押尾学が薬物使用の疑いで逮捕

裁判員裁判がスタートした３日夜、芸能界にショッキングなニュースが入ってきました。俳優で歌手の押尾学さんが合成麻薬のMDMAを使用したとして、麻薬取締法違反（使用）容疑で警視庁麻布警察署に逮捕されました。


押尾容疑者は今月２日、港区・六本木ヒルズのマンションで女性が死亡しているのが見つかり、押尾容疑者が関係者として事情聴取され、警察署内で尿検査を受けたところMDMAの反応が出たとして逮捕状を請求。その後容疑が固まって逮捕となりました。取り調べに対して「知人からもらった固形物を飲んだのは間違いないが、違法なものだとは思わなかった」と容疑を否認しております。
押尾学容疑者は、東京都出身で1998年に芸能界デビュー。「やまとなでしこ」や「ラブ・レボリューション」、「救命病棟24時」などの人気ドラマに出演し、2002年に「春ランマン」、2003年の「クニミツの政」で主演を果たしました。俳優業の傍らに音楽活動も行い、ロックバンド「LIV」でヴォーカルを務めていました。2006年に「夢で逢いましょう」で共演した矢田亜希子さんと結婚、翌年には長男が誕生。
昨年５月に海外進出を視野に入れるためにエイベックス・マネジメントに移籍。海外映画に出演したり、「LIV」の活動も再開し、年内には新曲をリリースする予定でしたが、２日付でエイベックスを契約解除（解雇）されました。

容疑者が使用していたMDMAとは、「メチレンジオキシメタンフェタミン」の略語で、エクスタシーとも呼ばれている錠剤型の麻薬です。かつてアメリカではPTSDの治療に使われていましたが、1985年に司法省麻薬取締局が非合法と認定。日本でも89年に麻薬取締法の対象となりました。服用すると気分が「ハイ」になり、乱用した場合は精神が錯乱したり、記憶障害に陥り、最悪の場合は心臓発作や脳卒中で死に至ります。
MDMAはクラブ（昔でいうならディスコ）やテクノ系のイベント（レイブ）で使用し、逮捕されるが殆ど。昨年夏には群馬県嬬恋村で13人が逮捕された事がありました。


押尾容疑者が「契約に違反する行為」でエイベックスを解雇されたニュースを知った時、なんか素行不良みたいな事をしたんじゃないのかと疑っていました。夜９時過ぎにヤフーを見ていたら、「MDMA使用で逮捕へ」と書かれていたので、「契約違反」＝薬物使用だったことがわかりました。「誘拐ラプソディー」や「だから俺達は、朝を待っていた」という公開予定の映画にも出演する予定ですが、逮捕でお蔵入りもあり得るでしょう。それに矢田さんや子供がかわいそう、離婚はほぼ確実…。当面の間は芸能界から消えるけど、過去に薬物所持で逮捕された芸能人のように、しばらく経って復帰するんじゃないの？ひっそりと引退したほうがまだいいよ。
押尾が逮捕されてから数時間後、酒井法子さんの旦那さん（高相祐一容疑者）が覚せい剤で逮捕されたそうです。なんで奥さんと子供を裏切るような事をしてるんだ…。どっちも父親として、一家の大黒柱としての責任感がない！この世界にはバカ親と麻薬は無くならないのでしょうか…。

追記：押尾事件についてですが、奥さんの矢田亜希子さんも参考人として事情聴取されることも検討しているそうです。矢田さんの所属事務所によると、半年前から別居状態であり、今回の件で離婚は避けられない状況。押尾容疑者の自宅やマンションを家宅捜索しましたが、押収物は見つかりませんでした。
夕方には、高相容疑者の妻・酒井法子さんが長男とともに行方不明、携帯電話も不通になっているので、酒井さんの親族が赤坂警察署に捜索願を提出していた事が所属事務所（サンミュージック）の社長の記者会見でわかりました。警察の事情聴取とマスコミが嫌だから逃げてるんじゃないのか。とにかく無事を祈るだけです。まさか酒井さんも覚せい剤とかはやってないよな？酒井・高相夫妻も離婚危機の噂が絶えなかったそうで…。薬物は家族崩壊に繋がるものですね。