日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マツリダゴッホオールカマー3連覇達成!神戸新聞杯はまさかの番狂わせ!

2009年09月27日 | 競馬

ここ最近の競馬界ですが、横山典弘騎手のお父さんである富雄氏がお亡くなりになられたり、有馬記念馬のリードホーユーが死去、そして昨日はスリープレスナイトが屈腱炎で現役引退と悲しいニュースが続いています。今週は中山で古馬のGⅡ・オールカマー、阪神では菊花賞トライアル・神戸新聞杯が行われました。もうすぐGIの季節がやってくるぞ!


中山競馬場の今日のメイン・第55回産経賞オールカマー(GⅡ)は、GI馬3頭が参戦。今年の宝塚記念で悲願のGI制覇を果たした⑨ドリームジャーニーが、古馬制圧を目指して始動。中山コースが大好きで、2年前の有馬記念優勝馬の⑮マツリダゴッホがオールカマー3連覇に挑戦。そして昨年の宝塚記念を制した後、度重なるケガで長期休養していた⑦エイシンデピュティが1年3か月ぶりに復帰してきました。他にも重賞2連勝中の上がり馬で更なる活躍が期待される②シンゲン、①マイネルチャールズ、③ダイワワイルドボアといった有力馬も出走し、14頭で争われました。
スタート後、⑥マンハッタンスカイとエイシンデピュティの4枠2頭、⑭トーセンキャプテンとマツリダゴッホの8枠2頭が先行争いから、マツリダが一気に鼻を奪って先頭に躍り出ます。これには場内どよめいた。シンゲン7番手、ドリームジャーニー8番手と並ぶような態勢でゴール板を通過。1,2コーナーから外回り向正面のところで、マツリダが2番手に2馬身以上離してリード、2番手にエイシンデピュティがつける。4番手に⑥マンハッタンスカイ、シンゲンが8番手でその隣にドリームジャーニーがいる。2頭の後ろには、チャールズ10番手、11番手⑬トウショウシロッコ、ダイワワイルドボアが12番手という展開。
縦長の状態で3コーナーに入り、依然としてマツリダゴッホが先頭。デピュティはまだ2番手だが脚色が鈍ってきた。シンゲンとジャーニーは中段から上昇して4コーナーから最後の直線へ。マツリダのスピードは止まらず、2番手以降をじょじょに引き離す。そしてドリームジャーニーとシンゲンが上昇するが、マツリダには届きそうにない!大外からトウショウシロッコが猛追するも4番手まで。マツリダゴッホがこのまま逃げ切って1着ゴール!2着争いはジャーニーとシンゲンが並ぶような態勢で入ったが、僅かにジャーニーが2着入線。マツリダゴッホが中山で復活V、オールカマー3連覇達成です!


阪神競馬場では第57回神戸新聞杯が行われました。3着以内に入れば菊花賞の優先出走権が与えられるこのレースは、皐月賞馬の⑤アンライバルドとダービー2着の⑬リーチザクラウンの「2強」の他にも、2歳王者⑪セイウンワンダー、皐月2着の⑦トライアンフマーチ、②アプレザンレーヴ、⑭シェーンヴァルトなどが参戦。菊花賞を占う重要な一戦は、最後の直線で意外な結末を迎えました。
ばらついたスタートで始まった神戸新聞杯、まずは①トモロポケットが先手を取るが、リーチザクラウンが1コーナーを回るところで先頭を奪います。アンライバルドは6番手でゴール板通過。逃げるリーチは向正面で大逃げせず。セイウンワンダーとアプレザンレーヴが5番手争い、アンライバルドは⑥アントニオバローズと並走の7,8番手のところにいるが、折り合いを欠いている状態だ。後方集団では、11番手にトライアンフマーチ、シェーンヴァルトが後方3番手、⑨ワシャモノタリンは最後方で外回り3コーナーへ。
縦一列の形で残り800mを切り、先頭のリーチはまだ余力あり、アントニオバローズが外から追撃開始、アンライバルドはまだ仕掛けない。残り600から直線に入り、先頭争いはリーチと⑫レッドシャガーラ、セイウンワンダーとアントニオ4頭がほぼ並ぶような形だが、リーチザクラウンがまだ粘っている!大外からアンライバルドが襲いかかってくるところで、更に大外に④イコピコが突っ込んで来て、リーチザクラウンを抜き去って1着フィニッシュ!鮮やかな差し切り勝ちを見せたイコピコが実力馬を撃破して大金星!リーチザクラウンは2着、3着にセイウンワンダーが入り、この上位3頭が菊花賞優先出走権獲得。アンライバルドは4着に終わりました。


神戸新聞杯はリーチザクラウンとアンライバルドの2強決着かと思ったら、イコピコが番狂わせを起こしてしまいました。勝ったイコピコは春は「裏路線」で活躍し、福島のラジオNIKKEI賞では4着でした。道中は後方集団の前の方にいて、直線では末脚が炸裂。この爆発力で2分24秒2のレコードタイムを叩き出しました。父が2001年菊花賞馬のマンハッタンカフェというイコピコ、本番では親子制覇を目指します。イコピコに騎乗した四位洋文騎手は、昨年のディープスカイに続いて神戸新聞杯2連覇を達成しています。
オールカマーで逃げ切り勝ちを果たしたマツリダゴッホは、2着のドリームジャーニーに2馬身差をつけての快勝劇で同一重賞3連覇の偉業を達成。これで中山コースでは8勝目と相性の良さを改めて証明しました。ここ最近は勝ちに恵まれないレースが続いていたんですが、得意の中山で復活勝利。もしかしたら12月の有馬記念でも1着を取って有終の美を飾ったりして…。宝塚で勝った2頭ですが、ドリームジャーニーは2着、エイシンデピュティは1年以上の休み明けが影響してブービーの14着でした。

さて来週は秋のGI第1弾スプリンターズステークス!夏の短距離女王・カノヤザクラ、セントウルステークスを制したアルティマトゥーレ、高松宮記念優勝馬・ローレルゲレイロ、ソルジャーズソング 、キンシャサノキセキ、ビービーガルダンなどが登録しております。短距離女王・スリープレスナイトの電撃引退で「秋の短距離王」は混戦の予感。新たなる「短距離王」は10月4日に決まります。



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