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暑すぎてつらい。

箱根駅伝2021 最終10区で大逆転!駒澤大学が13年ぶりの総合優勝!

2021年01月03日 | Sports

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、後半の復路が行われました。2日の往路では、出場4回目の創価大学が強豪校を抑えて往路初優勝。2位に2分14秒差をつけて後半の復路に挑みます。前回王者・青山学院大学は2区と5区がブレーキを起こし、シード圏外の12位。迎えた運命の復路、終盤に信じられないドラマが待っていた!




山下り区間の6区、往路トップの創価・濱野将基が午前8時に箱根・芦ノ湖を出発。それから2分14秒後に東洋・九嶋恵舜、さらに7秒後に駒澤・花崎悠紀が出発。
先頭の濱野が安定した走りを続ける中、駒澤・花崎が猛追。3キロ前で東洋を抜いて2位に上がると、小涌園前(9キロ地点)で1分58秒差、17キロの函嶺洞門前で1分29秒差まで詰める。それでも濱野がトップの座を守り、小田原中継所をトップでタスキリレー。花崎は創価から1分09秒差の2番手。スタートから1分以上も差を詰めてみせた。
一方、シード権争いでは、往路4位の帝京大が9位に下がると、青学大がシード圏内の10位に浮上。早稲田は11位、往路10位の拓殖大は14位転落。6位・神奈川大から11位の早稲田まで1分1秒差。

7区、青山学院・近藤幸太郎が力走を見せます。2.5キロで9位に上がると、11キロ過ぎには7位まで浮上。上位争いでは、創価と駒澤の差が1分を切ったが、創価・原富慶季が後半に調子を上げ、差を徐々に広げ、小田原中継所通過時点で1分51秒差。シード争いでは、6区7位の東京国際大が5位に上がると、青学も3つ順位を上げて7位で通過し、シード争いから抜け出した。早稲田が10位に入ったのに対し、神奈川大が6位から圏外の11位に転落。

8区、ここでも創価・永井大育が独走。駒澤・佃康平も懸命に追いかけ、1分19秒差まで詰めるも、なかなか創価においつけない。戸塚中継所で創価と駒澤の差は1分28秒差。後続では、前の区間で7位だった青山学院・岩見秀哉が5位まで押し上げる。シード争いも約2分の間に6位・順天堂から12位の明治大までの7チームがひしめく混戦ムード。

復路のエースが集う9区、創価・石津佳晃が区間記録を上回るペースの走りを続け、2位・駒澤に権太坂(7.7キロ)で2分5秒、14.5キロ地点で2分6秒とリードを拡げる。
シード権争いでは国学院が早稲田・帝京との8位争いから脱落すると、18.2キロ過ぎに明大が国学院を抜いて一旦は10位に浮上するが、20キロ過ぎに国学院が盛り返し、再びシード圏内に入った。
迎えた鶴見中継所、先頭の創価・石津は最後にペースが落ちて区間新となならなかったが、アンカー・小野寺勇樹にタスキをつなぐ。2位の駒澤・山野力は、トップから3分19秒差でタスキリレー。後続では東洋大3位、青学が4位まで浮上し、東海大5位。その後に帝京、順天堂、早稲田と続き、国学院9位、8区7位の東国大が10位。11位・明大は東国大との差は37秒。そして、首位・創価が通過してから20分後に、山梨学院と専修大学の2校が繰り上げスタートとなりました。

いよいよ最終10区、先頭の創価・小野寺は前半から安定したペースで走り続ける。追いかける駒澤・石川拓慎は序盤からハイペースでひた走り、5.9キロで2分45秒差と36秒も詰める。このまま創価が逃げ切るかと思われたが、後半に入って小野寺の走りに異変。創価と駒澤との差が、新八ツ山橋(13.3キロ)で1分57秒、田町(16.5キロ)で1分17秒差に縮まり、18キロ過ぎで47秒差、20キロ過ぎで15秒差まで迫る。
そして20.8キロ手前で駒澤・石川が創価・小野寺に追いつき、一旦時間かけてから抜き去る。ゴールまで残り2キロ
のところで、駒澤大学が首位に躍り出た。石川は創価との差を大きく拡げ、最後は両手でガッツポーズしながらFINISH。駒澤大学が大逆転で総合優勝を果たしました。




箱根駅伝 総合成績
1位  駒澤大学   10時間56分04秒
2位  創価大学   10時間56分56秒
3位  東洋大学   11時間00分56秒
4位  青山学院大学 11時間01分16秒
5位  東海大学   11時間02分44秒
6位  早稲田大学  11時間03分59秒
7位  順天堂大学  11時間04分03秒
8位  帝京大学   11時間04分08秒
9位  国学院大学  11時間04分22秒
10位 東京国際大学 11時間05分49秒
===来年シード権獲得====
11位 明治大学   11時間06分15秒
12位 中央大学   11時間07分56秒
13位 神奈川大学  11時間08分55秒
14位 日本体育大学 11時間10分24秒
15位 拓殖大学   11時間10分47秒
16位 城西大学   11時間11分20秒
17位 法政大学   11時間13分30秒
18位 国士舘大学  11時間14分07秒
19位 山梨学院大学 11時間17分36秒
20位 専修大学   11時間28分26秒
    関東学生連合 11時間18分10秒 ※オープン参加


■各区区間賞
1区 鎌田航生(法政)    1時間03分00秒
2区 ヴィンセント(東京国際)1時間05分49秒※区間新
3区 石原翔太郎(東海)   1時間02分05秒
4区 オニエゴ(山梨学院)  1時間02分15秒
5区 細谷翔馬(帝京)    1時間11分52秒
6区 花崎悠紀(駒澤)       57分36秒
7区 佐伯涼(東京国際)   1時間03分10秒
8区 大保海士(明治)    1時間03分59秒
9区 石津佳晃(創価)    1時間08分14秒
10区 石川拓慎(駒澤)    1時間09分12秒



第97回箱根駅伝は、往路王者・創価大学が復路でも首位の座を守り続けていましたが、駒澤大学が10区で逆転し、13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました。鶴見中継所で3分19秒差がついた時点で創価大の優勝は決定的だと思ったけど、創価のアンカー・小野寺選手の大ブレーキ、駒澤の逆転劇という結末を誰が予想したでしょうか。
創価大学は9区の石津選手が区間賞を獲得したけど、小野寺選手が10区区間最下位・・・。見た目の走りで脱水症状か痙攣(けいれん)してただろうし、優勝のプレッシャーで足が思うように動けなかったのかなって思います。本当にかわいそうでした。チームは2年連続のシード権獲得で、過去最高成績をマーク。総合優勝こそ逃したものの、今大会を大いに盛り上げてくれました。来年こそは悲願の総合優勝、小野寺選手のリベンジに期待したいです。

往路で出遅れた青山学院大学は、復路で8つ順位を上げて総合4位フィニッシュ。復路5区間のタイム「5時間25分33秒」で、見事に復路優勝を果たし、王者の意地は見せました。今季は全日本で4位、箱根でも4位で終え、久しぶりの無冠となりましたが、来季は強い青学が戻ってくることでしょう。
シード権争いでは、東京国際大学が10位で辛くも2年連続シード権を確保。11位の明治大学は26秒差でシード権を逃しました。明治は前半の出遅れが大きく響きました。

駒澤大学は1区で15位でしたが、2区で8位に浮上し、往路終えた時点で3位。この日の復路では6区の花崎選手が区間賞を獲得し、7区以降も2位が続きましたが、アンカーの石川選手が終始快走を続けて区間賞を手にしました。かつては4連覇を果たしたこともあったけど、近年は総合3位にも入れず、前回は総合8位でした。今大会の優勝は「史上最大の大逆転劇」として伝説に刻まれると思います。



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