしたが、いつ行ってもにぎやかな観光地。マイケルジャクソン展は長蛇の列。さすが人気者マイケルです。30分ほど並んで無事入場。入場制限もあってか展示室内はわりとゆったりと見学できました。
同展はジャクソン遺産管理団体所有のアイテムを披露する世界唯一の公式イベントとのこと。
印象的な展示物、カリフォルニア州サンタ・バーバラの「ネバーランド」のゲートサイン、1967年製ロールスロイスファントム、ムーンウォーカーSFX頭部ロボットやスワロフスキーなどクリスタルで装飾された手袋、ステージやビデオ用コスチューム、舞台道具、数々の受賞アワードなど秀逸の遺品たちでいっぱいでした。会場内で放映されている「スリラー」「バッド」などの映像もしばし眺めていました。
さすが、キング・オブ・ャbプのカリスマ(おばけ)ぶり満載です。
アーティストとしてのマイケルジャクソンは永遠でしょう。







モーリス・ユトリロ展

2010年07月04日 | Museum
『モーリス・ユトリロ展 パリを愛した孤独な画家』損保ジャパン東郷青児美術館
モーリス・ユトリロ(1883~1955)といえばパリ・モンマルトルのイメージが強く、お気に入りの画家ロートレック(1864~1901)のモンマルトル作品との対比がしたく触発されて行ってきました。同じモンマルトルを題材としながら、ロートレックはモンマルトルの酒場やキャバレー・ダンスホールに集う人物に焦点を当てているのに対し、モーリス・ユトリロはモンマルトルの教会や街並みや風景を描いています。ロートレックが、夜の世界ながら陽気さや狂気を描き、ユトリロは、日中の風景ながら静寂や信仰心を描いています。一方、ロートレックは身体的障害者であったのに対し、ユトリロはアルコール依存症でした。
画家の境遇や生き様と、作品との対比に大変興味深く感じ入りました。
さて、モーリス・ユトリロは10代前半?からお酒におぼれ治療の一環で独学で絵を描き始め、モチーフはモンマルトルの街並みや教会。「白の時代」には絵の具に砂や漆喰を混ぜて使い独特な味わいをだし、その後「色彩の時代」といわれる明るい色調で定規でひかれたような直線で奥行きを強調し、30代後半から人気画家となりました。モンマルトルを詩情豊かに描ききった画家でした。
全作品が日本初公開だそうで時間をかけて楽しむことができ満足です。

   

 モーリス・ユトリロ展 
  パリを愛した孤独な画家
 Maurice Utrillo,
Un peintre solitaire qui aimait Paris
 2010年4月17日~7月4日
 損保ジャパン東郷青児美術館

このビルは28年ぶり。就職活動以来。
なかなかライバル社本社ビルには足が向きませんでしたが、「ひまわり」も鑑賞してきました。