日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

バドミントンでも違法賭博問題が浮上!リオ五輪のメダル候補選手が闇カジノに通っていた。

2016年04月07日 | Sports

リオデジャネイロ五輪開幕まで残り3ヶ月を切り、日本スポーツ界にまたもや賭博のニュースが飛び込んできました。リオ五輪出場が有力視されていたバドミントンの桃田賢斗選手と田児賢一選手が、国内では違法である「闇カジノ」に出入りしていたことがわかりました。



報道などによると、桃田選手と田児選手は共に東京・錦糸町のカジノ店で頻繁に通い、大金で賭博をしていたとのこと。経営幹部の話では、「2人で約1000万円以上を負けていた」と話していました。2人は7日早朝にマレーシアから急遽帰国し、所属するNTT東日本の本社で聞き取り調査を行い、裏カジノ店に行ったことを認めました。
これを受けて日本バドミントン協会は会見を開き、銭谷欽治専務理事が「認めている以上、リオ五輪代表として推薦はできない」と否定的な見解を示しました。桃田選手は最新の世界ランキングで2位につけていていましたが、リオ五輪出場は絶望的となりました。
馳浩文部科学大臣(元プロレスラー)も「何のためにスポーツをしているのか、自分自身に問い直して欲しい。スポーツにはメダルより大切なものがあることを勘違いしないで頂きたい」と述べました。

桃田選手は2012年の世界ジュニア選手権で優勝すると、2014年のトマス杯(男子の世界国別団体戦)で日本の初優勝に貢献。2015年には世界選手権の男子シングルスで銅メダルを獲得、全日本総合選手権初優勝、さらにはインドオープン、インドネシアオープン、「BWFスーパーシリーズファイナルズ」も制しました。今年も全英オープンでベスト4、今月3日のインドオープンで優勝したばかりでした。
田児選手は、ジュニア時代から活躍し、2008年から2013年まで全日本総合選手権6連覇を達成。2012年にはロンドン五輪代表にも出場。一時は世界ランキング3位まで登りつめましたが、現在はケガと不振もあり日本代表からも遠ざかっています。



昨年秋に元巨人軍の笠原将生投手らがが野球賭博に関与し、今年3月には高木京介投手も賭博に関与。今度はバドミントン界で違法賭博問題が発覚してしまいました。日本の「新旧エース」とも言われており、桃田選手に至ってはメダル獲得の可能性も十分ありました。そういえば、桃田選手は巨人の開幕戦で始球式をやっていたような…。偶然とはいえ恐ろしいな。薬物問題といい、闇ギャンブルといい、スポーツ選手と暴力団の関係はズブズブな感じがする…。
ここ最近の日本のバドミントン界は、全英オープンで奥原希望選手が女子シングルスで優勝すれば、女子ダブルスの高橋礼華&松友美佐紀ペアも優勝。男子ダブルスでも日本のペアが準優勝。男女通じて国際大会で日本人選手が活躍し、五輪でもメダル獲得の期待が高いほどです。今回の桃田選手らの闇カジノ騒動は、日本の快進撃に水を差しかねない出来事だと思います。桃田選手と田児選手は8日に記者会見を開く予定。所属先の懲戒解雇、長期間の出場停止といった厳しい処分が下される可能性もあるでしょう。2人には深く猛省を促したい。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アンビシャスが先行策でGⅠ馬... | トップ | 前田健太が衝撃メジャーデビ... »
最新の画像もっと見る

Sports」カテゴリの最新記事