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J1レギュラーシーズン最終戦 サンフレッチェ広島が第2ステージ優勝&年間勝ち点1位!

2015年11月23日 | soccer

サッカーの「2015 明治安田生命J1リーグ」は、22日に第2ステージの最終節が行われました。第2ステージの優勝争い、サンフレッチェ広島と浦和レッズの年間1位争い、FC東京とガンバ大阪の「チャンピオンシップ進出争い」の行方はどうなった?



鹿島アントラーズ1-0名古屋グランパス@カシマサッカースタジアム
第2ステージで2位につけている鹿島アントラーズ、逆転優勝はやや厳しくなったか、ホームでの最終節で白星を手にしたいところ。一方の名古屋は、今季限りで退任する西野朗監督にとってこれが最後の試合。
鹿島は前半6分にカイオがミドルシュートを放つもクロスバーの上、19分にもカイオが狙うも枠を捉えられず。前半44分には遠藤康が左足を振り抜いたが、ミドルシュートはクロスバー直撃。なかなか名古屋のゴールネットを揺らすことができずにいましたが、後半9分に中村充孝がドリブルで仕掛けてから左足シュートをゴールに突き刺し、待望の先取点をゲット。
さらにその1分後、左サイドの小笠原満男のクロスから、赤崎秀平→山本脩斗と繋ぎ、最後は遠藤康が左足でボレーシュート。しかし、名古屋GK・楢崎正剛の好セーブに阻まれた。その後は名古屋の反撃が続き、後半アディショナルタイムに途中出場・ノヴァコヴィッチがPA右からシュートを放ったが、鹿島DF昌子源が魂の顔面セーブで同点を阻止。鹿島が1点のリードを守り切りました。


浦和レッズ5-2ヴィッセル神戸@埼玉スタジアム2002
第1ステージ覇者・浦和レッズは、年間1位になるためにも神戸戦で大勝するしかありません。
試合は立ち上がりから動きました。前半2分、浦和は中盤で阿部勇樹が浮き球のパスを入れると、右サイドを抜け出した関根貴大がグラウンダークロス→ゴール前で武藤雄樹がヒールで押し込み、早々と先制点を奪う。前半9分、高木俊幸の縦パスから李忠成が左足で流し込んで2点目を奪うと、13分には左サイドからチャンスを作り、李のパスを受けた槙野智章がペナルティエリア内でクロスを入れ、最後は柏木陽介がゴールを決める。浦和が前半13分までに3点を奪う。
神戸は前半26分に石津大介がワンツーから右足ミドルで1点を返すと、後半20分に森岡亮太が敵陣で相手ボールを奪い、そのままシュートを決めた。3-2と1点差に詰め寄ります。
それでも浦和は途中出場組が流れを引き戻します。後半32分に青木拓矢が4点目を挙げると、後半39分にはズラタンがチャンスを演出すると、右サイド・柏木のクロス→梅崎司がダメ押しの5点目を奪う。後半も2点を追加した浦和、5-2で神戸に快勝です。


サンフレッチェ広島5-0勝南ベルマーレ@エディオンスタジアム広島
第2ステージ首位・サンフレッチェ広島は、ホームで湘南と対戦。引き分け以上なら第2ステージ優勝、勝てば年間1位が決まります。
膠着状態が続いた中で迎えた前半23分、広島はDF塩谷悠が前線へロングパスを出し、右サイドを駆け上がったミキッチがペナルティエリア内でボールを拾い、グラウンダーのラストパスを受けたドウグラスのシュートは、相手DFの足に当たっったが、コースが変わりゴールへと吸い込まれた。幸先良く1点を先取した広島は、その2分後にカウンターから青山敏弘が右足一閃!ミドルシュートをゴール左隅に突き刺して2点目。さらに前半42分、左サイド・清水航平のクロス→ファーサイドの佐藤寿人が頭で合わせて3点目!
前半のうちに3点を挙げた広島は、後半も立て続けに決定機を作り、後半27分に清水の左足クロス→ドウグラスのダイビングヘッドで4点目。後半アディショナルタイム、浅野拓魔が右サイドを攻め、最後はドウグラスが左足でゴールを叩き込む。ドウグラスのハットトリックの活躍で、湘南に5-0と大勝したサンフレッチェ広島。第2ステージ優勝&レギュラーシーズン1位を決めました。


ガンバ大阪4-0モンテディオ山形@万博記念競技場
年間総合4位とチャンピオンシップ進出の可能性が残っているガンバ大阪。この試合で勝利し、総合3位・FC東京が引き分け以下なら逆転で3位浮上となります。最終節の山形戦は、本拠地・万博記念競技場での最後の試合です。
ガンバは前半33分、左サイドを張る宇佐美貴史のパス→倉田秋の左足シュートはわずかにゴール左に外れる。後半3分には遠藤保仁の右CKから宇佐美がシュートを狙うが、相手DFに当たりゴールならず。
後半10分、一気に2人を入れ替え、倉田秋とオジェソクを下げ、米倉恒貴と長沢駿を投入。すると後半16分、長沢のパスを受けた宇佐美がクロスを上げ、こぼれ球を拾った大森晃太郎が右足でゴールに流し込み、試合の均衡を破る。これで勢いづいたガンバは、18分に長沢→宇佐美と繋ぎ、大森が左足を合わせて2点目。後半19分には宇佐美が左サイドからクロス→長澤のヘディングで3点目。そして後半21分、右CKから米倉が頭で合わせて4点目。5分間で4得点の猛攻を見せたガンバ大阪、万博最終戦で勝ち点3を獲得しました。


FC東京0-0サガン鳥栖@味の素スタジアム
CS進出に王手をかけている総合3位のFC東京は、鳥栖を迎えての一戦。勝てば3位確定でしたが、FC東京にプレッシャーが襲い掛かりました。
前半9分、左サイドで東慶悟が仕掛けると、折り返しを前田遼一がシュートを放つが、枠を捉えられず。前半23分には河野広貴がシュートするもダメ。逆に前半29分に鳥栖のカウンターからピンチを迎えたが、鳥栖FW・早坂良太のシュートが大きく外れて事なきを得た。
先制点が欲しいFC東京は、後半16分に左サイドでFKを獲得し、太田宏介のセンタリング→DF丸山祐市が合わせるもポストの右。後半27分には右サイドのクロス→林容平が飛び込むも不発、ファーサイドで前田がボールを拾うもシュート打ち切れず。
後半39分、サガン鳥栖にチャンス到来。中盤で水沼宏太が前線へパスを出し、反応したMF鎌田大地がDFラインの裏へ抜け出してシュート。しかし、ボールはポスト左に当たりノーゴール。ピンチを凌いだFC東京は後半40分にセットプレーのチャンス到来、右CKから森重真人がシュートを放つが、GKにキャッチされる。最後まで攻め続けたFC東京だったが、鳥栖の堅守を破れず無情のタイムアップ。0-0のスコアレスドローに終わりました…。


この結果、第2ステージ覇者・サンフレッチェ広島が勝ち点74で年間総合1位になり、第1ステージ覇者・浦和レッズが勝ち点72で2位。勝ち点63でガンバ大阪とFC東京が並びましたが、得失点差で上回ったガンバが逆転で総合3位に浮上し、チャンピオンシップ進出が決まりました。(ガンバ+17、東京+12)ガンバにとっては奇跡、FC東京にとっては悲劇の結末といえるでしょう。第2ステージで2位だった鹿島アントラーズは、総合5位でシーズン終了でございます。
13勝3敗1分け・勝ち点40で第2ステージ優勝を果たした広島は、得点数で18チーム最多の40得点、14失点も18球団最少。ステージ優勝に大きく貢献したドウグラス選手は、第2ステージだけで15得点を挙げました。第9節の名古屋戦で今季初のハットトリックを達成すると、この日の湘南戦でも3得点。シーズン通算でもリーグ2位の21得点をマーク。一度活躍し出すと手がつけられないですね。前半42分に3点目のゴールを奪った佐藤寿人選手は、中山雅史さんが持つ「J1通算157得点」に並びました。ゴールを決めた直後、チームメイトから祝福の胴上げを受けておりました。


その他の試合の結果はご覧の通り
川崎フロンターレ1-0ベガルタ仙台@等々力陸上競技場
柏レイソル1-1アルビレックス新潟@日立柏サッカー場
ヴァンフォーレ甲府2-2清水エスパルス@山梨中銀スタジアム
横浜Fマリノス0-0松本山雅FC@日産スタジアム

J1レギュラーシーズンは全日程が終了し、川崎フロンターレの大久保嘉人選手が3年連続で得点王に輝きました。仙台戦の後半35分に今季23得点目のゴールを叩き出しました。前期で11得点、後期も12得点でした。大久保選手は今年10月に妻・莉瑛さんが胞状奇胎で抗がん剤治療を受けていることを公表し、病気と闘っている奥さんのために丸刈りにしました。3年連続得点王は前人未到の偉業。奥さんもきっと喜んでいるはずです。

11月28日からは年間王者を決める戦い「明治安田生命 2015 Jリーグチャンピオンシップ」が始まります。28日に行われる準決勝は、浦和レッズとガンバ大阪が激突。両者は今季2度対戦して1勝1敗の五分です。一発勝負の準決勝を制し、年間1位・サンフレッチェ広島が待ち構える決勝に駒を進めるのは一体どちらか?
昨年までの1ステージ制なら広島の優勝なんですが、今年から始まる「ポストシーズン」だと2位のレッズと、3位・ガンバにも年間優勝のチャンスがあるから、下克上が起きることもあり得るでしょう。「チャンピオンシップ」ではどんなドラマが起きるのか。1試合も見逃せません。




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