日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2016年のクラシックに向けて。東京スポーツ杯2歳ステークス

2015年11月24日 | 競馬

11月の3連休の最終日・23日(勤労感謝の日)も競馬が開催されました。この日は東京競馬場で2歳馬による重賞レース・第20回東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ・芝1800m 11頭立て)が行われました。イスラボニータ、ディープブリランテ、ローズキングダムなど多くのGⅠ馬を輩出してきたこのレース、今年は⑨プロディガルサン、④ロスカボス、①マイネルラフレシアのデビュー2戦2勝の3頭に加え、府中1800mのデビュー戦を勝った⑥キラージョーと②アグレアーブル、⑩スマートオーディン、⑪タイセイサミットなどが参戦しました。




スタートで⑦カミノライデンとタイセイサミットが後手を踏んでしまう。スタートで出遅れる馬がいるのは、2歳戦のよくある光景だ。先行争いでマイネルラフレシア・アグレアーブル・キラージョーの3頭が前に出て、最終的にラフレシアが先手を取った。キラージョーが2番手追走、ロスカボスがアグレアーブルと⑤ダイワリアクションをかわして3番手に浮上。4,5番手にアグレアとリアクションが並び、その後ろの6番手にプロディガルサンが控えている。7番手に⑧レインボーライン、8番手にタイセイサミット。後方9番手に③ハレルヤボーイ、10番手スマートオーディン、カミノライデンが最後方。
3コーナーを回り、今度はキラージョーが先頭に躍り出て、ラフレシアが2番手に下がる。ロスカボス単独3番手、アグレア4番手、プロガルはまだ中団の6番手。外からリアクションが先頭集団に接近し、オーディンは後方待機。
11頭がひと塊の状態で直線コースに入り、先頭争いはキラージョーとマイネルラフレシアの2頭が競り合い、馬場の真ん中からプロディガルサンが追い上げるが、大外からスマートオーディンが伸ばしてきた。ゴール残り200mを切り、オーディンがキラージョーを捕らえて先頭に立つ。プロガルが2番手に上がるも、スマートオーディンが先頭でゴールイン!大外強襲で差し切ったスマートオーディン、見事重賞初制覇です!



東スポ杯2歳ステークス全着順&払戻金
1着⑩スマートオーディン  1分49秒5
2着⑨プロディガルサン    1馬身
3着①マイネルラフレシア    クビ
4着⑥キラージョー       クビ
5着③ハレルヤボーイ     1/2馬身
6着⑪タイセイサミット     ハナ
7着②アグレアーブル     1馬身1/4
8着④ロスカボス        クビ
9着⑧レインボーライン    アタマ
10着⑤ダイワリアクション   7馬身
11着⑦カミノライデン     1馬身1/4

単勝 ⑩ 700円
複勝 ⑩ 190円 ⑨ 150円 ① 240円
枠連 [7]-[8] 700円
馬連 ⑨-⑩ 1,370円
馬単 ⑩-⑨ 3,220円
ワイド ①-⑨ 630円 ①-⑩ 1,030円 ⑨-⑩ 500円
3連複 ①-⑨-⑩ 3,590円
3連単 ⑩-⑨-① 20,880円


GⅠホースへの登竜門・東スポ杯2歳ステークスは、単勝4番人気のスマートオーディンが優勝。向正面では後方に控え、最後の直線で大外から鋭い脚を見せ、プロディガルサンや逃げるキラージョーらをあっさりとかわし、最後は手綱を抑えてのフィニッシュでした。2着に入った2番人気・プロディガルサンは、直線でヨレるシーンがあったような。脚を伸ばして2着まで食い込んだけど、オーディンが強かった。3着にはマイネルラフレシアが入りました。3番人気のアグレアーブルは7着、1番人気のロスカボスは8着に沈みました。
重賞初勝利のスマートオーディンは、父・ダノンシャンティ、母・レディアップステージという血統。新馬戦(9月20日@阪神5R)では2着に2馬身半差の圧勝、2走目の萩ステークスではブラックスピネルの2着。3走目の今回は、武豊騎手と初めてコンビを組み、プロディガルサンら無敗馬を一蹴し、通算2勝目を挙げました。また、ダノンシャンティ産駒はこれが重賞初制覇です。
いやぁ~、オーディンの直線での突き抜けるような走りは、父・シャンティにそっくりでしたね。2010年のNHKマイルカップでの豪脚は、今でも脳裏に焼きついています。もし来年のマイルカップに出るとなれば、親子制覇も夢じゃないかも。今後については年内休養だと思います。朝日杯FSは間隔が短いのもあるけど、9月にデビューしてから2ヶ月で3回も使っていますからねえ。どうかケガだけはしないでいただきたい。


来週・11月29日は、日本のトップホースと海外の強豪が集結する国際GⅠ競走「第35回ジャパンカップ」が行われます。秋の天皇賞馬・ラブリーデイ、牝馬2冠・ミッキークイーン、年内引退を表明しているゴールドシップ、ショウナンパンドラ、サウンズオブアース、ワンアンドオンリーらが参戦。海外勢からは、ドイツGⅠ・バイエルン大賞を勝ったイトウ(ドイツ)、パリ大賞典を制したイラプト(フランス)、ドイツの3歳牝馬・ナイトフラワー、英国ゴールドカップ覇者・トリップトゥパリス(イギリス)の4頭が出走。
昨年のJCを比べるとメンバーの手薄感は否めない気がします。だって昨年はエピファネイアにジャスタウェイ、ジェンティルドンナなど豪華な顔ぶれだったもん…。最大の見所を強いて言うなら、ラグビーワールドカップ」で大活躍した五郎丸歩選手が表彰式プレゼンター役として登場するという事くらいかな?当日はJCより五郎丸目当てで来る人も少なくないと思う。







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